●た〜ぼの日記


日記は苦手なので、どうなるやら...
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2006.07.28(金)  晴れ 冷蔵庫

冷蔵庫
 来年に向けて米用の冷蔵庫を設置した。中にざっと60俵は入る。冷蔵庫というよりは3畳間エアコン付きという方が正しい。

 これまでは納屋の中の木で組んだ穀入れに入れていたのだか、ここ何年かは異常高温と時間当たり60ミリとかの雨のために、7月を過ぎると玄米としての品質が極端に下がってくる。冷蔵庫内は湿度と温度を一定に保つので、玄米としての品質を崩さないで済む。何かいいことだらけのように思えるが、実際はいろいろと問題が出てくる。

 まずはコストの問題。イニシャルコストは100万円ほど(冷蔵庫、設置費、電気工事費、土間生コンほか)。電気代が年間1万程度(動力なので1/4で済む)。更に冷蔵庫から出して精米するまでは、最低数時間は常温放置した方が米の割れが少ないのだが、夏場の高温多湿下では急激に劣化が始まるので、精米直後は良いとしても食べていくうちに劣化がどんどん進むこと。これは生鮮食品であるコメを夏場なら2週間で食べるという「きまり」を守ってくれていれば気にはならないが、1か月もかけて食べて、更に保管状態が良くないと劣化がひどいことになるのではないでしょうか。

 この冷蔵庫、10年程度でもとを取るとして、11万円÷60俵で計算すると1kgあたり30円のコスト増になります。低温貯蔵をうたって販促用の看板でも作りますかね。

2006.07.25(火)  くもり 25年

 お昼過ぎにガイネンがやってきた。高校時代の担任のあだ名である。今年定年になったということで田舎に土地を買って引っ込むのだということらしい。ブルーベリーを植えるために苗木を分けて欲しいということだった。ということは当時35歳であったわけだが、今の方が明らかに若いようで、本当に丸くなったと思う。ちなみに担当は数学であった。

2006.07.23(日)  くもり 雨つづき

 毎月第四土曜日は隣町での直売。6月からは毎週日曜日に朝市。そして6月終わりからはブルーベリーと毎日が忙しい...ハズなのだが、ここに来て雨ばかりが続き、作業の予定が立たない。以前から予約していただいていた15名ほどの団体さんがブルーベリーの摘み取りに来られた。天候の加減なのか今年はちょうどこの時期が実が少ない。加えて日照不足からか甘みが乗らないので、実の状態が良くなくて気の毒になってしまう。もともと10人も入ると一杯になってしまう園内なので、ちょっと大変だったみたい。仕方がないので大きくなり過ぎたナスを焼き茄子にして振る舞った。

 田んぼの追肥もこの時期ですが、雨ばかり続くのでなかなか時間が取れない。予定より4日遅れで1町強の田んぼに追肥をした。一部の田んぼは古代米であるので、追肥はパス。だいたい天候が悪いときにはあとで肥料が効いてくるので、昔から7〜8分で施肥するように言われている。実際、今年は1町5反弱に対して9袋程度と6割程度しか追肥しなかった。

 畑の草取りが一回りした頃、茶畑の草まで行く前に次の草が...。更にツツジなどの庭木類の防除作業も滞っている。この分では真夏の果実の1つ、モモが甘くならないのではないかと危惧している。

2006.07.20(木)  くもり 秘密兵器その2

煮沸鍋
 ジャムづくりに使っている砂糖は、最初の頃は上白糖であった。最近はグラニュー糖(ビートグラニュー)に落ち着いている。上白糖は「上」とつくものの1番下級品で、白ザラメとか氷砂糖、グラニュー糖の方が精製度は高い。栄養価的には黒砂糖とか三温糖の方がミネラル分は多い。ジャムにする場合、素材の風味をダイレクトに生かしたいからグラニューが扱いやすいと知った。ただ、杏などのあくが出にくいものは上白を使って引っ張り出した方が結果的にうまくいくように思う。同じグラニュー糖もいろいろな精製レベルのものがあって、アクの出方(砂糖自身もアクがある)が違う。ビートグラニューは業務用大袋なので、扱いに困るが、その筋の方によれば1番ものがいいということだ。30キロを1キロずつに小分けしていると、今年は特に多いアリが集まってきた。

 秘密兵器その2とあるが、その1はジャム充填用のロート(自作品)である。加工しやすいように銅板で作ったもので、とても便利なものだが欠点はフルーツソース用のビンには狭くて使えないこと。新しくもう1つ作らないといけない。で、肝心の秘密兵器その2、ジャムを充填後の殺菌用の鍋である。本来は蒸気などで90度に保つような殺菌槽の設置が望ましいが、コストを抑えるべく大鍋を使っていました。しかしながら丸い鍋では30センチのものでも15本が限度です。そこで、友人に頼んで40本まで煮沸可能な鍋を作ってもらいました。まだ2重底にはしていませんが、メッシュを入れて2重底にすると、ラミネートの殺菌用にも使えます。専用のカゴを作れば、後々はカゴ毎ざぶんと使えるように考えています。

2006.07.19(水)  雨 雨が続くと

 梅雨の中休みが終わって、全国的に大雨になっている。畑の通路にしている部分も水浸しで、ブルーベリーに至っては実が裂け始めた。取りたいのだが雨が強くとれない状態が続き、夕方にようやく少し摘んだ。水が多くなると根が呼吸できないせいで新梢がぐにゃっと曲がる。急にしおれたときと同じ現象で、どうもブルーベリーは適度な水分を必要とするのがわかる。

 雨が続くと鳥たちも食べ物がなくなるのか、あるいは、ちょうど食べ頃なのをよく知っているのか、トウモロコシの大半をスズメにつつかれてしまった。当然ながらそういうものなのでとっても甘い。大鍋で3杯ほど茹でて、とりあえずは冷蔵した。何せスズメがつついて雨水が入り、適温なものだから発酵してしまうのであります。トウモロコシだけにグレーンウイスキーにすぐなるわけでもなく、取らないとただ腐敗してしまう。このあたりがやっかいですね。猿酒ならぬスズメ酒はできないようです。

2006.07.18(火)  雨 2007年3月31日

 ニフティのフォーラムが終了するという。丸々20年のサービスをもって終了ということであるが、感慨深いものがあります。一方で、時代の流れなのかなとも思うわけで、10年前に携帯がこんなに浸透するとは考えらなかったわけで、この先10年もすれば、農産物のほとんどは工場で作られるようになっているのかも知れませんね。

2006.07.16(日)  晴れ 田んぼの草

 今年から耕作を頼まれた田んぼのうち、2枚ほどが非常に草が多い。特にミズガヤツリとオモダカが局所的に生えているという田んぼである。昔から伝えられていることの1つに、土用に取った草は根絶やしになるというものがあり、茶畑にしても田んぼにしてもそういう話は聞く。雨が降ると草が伸びるので、梅雨の合間は草との戦いで、だいたい家のまわりが間に合わずに草ぼうぼうになっている。そろそろ畑が終わって家のまわりまで草取りの順番が回ってきた。

 田んぼの草は、この時期になると稲の葉がススキ状で痛いし、何よりも気をつけないと目をつつくことになりかねない。株を分けてから顔を水面に近づけて取るのが得策である。1年では根絶は無理としても、来年は少し減ってくれるだろうか。

2006.07.14(金)  晴れ夕方大雨 猛暑

 今日は朝から暑かった。バラもだいぶ放っておかれているので、朝早くに殺虫剤と殺菌剤を散布した。朝6時の時点でインチキ寒暖計が30度を指していた。この温度計は大体3度ぐらいの誤差があるのだが、それでも暑い。日中は35度を指していたが、無風に近いこともあって、実際の気温も35度を超えていたらしい。

 このぐらい暑いと水やりも一苦労である。鉢植えなどは朝にやった上に11時頃と夕方に必要になる。今日の場合は土砂降りの雨が夕方にあったから良いが、そうでないと水やりだけで終わってしまうこともある。梅雨明けになるとブルーベリーは水やりが大変になっていきます。去年水切れしたもののうち、いくつかは樹勢が弱り何らかの虫の被害なのか葉裏がまだらに透明になった。今年はこれに注意したいと思う。

2006.07.11(火)  くもり時々晴れ 茶畑が...

茶畑
 茶畑の東側3列を抜き、ユンボで整地してもらった。抜いた木は市のクリーンセンターに持っていき、帰りがけにチップ(というよりはほぼ堆肥の状態)と交換し、茶畑に戻した。...とここまで書くと、茶畑潰して普通の畑?という話であるが、半年ぐらいは本当にその予定であります。来年までに隣家との境の木を一部切ったり、NTTの電柱や貸し看板を移動し、駐車場のスペースを確保、可能であれば売り場用の小屋を作りたいと考えています。まあ、それ以上に茶畑を切りましたから、本当に一部は畑の方がいいのかなと思いつつ、ブルーベリーの雨よけ栽培も考えてみたり、思いはいろいろと巡ります。

 放っておくと草も生えますから、伸び始めたらトラクターでうなっておかないとね。

2006.07.10(月)  くもり時々晴れ 国産マンゴージャム

マンゴー
 静岡の方からマンゴーが届いた。国産の無農薬栽培品であります。本当に完熟しているので糖度も高くそのまま食べたら「しあわせ〜」な状態です。何しろ切っていて手がベトベトになるぐらいの感じ。もったいないぐらいです。

 送っていただいたものは中玉クラスなので、加工するには手間がかかりますが、廉価にて(といっても国産品ですからそれなりに高いです)分けていただいたので1つ1つの違いを見ながら、育てられてきた思いを感じながらジャムへと加工を開始。マンゴーは大きな種があるので、これを避けるように2つに割ります。真ん中に包丁を入れてから、ペティの先端で種のまわりに切れ目を入れれば割れて実がとれます。続いて皮を剥いてから薄めにスライスします。

 輸入品からすると熟度が高い分スライスを薄くして、繊維を切ってみました。あまり長いとキレが無くなるような予感がしたのと、煮詰めすぎないように仕上げたかったという理由もあります。酸味の具合を調整すべく、少しだけ未熟品を入れてみました。本当に完熟のみで作った場合、生臭くなるという話がありますが、いわゆる出荷できる程度の完熟具合ならば問題はないと感じました。1つだけ出荷はムズカシイぐらいの完熟品も使ってみましたが、これのみでは確かに南国フルーツの完熟品特有の臭さが出てしまいそうです。いずれにしても酸味が少ない分、レモン汁を加えましたが、あまり入れすぎると風味を壊しますし、このあたりの加減が難しいです。糖度は輸入物の時より少し上げて43度(たぶん。最終値を測り忘れてしまった)ぐらいに仕上げてみました。2日経ったら落ち着くので、開封可能になります。

2006.07.06(木)  くもり時々晴れ 生コン

 弟と一緒の年齢である納屋の一部に生コンを打った。私自身は手伝いでメインは弟の作業。去年の秋ぐらいから話は出ていたものの、ようやく時間が取れたので急遽今日作業することになった。3立米の生コンをネコで運んだが、最後の方はさすがに疲れました。やっぱり夏場にやるものではないです。

 これで念願の米用の冷蔵庫が納屋の中に設置できるようになります。温度変化を伴うことになるので、朝夕にしか出せないとか、出し入れには気を遣いますが、高温での保管による劣化が防げれば味もさらに良くなるものと思います。ただ、精米作業が面倒になってきます。注文を受けてからその日に精米ができたものが、翌日回しになりかねないのです。冷蔵庫から出してそのまま精米すると温度差が急激になって米が割れる可能性があるためです。少量の米ならば別ですが、1袋単位などで精米すると温度ムラができるので、ちょっと外気にならさないといけません。かといって、常時1袋を外に出していたら意味がないですしね。

 今日は友人から、マンゴーとサクランボが届いたので、おいしくいただきつつ、ジャムの試作に入ります。

2006.07.04(火)  晴れ時々くもり あっという間に

日本ミツバチ
 1週間も経ってしまった。今年も行われた農文協の栂池での養蜂講座から戻って、いろいろな雑務をしているうちに誕生日がやってきた。厄年は数えで数えるそうなので、今年の節分以降は後厄も終えているが、さすがに43ともなるとオジサンの部類に入っていくのだろうか。

 養蜂講座の内容は、昨年にも増して濃いものであったが、参加者の元気なのにはいつも驚かされる。ミツバチを見ていると、本当に忙しく働いているのがわかります。人間のようにサボることがないのが不思議ですね。



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