●た〜ぼの日記


日記は苦手なので、どうなるやら...
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2008.07.30(水)  晴れ ラビットアイ・ブルーベリー

 ハイブッシュ・ブルーベリーの晩生種が終わりに近づき、ラビットアイ・ブルーベリーの収穫が安定してきた。甘みもしっかりと乗ってきている。ブルーベリージャムの在庫が減ってきたので、今日あたり作らないと足りなくなりそうだ。昨年のラビットアイ、今年のハイブッシュ、今年のラビットアイを適当に混ぜて作ろうと思う。いろいろな品種の特性を掴んでジャムすると風味良く仕上がるのがブルーベリーの面白いところである。

 早生のこがねもちの出穂が揃ってきた。コシヒカリもボチボチ出てきたようである。そろそろ鳥よけの水糸を張っておかないといけない。あと1か月の天候がとても気になるところだ。ここ数日のように昼に暑くて夜に寒いのが理想だが、あとは水の入れるタイミングでコントロールするしかない。しかしながら、この時期は水も足りない状況に陥るので、極端に乾きすぎないように注意しないといけない。気が抜けない日々になりそうだ。

2008.07.28(月)  晴れ 静かな1日

 昨日の夕方に降った雨で畑がようやく湿った。久しぶりにブルーベリーやら苗木やら、すべての水やりをしなくて良い1日になった。蒔き時を考えていたニンジンをようやく蒔くことができた。藁を敷いて、その上から水やりをしておいた。ここ1週間が発芽が上手く揃うかどうかの勝負となる。乾燥したらアウトである。

 今週の土日は、週末の朝市に加えて月に一度のホコテンへの出店が重なり、大忙しになった。土曜日は朝市を終えてそのままホコテンに移動、一旦戻ってトウモロコシを収穫したが、1日人間の方が遅かった。熟期をよーくご存じのムジナ君に10本程度やられてしまったので、試食用に茹でてホコテンに戻り、アツアツを試食してもらった。糖度が高すぎるぐらい甘いので、動物も見逃さない訳であります。ちなみに品種は「みわくのコーン ゴールドラッシュ」。昨年に続いて作ってみたが、背が伸びない点と粒の列揃いが悪い点を除けば、糖度も高くて良い品種かなと思う。ただ、取り遅れて雨が重なると自己の当分で発酵してしまうので注意が必要だったりします。最近の品種では、見た目の美しさでは「味来」の方が勝っているように感じるが、糖度は若干落ちるように思う。その分自己発酵はしないので、扱いやすいと言えば扱いやすい。

2008.07.21(月)  晴れ 連休最終日

 夏休みに入ったので、家族連れ等の摘み取りのお客さまが多くなってきた。いろいろなお客さまが見えて、なかなか面白いです。朝の5時からブルーベリー摘みに行こうとお子さんに起こされた方とか、たまたま今日掘ったスタールビー、シャドークィーン(いずれもじゃがいもの品種名)を見つけて買って帰ったものの、名前を忘れて電話をしてきた方など。不思議なもので、摘み取りが多い日は生果の販売は多くないです。なぜかバランスがとれている。籾摺りを終えたばかりのお米も不思議と玄米で買って行かれます。

 数日前にチャドクガにかぶれたようで、腕がかゆいです。ブルーベリーのネット内にはいないようですが、どこかにいたようです。ブルーベリーのネットのある場所は、これまでは殺虫剤などまかれたことのない茶畑だったわけで、しかも夏場のこの時期には部分的にヤブガラシに覆われたり、ある意味で昆虫たちにはバランスがとれていた生態系だったものを崩したので、どこからか這いだしてきたのかもしれません。ネットの中には、イラガ以外には刺す毒虫はいない模様ですが、刺さない虫でも気になるので見つけ次第取っています。でないと鳥が入れない分、ブルーベリーが丸坊主になってしまう可能性も考えられます。そろそろアシナガバチが巣を作り出しそうなので、注意していないと危ないですね。危害を加えない限りは刺さないハチですが、刺されると痛いですから。

2008.07.19(土)  晴れ 今摺り米

籾摺り
 年を越してからの籾摺りを指して、何時の頃からか今摺り米という言葉が使われ出した。今籾摺りをしたお米ということだが、確かに玄米の香りは今年の4月に籾摺りしたものと比較してもはっきりしている。昔とは違って、秋に籾摺りをしたものでも1年中温度が15度で湿度が70%を保つ冷蔵庫に入れているので、玄米の品質も良くなっている。この時期になると出てくる暑い糠層も出てこないし、玄米臭さも出てこない。ツヤも籾摺りしたてのものとあまり違わないように思う。極端なところ19年産米と18年産米の区別すらシロウトにはできない可能性もある。ただ、新しく籾摺りをした玄米は香りがはっきりしているので、精米したときに違いがわかるはず。

 4月に籾摺りをしたものが残り1俵を切ったので、最後の籾を今日玄米に調製した。当初の予想よりは若干だけ収量が少なかったが、まずまずの量です。冷蔵庫もかなり一杯になったので、中が窮屈になりました。それにしても28度の暑さでの籾摺りは大変です。夕方には25度に下がったとはいえ、冷蔵庫とは10度の温度差。出入りする度に体力が消耗しました。まるで冷房ギンギンの都会の電車から出たときの暑い感じと一緒です。

2008.07.17(木)  晴れ 追肥

 ここ数日、30度前後の日が続いている。風があればその割ではないが、無風状態の日は少々辛いものがある。夕方になって何枚かの田んぼの追肥をした。さすがに水が温かいのがわかる。最近の夏は非常に高温になるが、これから出穂という時期の高温は、稲にとっても障害を起こしやすくなる。昨日から幕張でアグリイノベーションという催しが開催されているが、地球温暖化と農業の関係についても取り上げられていた。現実に熱帯地方では不稔が起こっているという。日本でも俗にシラタといわれるデンプンの形成障害による腹白・背白米が多くなったりしている。高温に強い新しい品種の開発も進められているとか。

 ラビットアイブルーベリーの収穫が始まり、そろそろ1本の木を毎日収穫しなければ追いつかなくなってきた。と同時に水やりもほぼ毎日になってきた。この週末あたりは摘み取りの方も多く来られるとは思うのだが、1日に摘める量は限られるので、運悪く「ゴメンなさい」となってしまう方が必ずいらっしゃる。おいしくない(まだ未熟な)果実を提供はしたくないので、やはりお断りしなければならないこともあります。

2008.07.13(日)  晴れ 猛暑

 ブルーベリーの直売をしている納屋の中には、480円で買った直径25cmの大きな温度計がある。だいたい2〜3度はずれていて、おおよその目安にはなるものの、あまりアテにはならないもので、「インチキ温度計」と呼んでいる。このインチキ温度計が、ここ2日間35度を指している。猛暑である。実際には32〜33度程度であるので、その割ではないが、ブルーベリーのネットの中はまわりよりも2度ぐらい気温が高く、風がなく雨上がりだったりすると体感温度は更に高い。こういう日に限って日中の1番熱い時間帯に摘み取りをしたいという帽子も持たない方々がやってくる。間違いなく熱中症になってしまうので、ブルーベリーの摘み取りには帽子は必需品であるといいたいです。常備している帽子を貸してあげたが、さすがに暑かったようで20分ほどで引き上げてきた。やはり、摘み取りは朝の9時前に限ると思う。

 少し早いかなとも思ったが、キュウリとキャベツ、ブロッコリ、紫コールラビ等の種を蒔いた。さすがに暑いので太陽が傾きかけてからの作業となった。

2008.07.10(木)  晴れ時々くもり 晩生ハイブッシュ

 晩生種のハイブッシュブルーベリーが収穫のメインになってきている。一時期大粒のものが少なくなったが、今は解消してきている。この時期は天候が今ひとつの場合が多く、色づきや熟度の割には味が乗らないことが多い。もともと晩生種のハイブッシュは酸味が強いものが多いので、キライだという方もいらっしゃる。もうすぐラビットアイの早生種が取れ始まるであろうが、このあたりから収穫は忙しさを増していくことになる。

 この天気で稲の育ち具合も停滞気味である。こういう年は穂肥えのタイミングが非常に難しい。暦で見る限りはあと1週間ほどであるが、ギリギリまで待った方がよいのか、早めに進めるべきか判断に迷うところであります。

2008.07.09(水)  晴れ時々くもり 生育旺盛

 うちで1番元気なもの、やはり雑草でしょうか。ついこの間きれいにしたばかりなのに、既にブルーベリーを植えていない部分は草が伸びてきています。雑草取りが必要になってきました。このところ天候がパッとしないので、水やりもコンテナのみで問題はなく、ホースを持ちつつコンテナの脇や藁の合間の草を抜いていくということをしていますが、植える予定の場所は全くの裸の土、いくらでも伸びてしまう草は本気で取らないと大変なことに。というわけで、ただひたすら草を取っていく。これの繰り返しです。今日取っても、また2週間と間を置くことなく草は伸びていく。これは野菜の中も一緒で、毎年後手後手に回ってしまう。今日摘み取りに来た年配の女性姉妹は、私好きだからねぇといって、除草を手伝って帰っていきます。ありがたいお客さんです。入園料代わりにバケツを渡して、草取りをしてもらうのもいいかなと真剣に考えてみたり…。

2008.07.08(火)  くもり 大きい葛籠と小さい葛籠

選果作業
 我が家で販売している生果は、2種類のパックに入れられて販売されています。1つは正味100g入りのブルーベリー協会特製のスリット入りパック、もう1つは正味170g入りのクリーンカップ320(リスパック社)という規格サイズのものです。320ccあたりで170gの果実が入るということは、中〜小粒ということになります。季節にもよるけど概ね14mmを堺に選別する手が勝手にカップに振り分けていきます。

 で、当初はLサイズ、Mサイズと言っていたんですが、「大きいのください!」「私小さいの!」となって、容器が大きいのか実が大きいのか、混乱を招くのでサンプルを掲示してあるところの文言をLサイズ→小さい葛籠、Mサイズ→大きい葛籠と表記を改めました。これがまた話のネタになってしまうわけで、「どっちが美味しいの?」との問いに「どっちもおいしいですよ。人それぞれ好きずきですから」と私が応えると、別のお客さまは「大きいのは大味じゃあないの」(そんなことはないですョ)とか「大きい葛籠は(お化けが出てきて)やばそうだ」とか、みんな好き勝手を言って言葉遊びをして行きます。ちなみに、小さいものは熟しすぎるぐらい完熟果が多い傾向にあります。摘み取りの方は大きい方がよいと思って、あと2〜3日置きたいものまで取って帰りますから、得てして未熟果であることが多いです。取りこぼしたものを翌日我々が取るときにはちょうど良かったりしますし、小さい果実は実が長い時間を過ぎても意外と軟らかくならないですから、こちらが好きという方も多いです。

 選果作業では、過熟果、未熟果、虫食い等(加工にも回せないもの)の3種類に分けていきます。ハイブッシュ晩成の出始めのこの時期は、気温の乱高下もあって、気をつけないとすぐに果実が軟らかくなってしまい、我々でもついつい未熟果を取りやすいです。過熟果を放置するとミバエ等の問題もあり、ほんの少しの未熟果(食べると酸っぱい)ならば、品質的にジャムには難しくてもジュースへの加工が可能なので、やむなしと考えています。

2008.07.07(月)  雨のちくもり 静かな1日

 朝方はすごい雨になった。5時過ぎまでは降っていなかったのに、急に降り出した。水やりはしなくて済むが、新しいブルーベリー園への入り口が水たまりだらけになった。

 月曜日ということもあり、お客さまもまばらで、静かな1日であった。ブルーベリーのジュースを作っておこうかとも思ったが、2俵ほど精米を頼まれたので、精米機の清掃を兼ねて、精米をしたあと、くず米の中の糠を分離しておくことにした。古代米の混じったくず米は、米粉にすればまだまだ用途があるのですが、量が少ないので粉にはしていません。サタケから300万円を切る値段の米粉パン向けの製粉機(120メッシュまでいけるらしい)が出るというが、ちょっと手が出ない。少量ずつの製粉を請け負ってくれる製粉所が多くできてくることを望みたい。

2008.07.06(日)  晴れ時々くもり コリアンダー

 パセリの苗がだいぶ大きくなってきた。今年はバジルの発芽が今ひとつである。庭先で育苗しているとお客さんに少しずつ持って行かれてしまい、数はちょうどよくなっていく(^^;;

 そういうお客さまたちも、ただ1つだけ持っていかないものがあります。それはコリアンダーの苗木。イタリアンパセリだと勘違いする人がしばしばいます。確かに似てはいますけど。それにしてもこのハーブだけは嫌われ者のようで、高級エスニック食材というわけでもないが欠かせない食材である割には、葉っぱの風味は日本人が最も嫌う味らしいですね。種の香りは最高に良いんですがねぇ。

2008.07.02(水)  晴れ時々くもり キキョウ

桔梗
 うちに来るお客さんは、庭のあちこちにある苗木を物色していく。数年前に購入したキキョウ(花色は3種類あった)を目ざとく見つけた方、開花していない蕾のものを買っていかれたが、果たして何色になるだろうか、昨年までは色別においてあったものが、今年の春に動かして色が不明になってしまったので、ピンクなのか水色なのか薄紅色なのかがはっきりしない。2つ買って行かれたので、開花の色を聞いてみたい。その方はどうやらブラックベリーも摘みたいようで、連絡をして欲しいといわれている。ブラックベリーといえば、今年はブラックベリーの苗(ソーンフリー)を買っていく方が多い。在庫が尽きたので、今朝掘り上げたものの、夕方になって持って行ってしまった。新しい園もできたことなので、来年に向けてちゃんとした(^^品種を育ててみたいと思い、大関ナーセリーにカタログを頼んでおいた。

2008.07.01(火)  晴れ時々くもり 伸びた伸びた

キウイ
 7月に入った。キウイの養生中の苗が3mを超えて伸びている。1.8mの疑似竹にトンネル用の1.5mのパイプを縛った枝の添木の天井まで届いてしまった。1回に伸ばすには限界であろうと思う。駐車場の上にはわせる予定だから、2.5mのところで横に誘引すれば良いわけであるが、来年に向けての木の充実と地面への植え時がキーポイントであろうか。

 シャープブルーの枝がシンクイムシにやられたので、取って瓶に挿しておいた。昨年の経験から甘くはならないものの、色づいてはいくようだ。そろそろ2.5号にポット上げした昨秋挿し木のブルーベリー苗を3.5号に鉢増しする時が来たようだ。金曜日あたり雨なので、作業をする予定である。



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