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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 101 - 200 / 296 件 (0.0044 秒). 検索条件の修正

101. 籾すり
 土曜日に夏風邪を引いたらしくダウン。それは日曜日にまで続き、朝早くに、米を譲ってくれ~の連呼(都合2人やってきた)。  長枝悪いので明日でいいか?と確認を入れ、翌朝から籾すり開始。取りあえず3俵ぐらいやったところで、近所に配達。残りを仕上げること数時間。それにしても暑い籾すりでございます。  昔とは違って、機械も全自動ですからたいした仕事ではありません。以前は、籾摺り機から出た籾混じりの玄米を木製の万石という機械に通して、籾の多い方を籾摺り機に戻し、玄米を米選機に通し、半半のものを万石に戻す。つまり、最低籾摺り機に1人、万石に1人、米選機に1人、欲をいえばもう1人という人員が必要でした。  その後、籾摺り機+万石が一緒になった機械が登場し、今は揺動式のものが主流です。というより、万石の調整は、経験していない人だとできないと思います。適度に籾を滞留させつつ、籾を3番網に落とさないためには、かなりの技術を要します。このあたり、実は農産加工で使うパルバーフィニッシャーと同じで、流量が均一にならないと最大の効果を発揮しません。  以前は、計量も分銅を持った秤で行っていましたが、今は米選機の一部として、自動計量機能が付いています。つまり、ライスグレーダーというと、選別+計量の機能を意味します。  販売する以上は、穀物検査ということで、手賀にある経済センターまで米袋を1往復。その後は冷蔵庫で、お休み状態になります。この検査も県単位で推奨品種のみということになっていて、例えば、うちで作っている、あきだわら、にこまる、こがねもちを含めて、黒米・赤米・香り米については、検査をしてもらえません。正確には検査はしてもらえるけれど、品種名は商品には記載できないということになっています。  つまり、名無しでしか販売できないということになります。まあ、在来種の黒米のように、品種が無いものは、黒米と表示しても構わないのですが、香り米について、はまかおりという品種名は商品には添付できないということになっています。不思議ですねぇ。千と千尋の世界だと、大変なことになりそうですけど(^^;;

102. 遅れ穂
■■■■■2004.11.11(木)  くもり時々雨 遅れ穂  今日から雨という予報が出ている。しばらく晴れが続いたけど、風がないために田んぼの藁はあまり乾いていない。乾くまでまたしばらくかかるだろうな。  既に株元からイネが25cm近くまで伸びていて、遅れ穂が付いている。よく見ると実は入っていないが、つかの間の日差しに透けて輝いていた。生命力の強さを感じる。

103. 鳥よけ
 早生のこがねもちの穂がだいぶ垂れてきた。そろそろスズメたちが狙ってくる頃。先んじて支柱を立てて、水糸を張る。細い糸なので、鳥にはわからない。一度引っかかると、不思議とやってこなくなる。

104. 稲刈り
■■■■■2004.09.01(水)  晴れ 稲刈り  9月に入った。今年の稲の成長は昨年よりも10日ぐらい早い。実際昨年は9/9からスタートしている。今年は今日から開始である。バインダー(手押し式稲刈り結束機)で刈り取り、田んぼでイネの藁束ごと干してから、ハーベスタ(移動式稲こぎ機)で脱穀する。手順は去年と全く一緒である。  今年はうちの奥さんも土日しか空いていないので、刈り取りはほぼ私一人。稲こぎはさすがに父親も出てくる様子である。今年も母親が膝を痛めて入院している(9/4退院予定)なので、動くつもりでいるようだ。  稲がひっくり返っていなければ、刈るのは1人でも何とかなる。稲が倒れてしまうと手伝いも必要になってくるので、1人で1反歩は無理かも知れない。実際問題として1町1反あるので、土日が晴れてもらわないとちょっとつらい。兄弟連中にも声はかけてあるが、手伝ってくれる人が欲しいのが実際である。

105. ゴーヤ
 ゴーヤが大量に取れだしたので、乾してみた。いつもながら思うのは、乾すと1/8ぐらいに少なくなってしまうこと。1袋分って、結構あるのよねぇ。

106. 稲刈り始動
 まずは、こがねもちから。 暑い最中の刈り取りと、3時過ぎから借り倒した稲束をひっくり返しました。  今年はピーマンが豊作なのか、かなり大きめのものを直売所に持っていくのですが、思ったほどは売れていません。1つ100g以上の巨大ピーマン、肉厚で食べ応えがあります。肉詰めか青椒肉絲あたりが妥当ですが、普通に炒めるだけでも充分にうまいです。

107. 休耕田復元
■■■■■2004.05.04(火)  早朝雨のちくもり風強し 休耕田復元  去年から借りた田圃のすぐ隣の田圃が1年間休耕状態になっていた。実は借りた田圃を耕作していた人が隣だからと一緒に請け負っていたということに気づかなかったので、昨年は作りそびれた形になっていた。ということで、一昨年の秋に耕ってから放置されていた形になっていた。  もともとは、近所の別の人が作っていたのであるが、その人が亡くなったので代わりに別の人が請け負ったところ、昨年になってその人がまた亡くなったために耕作者がいない状態になったわけである。となりの田圃であるので、雑草の問題もあるわけで、やはり真ん中に1つだけ荒らしたのでは問題もあるので請け負うことにしたわけである(それも一昨日決まったので、急な作業となったわけ)。  さすがに1年だけのため草が出ているとはいえ、灌木などもないのでいきなりトラクタで耕うことが出来た。草ぼうぼうだったのを水を入れたまま「耕い(代)がき」をした。草だらけのため、昨日2回、今日2回まわってようやく草が埋まったところ。古い水がたまっているので、荒代を終えたら水を流してあげないとまずかろうと思い、水をたっぷり入れ、かけ流しておく。9日頃植え代をかいて中3日程度で植える予定です(茶摘みと重なってしまうなぁ...)。田植機が共同のため、次の家に回さねばならず、あまり時間をおけないのでガス沸きが出てしまうかも知れない。本来なら2週間ぐらい植え代まで開けたいところである。写真は昨日1回目のトラクタが入ったときの状態です。

108. まだ稲刈りが続いています
 コシヒカリとヒカリ新世紀の大部分は刈り終えましたが、ヒカリ新世紀の脱穀があと7畝ほど残って昨日は時間切れ。1番遠い田んぼのコシヒカリはまったく手つかずです。  雨と機械の故障等々で3日ぐらいはロスをしてしまったでしょうか。籾すりが追いついていない状態で、ようやく2回目の籾すりとなります。(雨なのであまりやりたくはないんですけど…)  今日は丸1日雨の予報です。田んぼに水がたまらないと良いのですが。

109. 稲架(おだ)かけ
■■■■■2004.09.04(土)  朝方まで大雨→くもり時々雨→夜豪雨 稲架(おだ)かけ  前日夜に降った雨は、明け方まで続いた。田んぼが冠水するほどではなかったけれど、稲は濡れてとても重くなっている。生の状態で1把の束は約1.4kg、これが水を吸うと2~3kg近くなる。昨日は約1反3畝近く刈ったから、その分だけ稲架にかけないとならない。当然ながらここ数年、稲架を出していないから、稲架足と稲架長を出すことから始まる。  使った稲架足は、20本1束で23把、長は5本1束で11把。それぞれ460本と55本である。長1本に対して、両端に3本の足、それぞれの間に2~3か所に2本の補助足を立てる。長1本に対して、足は7~9本ほど(終端は+3本)使う計算である。運搬には耕耘機(稲架運搬バージョン)を使用する。1回に積める量は足が12把、長が6把ぐらいである。朝に積んで出かけて昼までに半分稲架かけをして、午後に半分という感じである。  稲架かけは手間こそ大変であるが、かっぽし(田んぼで乾燥させる)よりは長くおけるので、よりおいしい米になる。かっぽしの場合、刈った翌日か翌々日ぐらいに脱穀しないと地面からの水分で蒸れてしまうことがあるので、天気を読まないと刈り取りが難しい。稲架の場合には1~2週間程度は置いておくことができる(昔は刈り取りが遅かったし、気温も高くなかったので3週間でも1か月でも置いてけた)。長く置く間に徐々に水分が減るという。今回は乾燥が済めば台風が来る前まで置いておく予定である。  と書いていたら、台風は18号だけでなく19号もこちらに向かっている。今週末の予報も芳しくないようだし、注意してかからないといけないようだ。1日おきに晴れと雨では辛いものがある。夜の雨は50ミリ以上降ったようだ。

110. EMボカシのつくり方
 この1週間、田んぼとブルーベリーの作業の合間をぬって、女化にある高松さんのところへ2度ほど出かける機会があった。  EMボカシは、以前から興味があって、1度作ったものの、なかなか時間が取れずに(言い訳モード)、しばらく作っていなかった。ずいぶん前に高松さんから教わっていたレシピをもとに、我が家なりの方法を書いておく。 【材料】 EM-1 糖蜜(ネオモラセスト) 米ぬか 油かす もみ殻 【下準備】 1.EM混合液を作ってストックしておく。  高松さんのレシピでは、EM-1と糖蜜を1:1で混合し、EM-1の100倍液をつくり、そのまま使っていますが、それぞれ1リットルを入れて100リットルのタンクにしまっておくということになり、大量に作らない場合には、場所の無駄です。  そこで、20リットルの容器に、EM-1と糖蜜を1リットルずつ溶かして混合して20倍液としてストックしています。完全に密閉して長期間置くと、中の空気が減って、容器が縮むので注意が必要です。 2.米ぬかは精米時に12kgずつ袋に詰めておく。 【配合表】 EM混合液100倍 6.4リットル (EM混合液20倍 1.3リットルを水に溶かして6.4リットルとする) 乾燥しているもみ殻 コンテナ一杯(40.5リットル、5.2kgぐらい) 米ぬか 24kg 油かす 8kg 【作り方】 1.手作業で混合する場合には、120cm×60cm×30cmぐらいのプラスチック製の四角いタライを2つ用いる。混合するのにガーデン用の土入れの大きいもの(ブリキ製の20cmφ×30cmのスコップ状のもの)があると良い。手だけでは疲れます。 2.片方のタライにもみ殻を一袋入れ、平らにならし、その上に米ぬか12kgと油かす4kgを入れる。 3.もう1つのタライに残りの米ぬかと油かすを入れる。 4.もみ殻入りのタライは、もみ殻以外を先に混ぜておく、もう片方も米ぬかと油かすを均一に混ぜる。 5.ガーデン用の土入れなどを用いて、もみ殻を下からすき取りながら混ぜて、両方のタライを行き交わせて全体を混ぜる。最初からもみ殻も均一に入れてしまうと、かえって均一にするのに時間がかかる。 6.左右同量のタライの中身に、もみ殻と米ぬかと油かすの混合物を平らに入れて、中央をややくぼませておき、EM混合液100倍を4回程度に入れ、手でほぐしながら混ぜる。タライ間を行き来させながらやると、短時間で作業が出来る。 7.片方のタライに混合物をほぐしながら入れていき、ガーデン用の土入れ等ですくって、30kgの紙の米袋に詰める。3枚の袋に均等に入れる。 8.袋の口を密閉して、横に重ねて丸1日おいて形を安定させる。 9.もみ殻用のビニール袋に、米袋2つずつを入れて、袋の口を紐で縛る。 バナナのような甘い香りが出てくるまで、放って置いて待つ。 使用するときには、たぶんビニール袋は切らないと取れないので、形良く切りとる。

111. 稲架がけ
■■■■■2006.09.12(火)  くもり時々雨 稲架がけ  今年の稲刈りは4日から始まりましたが、コシヒカリは今ひとつ遅れています。先週末あたりから天気が壊れてしまったようで、稲刈りになりませんです。  コシヒカリの刈り取りは、8日から始まりました。例年より若干遅いですから、本当は今年の具合では15日ぐらいからでも良かったのですが、自分の家で食べる分まで売れてしまったし、今年は作付けも増えたから作業を前倒しするしかないわけで、早めにスタート。結果は正解だったようです。向こう一週間雨マークですからね。  8日は2反5畝の田をバインダーで稲刈りをスタート。いつもなら8畝の田んぼから始まるのだが、今年は若干青いので順番を変更。天気が長続きしない見込みだったので、翌日に田んぼで稲をひっくり返して、脱穀。水分は20%近くと多めであった。ちなみにコンバインで刈った場合は、22%ぐらい。こんな天気なら28%ということもある。今回は援農隊の方にも加わっていただいて、非常に助かりました。夕方までやったものの作業は終わらず、10日の午前中まで脱穀にかかりました。  10日は、9日の脱穀分を庭干しした。こちらは水分量17%で乾燥を完了し、もう一度干す予定。10日脱穀分は迷わず乾燥機行きです。乾燥機での乾燥もゆっくりと乾燥させていき、やや甘め(規格の14%~16%の仕上がりに対して15.5%)に乾燥して完了。平行して藁をすべてブルーベリー畑内に入れた。  11日は思ったより晴れたので、8畝の田んぼをバインダーで刈る。完全に危険な行為であります。 午後には、コンバインの試運転を兼ねて、3反5畝のうち1反ほどを刈った。当然乾燥機行きなのですが乾燥機を空けるには、乾燥済みのものを一度籾を袋に戻すことになります。いやはや面倒な。乾燥機には半端な量なので、一晩風乾してから最低の速度で17%まで乾燥。現在テンパリング中です。こちらは一度袋に戻してから、庭干しすることになるでしょう。  12日は当然、稲架がけになりました。父親も足元が危なくなってきたので、杖をつきつき稲架しばりに出動です。少人数でやる作業ではないです。ま、8畝分だからできるのですが。

112. 出穂
■■■■■2004.07.22(木)  晴れ 出穂  昨年のイネの出穂(しゅっすい)は8月に入ってからであった。例年より10日ぐらい遅かった。今年はもう穂が出始めていて、週末には穂が揃いそうである。今日はたまたま東よりの風が吹いたが、そんなに強くないのでまあ問題ないようだ。暑いので水の心配が尽きないが、これまでのところ順調に育っている。  写真はイネの花である。手持ちなのであまり正確にピントが合わないです。

113. 茶畑が...
■■■■■2006.07.11(火)  くもり時々晴れ 茶畑が...  茶畑の東側3列を抜き、ユンボで整地してもらった。抜いた木は市のクリーンセンターに持っていき、帰りがけにチップ(というよりはほぼ堆肥の状態)と交換し、茶畑に戻した。...とここまで書くと、茶畑潰して普通の畑?という話であるが、半年ぐらいは本当にその予定であります。来年までに隣家との境の木を一部切ったり、NTTの電柱や貸し看板を移動し、駐車場のスペースを確保、可能であれば売り場用の小屋を作りたいと考えています。まあ、それ以上に茶畑を切りましたから、本当に一部は畑の方がいいのかなと思いつつ、ブルーベリーの雨よけ栽培も考えてみたり、思いはいろいろと巡ります。  放っておくと草も生えますから、伸び始めたらトラクターでうなっておかないとね。

114. 黄色の正月
■■■■■2005.01.02(日)  晴れ 黄色の正月  暮れの荒れた天気とは違って、お正月らしいいい天気が続いている。 鉢植えのローズマリーも朝晩は霜がついて凍っている感じがあるけれど、元気に蕾を覗かせている。もう1つの方は暮れから花が咲き続けている。干し芋もだいぶ乾燥してきた。一緒に蒸かした別のサツマイモは色はいいけれどちょっとパサついてしまう。やっぱり干し芋には干し芋用の品種がいいらしい。寒菊も早咲きの水仙も太陽にまぶしい。

115. 稲架ころぶ
■■■■■2006.10.06(金)  一日中大雨 稲架ころぶ  夕晩から強い雨と風が吹いている。台風が秋雨前線と相乗効果を発揮したらしい。  もち米を稲架にかけたものが、雨で重くなった上に北からの舞うような風で何か所かひっくり返ってしまった。まだ今晩も雨は続きそうだし、明日は雨が上がるものの風はまだ止みそうにない。明日は朝から稲架を直す仕事が待っている。  それにしても良く降る雨である。9月に田んぼが浸水するような雨が合計3回。今年はもち米の脱穀が未だに終わっていない。加えて、この雨でもって、古代米もだいぶひっくり返ってきた。あの頑丈な黒米がひっくり返るというのだから相当な風と雨である。1番晩生の緑米まで一部ひっくり返り始めた。  来週はようやく連続して晴れそうである。赤米と緑米には少し早そうだが、古代米も一気に刈り取ってしまうのが賢明かも知れない。今年は刈り取りがスムーズに行かない分、藁を上げるのと籾殻の薫炭焼き処理には困らない。一部コンバインでバラ落としした藁だけは田んぼの中で水に浸かっている。いつ上げることになるのだろうか。焼いた籾殻薫炭は、袋に詰めてブドウのハウスの中にしまっている。かなりの量がたまってきた。1町以上全部焼いたのだから、それなりの量になっている。

116. 籾摺り
■■■■■2006.05.25(木)  晴れ 籾摺り  夏だというのに籾摺りであります。俗に今摺り米といって売っていますが、年明けに籾摺りをしたものを指します。  籾摺りは、今ではほとんどが自動化されています。昔は庭干しした籾を、筵を3枚竹串でつないだ作ったタモという直径2メートルぐらいの入れ物に集め、箕で籾摺り機(現在のものと違って本当に籾を摺るだけ)に通し、出てきた玄米と籾混じりのものを「万石」という木製の機械に通し、最後に縦線式の米選機に通していました。籾摺り機はもみの皮を剥くだけの仕事をし、万石は3段の大きさの違う編み目のフルイを使って籾と玄米を分けます。米選機はくず米を選別するわけです。この間を人間が箕を持って移動するというのが籾摺りの光景でした。  今の籾摺り機は、籾摺り+万石が一体になっています(写真左下の中央の機械)。乾燥機(写真左上)から籾が自動的に排出され、籾摺り機に入ります。籾摺り機の左側が籾摺り機構、右側がカバーに隠れて見えませんが万石網機構です。万石を通った玄米は、米選機(今はライスグレーダーと呼びます)に入り、回転式の網籠を通って一定サイズ(1.8mmまたは1.9mm)以上の玄米が選別され、自動で計量までやってのけます。重さは風袋込みで30.5kg。実際の風袋は230グラムなので、30kgよりは多く入りますが、秋口に詰めたものを今量るとギリギリ30kgだったりします。なのでこの時期に籾摺りしたものは少しだけお得かな。  籾殻は畑に出して焼くのですが、リンゴや柿の新芽がホコリだらけになってしまっています。ちょっとかわいそうかな。米袋は3重の紙製ですからかなり丈夫です。折り目に合わせて3回折り、最後に紙でできたヒモで止めます。

117. 黒米
■■■■■2004.09.30(木)  くもり 黒米  今年始めて作った黒米だが、とても穂が太くて長くて重いです。普通のイネと比べても極端に長いのが分かります。糯米なので味の方はそれなりですが、色は紫がきれいに出ます。5合に対して大さじ1杯の黒米なので、なかなか減りませんけどね。

118. 代かきその2
■■■■■2004.04.17(土)  晴れ 代かきその2  昨日の代かきの写真がなかったので、今日撮ってきました。トラクタの上からなのでイメージがつかみにくいかな。順調に3枚の田の荒代をかいてきました。水の量はヒタヒタ状態でスタートしますが、結果としてはちょうど良く出来上がります。タイヤで土を移動しないように、まずは周りを2~3週廻り、続いてトラクタの幅1つおきに耕っていきます。

119. 夏の風物詩
■■■■■2007.08.10(金)  晴れ 夏の風物詩  梅干しを干した。昨年もほぼ同じ時期であった。一緒に入れてあった赤ジソも取り出して干す。一枚一枚広げて手で揉むときれいな「ゆかり」に仕上がります。広がらずに固まってしまったものは炎天下でミキサーにかけてガリガリとやってから、更に干します。いい香りですよ。  今年作った黄色いズッキーニ、取らずにいたら巨大化してしまいました。売り場に飾っています。良い感じに熟したティフブルーも枝ごと水に挿して彩りを添えています。摘んだカゴ毎園内に忘れたブルーベリーの実をスターターにして、天然酵母にて発酵中。そのまま置けばワインに、粉を入れれば天然酵母パンに化けます。さてどうなるでしょうかね。

120. 畦草刈り
■■■■■2006.06.03(土)  くもり時々晴れ 畦草刈り  黙っていても草は伸びます。どうしても作業の順番で家まわりが最後になってしまうのですが、田んぼもやはり最後に近い口ですね。仮払機でざっくりと刈っていきますが半日で5反程度の作業量がちょうどいいのかなと思っています。畦草は面積ではなくて周囲の長さと道路から田んぼまでの幅で作業量が決まります。広い田んぼで枚数を集約した方が効率はいいですね。  刈っていると必ず出てくるのが空き缶やビニールなどのゴミ。どちらも飛んだり絡んだりで作業を中止しながらです。特に空き缶は飛んで怪我のもと。捨てないでほしいものです。畦草刈りは、6月の上旬、7月の上旬、8月のお盆前の3回は最低刈ります。除草剤を使う人もいますが、だいたいそういうところは草が全部なくなり、路肩が崩れたり土が流されたりしています。3月の下旬(彼岸前後)に除草剤を使って効かせているようですが、むしろ3月の上旬の方が発生する雑草が柔らかいものになるように感じます。

121. 代かき真っ最中
■■■■■2008.05.02(金)  晴れ時々くもり 代かき真っ最中  例年であれば、この時期田植えになっていることも多いのであるが、今年はお茶もないからと焦らずに段取りよく代かきを続けています。田んぼにはそれぞれにクセがあって、土の質も水保ちも全然違います。加えて用水の水利の利便性も違うので、思った通りの水深を保つというのは、なかなか難しいものです。  1番西にある圃場は1反9畝。水利はものすごく良いのですが、この水口は水圧がかなり変動します。他の水口を止めてもここだけは開けておかないとポンプが過負荷で壊れるので、常に開けてあるのですが、これが高圧になった際にはU字溝から水があふれて田んぼが海になる危険がある場所です。加えて水口から1/3程度までがかなりの砂質で、漏水掛け流しの田んぼです。当然ながら水管理も普通のようには行かず、深水の常時掛け流しという管理にならざるを得ません。  その次の圃場は3反5畝。この田んぼは粘土質で水利もこのあたりには珍しくU字溝方式ではないので、一度水を張ってしまうと管理がとても楽な圃場です。隣接して5~6畝の田んぼが3枚ありますが、1枚を除いて水利はまあまあなものの、ポンプが止まるとU字溝に水が逆流する田んぼもあって、結構気を遣います。何れも細長い田んぼなので、最初の水入れも大変ですが、大きな機械では両端が深くなってしまうので大変です。道路から急に下がっていて危ないので、ここは一番最後に手植えの田植機で植えています。この一角は台風等で増水すると排水が抜けにくく難儀します。  6枚目は2反歩の若干台形に変形した田んぼです。ほどほどの粘土質ですが、草(マツバイや匍匐性の畦草)が多くて大変です。  7枚目は8畝。以前は排水路から逆流するほどでしたが、今は問題なく排水されます。ただ、用水から1番遠いので、水が欲しいときは他の田んぼの水口を止めて一度通水しないとU字溝が乾いているのでうまくありません。ほどほどに任せて管理をすることにしています。  次は同じとおりの道の向かいに5畝と8畝。どちらも水の便はよいのですが、ちょろちょろと入水しているとすぐに誰かに止められてしまう(^^という圃場です。この5畝の方も草が多くて難儀な田んぼです。8畝の方はやや砂地ですが草1つない田んぼです。  10枚目は2反5畝。この通りは田んぼ間の段差が80センチもあって、上の田から漏水することもしばしばでしたが、今年は補修をした関係でこれがなくなりそうです。うちの下の田んぼへも漏水が激しかったので、畦塗りをお願いしましたら、ぐんと効果があるようです。この田も草1つない田んぼです。  11枚目は8畝。1番の砂地田で1日で水が抜けてしまいます。案の定昨日植え代をかこうと行ったら、水がないぞ状態でした。水口を絞っていた状態で、みんなで用水を目一杯に出すと圧に負けて水量が減ったようです。こういう田んぼですから元肥があまり効きません。量は少なくしておいて、田植え1か月半後ぐらいにドカッと追肥して秋までというやり方が良いようです。  12枚目は1畝。この田は良く穫れます。水も便利がよいし、土質も非常に良いです。送電線の下なので電磁波が影響しているかもしれませんが。  最後は2反歩。水利も良いのですが、一部だけ水が停滞する場所があり不思議な田んぼです。この田んぼも畦の匍匐性の草には悩まされます。  というわけで、全部で13枚の大小の田んぼを3日間で代かきと相成りました。今年の田植えは5/5~6+αの予定です。細長い田は翌日以降に手押しの田植機で、1畝の田は例年どおりの手植えとなります。天気が良い(日照よりは風が強くないこと)と良いのですが。

122. 籾殻薫炭
■■■■■2005.09.24(土)  くもり 籾殻薫炭  稲刈りは古代米(黒米・赤米・緑米)を残して終了した。昨年と違って天気が続いたので運が良かったと思う。  今年は籾殻の置場所が狭くなったため、早々と薫炭を作り始めた。時期が早いためか雨に当たらなかったせいか、とても勢い良く焼けてくれた。焼いた籾殻は畑に播いて耕耘し、その上に大根を蒔いた。薫炭の中には木酢ならぬ籾酢が含まれているから、ちょうどいいかも知れない。  最近は、住宅も増えてきて籾殻を燃やすのも難しくなってきた。野焼きでは灰しか残らないけれど、薫炭の場合には土壌改良にもなるしいろいろな効果が期待できる。煙のでない薫炭器もあるようだが、非常に高価であるらしい。最低でも500リットルクラスのものは欲しいが、どうしても金属製になるし自作は難しそうである。

123. 稲刈り真っ最中
■■■■■2005.09.19(月)  晴れ 稲刈り真っ最中  今年も稲刈りの季節がやってきました。といっても、他の農家はみんな終わっています。9/3ぐらいから始まった人が多く、台風が過ぎた9/10~11は稲刈りのピークでした。  花囲夢の田んぼは、9/8から刈り始め、天日干しをしています。今年は暑いこともあって、ちょっと乾燥しすぎかなという感じです。コシヒカリは17日に刈り取りを終え、残るはもち米と古代米です。古代米は10月に入ってからの収穫となりそうなぐらいです。紫米は9/1に収穫できるぐらいの早稲なのですが、緑米は10/中ぐらいで大丈夫なぐらい晩稲です。どっちも試し植えなので、それぞれ50株程度しかなくて、種籾用です。  この忙しい中、9/6~9/7で日本ミツバチの講習に行ってきました。幸い台風だったので、野良仕事はお休み。農文協の栂池センターというところで藤原養蜂場の藤原誠太氏を講師に実地で行われました。詳しいことは、栂池センターだよりの9/8の記事にあります。まさか客室に巣を作っていたとは…。もう少しお勉強をして、できれば我が家でも飼ってみたいです。

124. 田植え準備
■■■■■2004.05.01(土)  晴れ時々くもり 田植え準備  明日から2日間田植えである。一般に6条植えの乗用であれば、1町歩/1日とされるが、まだ田植機は2年生のため、そんなに早くは走れない(^^;;  当日楽に作業が出来るように、共同所有の農家から田植機を運んできた。本来公道は走れないんだが、近距離なので勘弁してもらうこととして、使い方と清掃方法を入念に教わってきた。苗もハウスから出して、専用の一輪車(正確には二輪車なんですが)で運ぶ。この組み立て方をすっかり忘れててちょっとまごついた。苗の伸びは少し長いかなという感じであるが、まずまずであろう。  算数の問題です。30cm×20cmで植えるが1反歩(=300坪=990平米)でだいたい17箱を使う。芽が揃わない場合を加味して20箱/1反歩の種は蒔くから、うまく行けば確実に余る計算である。苗箱は大体30cm×60cmであり、蒔いた種籾は150g/1箱である。1反歩あたり16,500株として、1株分は約1.85cm2(=0.08gの種籾)になる。1株あたり植える苗は大体2~3本ずつで、これが分げつして、秋にはうまくすると540kg/1反歩の玄米が取れるわけです。  明日は寒いぐらいの1日になりそうである。風もあるようだ。

125. エシャレット
■■■■■2004.05.24(月)  晴れのち夕方雨 エシャレット  エシャレットが食べ頃になったのでちょっとだけ収穫して食べてみた。やっぱり取りたてはうまいっす。1つの株からよく増えるのですが、大きさは結構まちまちです。取りたてなので辛みも出ないしなかなかいけます。  ついでに、というか、こっちが本当の仕事なのだが、ネギ(1本ネギ)を植えた。少々遅いのだがようやく植え付けた。はたまたついでというか、こっちが本業だが(^^;;ブルーベリーをコンテナに植えるとともに一部の挿し木をポリポットに上げた。もう少し経ってからでいいかなという気もしたので半分程度にしておいた。

126. 台風
■■■■■2007.07.15(日)  雨 台風  7月の台風。ブルーベリーの実は重くしだれるし、ポップコーンもなぎ倒された。思ったほどは被害がないけれど、ブルーベリーの実は割れてしまっているものが多い。せっかくの土日だったのにというのは、みなさん思っていると思います。予約されていたみなさんゴメンね。天気をコントロールするのには膨大なエネルギーが必要ですもの...。台風には晴れ男も勝てません。  明日は雨は上がるでしょうが、片づけや草取り等で大変かも。そろそろ穂肥えの時期でもあります。

127. 籾摺り
■■■■■2004.10.01(金)  晴れ 籾摺り  籾摺りも順調に進んでいる。昼間は、籾を干したり、乾燥の甘かった籾を乾燥機で調整したりするので、籾摺り作業が夜になることが多い。いずれにしても雨の日は籾摺りをしないことにしている。  籾摺り機の写真を載せていなかったので載せた。ほとんど人間の介在する余地はなくなったため、私一人での作業です。しかし今日はどういう訳か機嫌が悪くて、ヒューズが飛んだ。アンペアヒューズのミニタイプなので、あちこち探したあげく、250V2Aはなかったが1.5Aのものがあったので、とりあえず付けて作業を続行した。夜だしどうにもならないので、ちゃんとしたのは買いに行くとして、付けることとした。もちろん過負荷で飛んだらおしまいである。

128. 梅雨の走り
■■■■■2004.05.16(日)  雨のちくもり 梅雨の走り  昨日とは打って変わって明け方まで雨になった。曇りの天気とはいえ茶葉が濡れてしまっているのでとてもお茶摘みにはならない。向こう一週間あまり芳しくない天気が続くみたいです。田植えはカッパを着ても出来るけど茶摘みばかりは晴れないと出来ないです。

129. 代かき
■■■■■2004.04.16(金)  晴れ 代かき

130. 籾摺り
■■■■■2006.09.13(水)  雨時々くもり 籾摺り  今年は、乾燥機小屋の隣接か所に生コンを入れたので、籾摺り機の配置を変更してみた。もともとアクセスフリーになるようにキャスター付きの台に乗せてあり、直接軽トラに乗せてもいいように高く作ってあるのですが、この配置では少し高すぎです。  2反5畝の田んぼは、倒れないぐらいではあったが、収量も少ない。反あたり6.5俵ぐらいしかない。追肥も2/3だった分、収量も2/3のようだ。しかし、ビックリしたのは籾摺り機の「しいな」も小米もほとんどゼロ(1反で100gあるかないかぐらい)で、ライスグレーダ(選別機)の小米も5合ぐらいしかないこと。つまりは生育がびっしり揃って未成熟な米ができなかったということです。もう少しだけ元肥・追肥とも多くても良かったのかもしれません。というよりは、例年地力窒素を利用している施肥体系なのに今年は天気の関係で効かなかったようです。  とりあえず乾燥機の中身を出しておいて、天気の回復待ちですな。雨なので味噌切りでも始めますかね。

131. 終わらぬ稲刈り
■■■■■2008.09.30(火)  雨 終わらぬ稲刈り  今週になってまた雨が続いています。天日干しの分の刈り取りは無事に終わりましたが、最後の1枚の田んぼ、約2反ほどが残ってしまいました。2~3日降るようで、晴れてからの刈り取りになりますが、10月の1日から3日にかけて、農産加工の研修で栂池まで出かけることになっています。今回は慰労も兼ねてうちの母親と近所の農家の方も一緒です。土曜日には終わる見込みですがここまで長かった稲刈りも初めてですね。晩稲のマンゲツモチですら田んぼからなくなってきています。そのうちに黒米や赤米の時期になってしまいます。例年ですと10月の7日前後、15日前後が刈り取り時期ですので、今年は2~3日ずれて、10日前後、20日前後に刈り取りとなります。これが終わってようやく田んぼ仕事も一区切り。同時に来年に向けての耕耘などがスタートします。  農業というものはつくづく終わりのない世界だと思います。籾殻も焼かなきゃならんし、ニンニクも植えないと、あ、そうそう肝心のブルーベリーの植え付けも残っていました。まだまだやることはたくさんあります。農体験したい方はご連絡くださいね。

132. 猛暑
■■■■■2006.07.14(金)  晴れ夕方大雨 猛暑  今日は朝から暑かった。バラもだいぶ放っておかれているので、朝早くに殺虫剤と殺菌剤を散布した。朝6時の時点でインチキ寒暖計が30度を指していた。この温度計は大体3度ぐらいの誤差があるのだが、それでも暑い。日中は35度を指していたが、無風に近いこともあって、実際の気温も35度を超えていたらしい。  このぐらい暑いと水やりも一苦労である。鉢植えなどは朝にやった上に11時頃と夕方に必要になる。今日の場合は土砂降りの雨が夕方にあったから良いが、そうでないと水やりだけで終わってしまうこともある。梅雨明けになるとブルーベリーは水やりが大変になっていきます。去年水切れしたもののうち、いくつかは樹勢が弱り何らかの虫の被害なのか葉裏がまだらに透明になった。今年はこれに注意したいと思う。

133. 台風
■■■■■2006.08.08(火)  雨のちくもり 台風  台風7号8号9号が発生している。その影響から朝方雨が降った。明日以降かなりの雨になるようだ。例年8月の頭は台風が多い。田んぼはちょうど出穂期なので気になるところです。ま、天気ばかりはどうにもなりませんが。  明日はまた生コン打ちの予定ですが、雨が気になるところです。

134.
■■■■■2004.04.18(日)  晴れ 筍

135. ポップコーン
■■■■■2004.04.27(火)  くもり時々雨風強し ポップコーン  ブルーベリーの畝の合間(3mあります)にポップコーンを植えた。芽出しをしておいたので揃ったものだけではあるが、狭く2畝にしたので全部で150株ぐらいかな。植え終わったら大風になってしまい、植え付け後鎮圧したが、明日また見ないといけないようだ。  反対側には蕎麦を蒔いてあり、今ちょうどスプラウト状態で大量に食べている。どっちも土壌の酸性には影響のないものであるが、ポップコーンの方は後処理が大変になるかもしれない。  風が強いので、あちこちものが飛び回っている。明日から植代をかく予定なのだが、明日も明後日も風が強いらしい。心してかからないといけないかな。アーモンドが実をたくさん付けたみたいです。

136. 稲こぎ
■■■■■2004.09.02(木)  晴れ 稲こぎ  稲を扱ぐ前に、稲束をひっくり返すのだが、天気が良いので前日にひっくり返すことが出来た。ただ、湿度が高かったので本当は翌日にかえした方が良いのは確かである。稲こぎは、地面に倒れている稲束を担いで、ハーベスタに載せることから始まる。地走りと呼ばれる補助作業であるが、これが結構しんどい。今年は父親の役目である。私自身はカメラを持っているので写っていないが、本来は稲束を1つずつ機械に入れる作業をしている。8畝でだいたい1,100束以上を運んでは脱穀する。結構腰に来ます(^^;;

137. 畦の草刈り
■■■■■2004.06.02(水)  晴れ 畦の草刈り  梅雨はまだ1週間は先の模様である。晴れ間を利用して、刈り払い機を用いて草を刈る。中には刈らない人もいるが、当然のごとく蛇の巣と化す。除草剤を使っていない場所ではコナギが密生してきている。当然ながらイネと栄養分を分かつので収量は減る。取ればいい、あるいは、除草剤を使えばいいと簡単に言うけれど、それぞれの家の都合もあるので一概にどうというものではない。少なくとも一般の消費者は田んぼをそこまでは見ていないはずである。  畦に生えている草のうち、大きくなるもの以外は刈らなくともいい気もする。ただ、匍匐する草は水の中に入っていって、稲の栄養を盗むようだ。田んぼの中にはオモダカが結構生えてくるところがある。これは取らないとどんどん大きくなっていく。コナギと同様に広場雑草なので薬剤であれば駆除は簡単である。うちの場合、いわゆる省力栽培であるので除草剤は使っている。使わないに越したことはないけれど、その場合今頃は草取り最盛期になっているハズである。  そう考えると畦の草はかわいい部類なのかも知れない。別段稲の生育に対して栄養面では影響しない。せいぜい悪い病原菌を囲ったり、虫達の温床になるだけのことかもしれない。まあ、気分の問題というか、梅雨場はきれいにしとけ!という教訓みたいなものがあるかもしれない。

138. 涼しい日々
■■■■■2007.08.31(金)  くもり 涼しい日々  ブルーベリーの最盛期が終わりに近づき、稲刈りの準備も終わって、あとは天気が良くなるのを待つだけになった。10日過ぎから急に猛暑になったが、7月とはまるで違う天気であった。ここに来て、雨がようやく降り、幾分涼しくなってきた。このままの気温で天気が良くなってくれると嬉しいのですが…。

139. 茶畑が…
■■■■■2007.09.26(水)  晴れ 茶畑が…  うちの茶畑は、明治のはじめから続いていたと聞いています。曾祖父が始めたということになっていますが、実際にはもっと昔からあったのかもしれません。やぶきた種だけでなく在来種も所々あったので、そんな感じがします。  この茶畑、少なくとも25年以上は、油かすと藁、雑草の緑肥等以外は何も入れていません。無農薬・低肥料栽培で、有機認証が間違いなく通るであろう畑です。管理の手間と収入のバランスもさることながら、ブルーベリー園が手狭になったこともあって、やむなく改修するため、伐採をしました。実際には9/16の日曜日に抜いて、茶樹が乾くまで山積みにしてあります。地図記号が茶畑から果樹園に変わるわけです。市内で茶畑の記号が残っているのは2か所でしたが、次は一か所になるのでしょうね。  生まれたときからお茶の木はあったし、毎年茶摘みはしてきました。子供の頃は良くかくれんぼもしたっけ。土肌が見えてしまって緑がなくなり、風も通るようになったけど、感慨深いものがあります。  シートをかけて積んであるのは、2反歩分の藁、大束で約180、小束だと約3000把ありますが、ブルーベリー用に敷き詰めると12m四方しか敷けないです。茶色く高く積まれているのが枯れたお茶の木です。トラックに何倍分あるのだろうか。茶畑の敷地は、50m×20mありますが、一部はハウスや駐車場、キウイだな(愛犬ベリーの夏の避暑地)もあるので、実際はもう少し狭いです。この中に、チップ堆肥を市のクリーンセンターからもらってきて、ピートモスを入れて、コンテナ植えされているブルーベリーを順次植えて行く予定。その後、防鳥ネットを張ります。  残されたお茶の木は、井戸の北側に残ったものだけ。1キロぐらいは摘めるので、手揉み茶や釜炒り茶にはできるだろうとは思います。長年続けてきた茶摘みはもうできません。道路に面した約25mの部分は駐車場にしたらどうかと言われています。ただ、農地なので、砂利を入れずにおきたい。となると粗いウッドチップあたりを敷き詰めるのが賢明だろうか。当然ながらアンジェラなどのつるバラも抜くことになりそうな気配。だから今年はよくよくバラの手入れをしていない。駐車場にした場合、その上は3mぐらいの高さに棚を作って、キウイを育てるのがやはり常道というものだろうか。一角にはピザ釜も欲しかったりします。まずは、正確に測量をし直さなきゃね。

140. 田植え終了
■■■■■2004.05.12(水)  くもり 田植え終了  古いマックはとうとうキーボードが効かなくなってしまった。外付けでなんとか動いているが時々ディスクの調子もヘンな感じでる。マシンを新しくしてようやく復活しました。でも新しいのはいいことばかりではなくて、ビミョウになじみにくい部分もあるわけです。特にMacOS Xに変えてから使い勝手が変わるし、iBookG4はコマンドキーの位置がちょっと違うので「英数」キーと間違えてしまう。  農作業の方はようやく田植えも終わって一段落しました。お茶もだいぶ伸びてきたが週末の天気がこれまた怪しいようで困ったモノです。ブルーベリーの葉がよく伸長していますが葉の伸びに根の伸びがついて行っていないようで若芽がしなだれています。温度上昇を防ぐ意味でたっぷりと水やりをしています。

141. 石窯
■■■■■2004.11.14(日)  くもり@檜原 石窯  フジの森の石窯が完成したので、試運転に行ってきた。46cmのコストコのピザがすっぽり入る。  詳しい顛末記は、フジの森のホームページに書いたので、こちらを見てもらうとして、石窯の出来は上々といったところ。何よりも山間である上にこのところの天気で耐火モルタルも煉瓦も乾かないから、草焼きバーナーで熱して水分を飛ばしたり、薪を18時間も燃し続けて窯を暖めたりと、事前準備が大変でした。  それにしても大きい窯は熱保持の時間が長くていいです。薪がたくさん必要なのが難点だけど、燃やす木はたくさんあるので、困ることはなさそうです。

142. 追肥
■■■■■2008.07.17(木)  晴れ 追肥  ここ数日、30度前後の日が続いている。風があればその割ではないが、無風状態の日は少々辛いものがある。夕方になって何枚かの田んぼの追肥をした。さすがに水が温かいのがわかる。最近の夏は非常に高温になるが、これから出穂という時期の高温は、稲にとっても障害を起こしやすくなる。昨日から幕張でアグリイノベーションという催しが開催されているが、地球温暖化と農業の関係についても取り上げられていた。現実に熱帯地方では不稔が起こっているという。日本でも俗にシラタといわれるデンプンの形成障害による腹白・背白米が多くなったりしている。高温に強い新しい品種の開発も進められているとか。  ラビットアイブルーベリーの収穫が始まり、そろそろ1本の木を毎日収穫しなければ追いつかなくなってきた。と同時に水やりもほぼ毎日になってきた。この週末あたりは摘み取りの方も多く来られるとは思うのだが、1日に摘める量は限られるので、運悪く「ゴメンなさい」となってしまう方が必ずいらっしゃる。おいしくない(まだ未熟な)果実を提供はしたくないので、やはりお断りしなければならないこともあります。

143. 苗成育中
■■■■■2004.04.12(月)  晴れ 苗成育中

144. 静かな1日
■■■■■2008.07.07(月)  雨のちくもり 静かな1日  朝方はすごい雨になった。5時過ぎまでは降っていなかったのに、急に降り出した。水やりはしなくて済むが、新しいブルーベリー園への入り口が水たまりだらけになった。  月曜日ということもあり、お客さまもまばらで、静かな1日であった。ブルーベリーのジュースを作っておこうかとも思ったが、2俵ほど精米を頼まれたので、精米機の清掃を兼ねて、精米をしたあと、くず米の中の糠を分離しておくことにした。古代米の混じったくず米は、米粉にすればまだまだ用途があるのですが、量が少ないので粉にはしていません。サタケから300万円を切る値段の米粉パン向けの製粉機(120メッシュまでいけるらしい)が出るというが、ちょっと手が出ない。少量ずつの製粉を請け負ってくれる製粉所が多くできてくることを望みたい。

145. 寄せつけ
■■■■■2004.04.19(月)  くもり 寄せつけ  田圃の畦が低くなっているところがあって、螻蛄(おけら)などに穴を開けられたりしてゆるゆるになってしまう田圃がある。そこで、ちょっと真面目に寄せつけ(畦塗り)をした。  泥を1寸程度盛って、浸水を防ぎ、かつ除草するのが狙いです。真剣にやると結構重労働だし、荒代をかいてから暫くおいてからの作業ゆえ、手間もかかるので、最近は畦シートを使用するとか、せいぜい機械式の畦塗りである。機械式の畦では泥ではないために人が乗ると崩れてしまうし、畦に除草剤などを使った日には畦は草を失って余計に崩れていく。尤も除草剤を使うような人は畦は歩かない(^^;;  フジやジャーマンアイリス、ブルーベリーなどが花盛りである。ツツジやコデマリ、モッコウバラなども花を開き始めてきた。昨日通った四街道中央公園の八重桜も満開であった。ここは本当に多くの八重桜がある。八重桜が散る頃に種をまけということからも判るとおりで、今日はくもりだというのに気温は終始20℃前後になっている。若葉の色づきもさわやかであり、いよいよ春が本番を迎えている。  今年の茶摘みは例年どおりぐらいであろうか。 

146. 順調に
■■■■■2004.06.08(火)  くもり 順調に  デジカメを新しくした。フジのFinePix F-710である。使ってみての感触が良かったのでこれに決まった。今日は試し撮りを兼ねて、成育中のイネの姿を撮ってみました。カメラ本体の液晶も大きいので結構見やすいです。何よりもワイド画面なのでトリミングしなくてもこの比率になります(そのままアップすると画像が乱れるみたいで、結局PhotoShopで保存し直しました)。  で、肝心の稲の生育の方ですがまずまずといったところでしょうか。一部分げつがバラバラのところがありますが、そこを除けば平均的に伸びています。茎もがっしりしていて根もしっかりと張っているようです。

147. すっきり晴れない
■■■■■2006.05.10(水)  くもり時々小雨 すっきり晴れない  しかし、雨が続く。草は伸びるし仕事は進まず。なかなか困ったものであります。伸びるのはタケノコだけだけど、そろそろ飽きました。

148.
■■■■■2008.08.24(日)  くもり 秋  このところ、9月下旬並みの涼しい日々が続いている。田んぼにとっては、この時期に日中晴れて30度ぐらいあり夜は22度ぐらいまで冷えるというのは、ある意味理想的な温度変化ですが、曇天で日中も気温が上がらないというのはちょっとよろしくない天気かもしれない。10日ほど遅れて収穫した桃の大久保は、今までで一番糖度が低かったように思う。お盆前であれば需要も増えるが、今年はジャム用に回ることになりそうだ。  庭においてあるブルーベリー苗を移動して、田んぼ仕事に備えなければならないが、今週は雨続きということなので、作業が進むかどうか気になるところである。一部は鉢を大きくしないといけないものもあるので、置場所等を考えないといけないです。

149. 連休最終日
■■■■■2008.07.21(月)  晴れ 連休最終日  夏休みに入ったので、家族連れ等の摘み取りのお客さまが多くなってきた。いろいろなお客さまが見えて、なかなか面白いです。朝の5時からブルーベリー摘みに行こうとお子さんに起こされた方とか、たまたま今日掘ったスタールビー、シャドークィーン(いずれもじゃがいもの品種名)を見つけて買って帰ったものの、名前を忘れて電話をしてきた方など。不思議なもので、摘み取りが多い日は生果の販売は多くないです。なぜかバランスがとれている。籾摺りを終えたばかりのお米も不思議と玄米で買って行かれます。  数日前にチャドクガにかぶれたようで、腕がかゆいです。ブルーベリーのネット内にはいないようですが、どこかにいたようです。ブルーベリーのネットのある場所は、これまでは殺虫剤などまかれたことのない茶畑だったわけで、しかも夏場のこの時期には部分的にヤブガラシに覆われたり、ある意味で昆虫たちにはバランスがとれていた生態系だったものを崩したので、どこからか這いだしてきたのかもしれません。ネットの中には、イラガ以外には刺す毒虫はいない模様ですが、刺さない虫でも気になるので見つけ次第取っています。でないと鳥が入れない分、ブルーベリーが丸坊主になってしまう可能性も考えられます。そろそろアシナガバチが巣を作り出しそうなので、注意していないと危ないですね。危害を加えない限りは刺さないハチですが、刺されると痛いですから。

150. 田植え
■■■■■2006.05.06(土)  晴れ 田植え  今年の田植えは4日から6日、ちょっと遅めでした。乗用田植機は3軒の共有なので、スケジュール調整が大変です。今年は1軒がトラクタの故障でスケジュール自体なかなか決まらず、ちょっと大変でした。  例年のことですが、狭い田んぼを大きい機械で回ると両端が深くなっていきます。今年から耕作するところの家から手押し式の田植機をいただいてきたので、これを狭いところに使うことにしました。もともと道路から圃場へ降りるのにも急勾配で大変だったので、軽い手押し式は便利です。  苗運びは結構な重労働です。一度にたくさん運びたいけれど、軽トラではそうそう数を運べません。そこで、コンパネで木枠を組み、3段式に積むことにしています。一番下は3+6+3で12枚。中段は6+6で12枚。一番上にはアルミの雨戸を2枚使い18枚並べます。あおりに2枚乗せて計44枚。結構便利です。

151. 2つの朝市
■■■■■2008.06.29(日)  雨 2つの朝市  土曜日・日曜日と隣町まで朝市に出かけている。軽トラに一杯の荷物を積んでいくが、日曜日はあいにくの雨。売る側も買う側も傘をさしての状態だった。日曜日の朝市は27年ほど続いているとのことで、ブルーベリーを買いに来たお客さまからの紹介で出るようになりました。土曜日の朝市は今年始まったばかりで昨日で3回目。野菜類ばかりではないので、品物の数が多くて16種類もある。この時期、じゃがいもも品種別に持っていくようにしているが、同じキタアカリでも畑によって味は実際に違う。お客さまは安い値段で新鮮なものを農家を選んで買っていく。  土曜日の東我孫子の朝市…場所はこちら  日曜日の湖北台の朝市 …場所はこちら  育苗ハウスに植えてある巨峰がだいぶ大きくなった。今年は実がかなりまばらに着いているようだ。こういう年は粒が大きくなる。9月が楽しみであります。

152. 田植え本番
■■■■■2004.05.03(月)  霧雨のちくもり 田植え本番  今年の田植えは、去年とは逆に遠い方からスタートした。昨年よりも少しだけ慣れたので、1日目に多めにこなして、2日目は少なく残したので、だいぶ楽に終わらせることが出来た(写真の田はちょっと水を落としすぎ(^^;;)。終わったとはいえ、まだ1畝分の黒米の手植えが残っているし、隣の田圃で昨年1年休耕した田(7畝?位)の分が増えたため、こちらも残っている状態。  田植機はもう1回使うことになるので、今日も掃除である。ペースト施肥なので、ペースト肥料を抜いて、水を入れてタンクとチューブを洗う。その後植え付け状態にして施肥口からペーストの代わりに水が出てきて、これが澄んでくるまで待ち、更にバルブを「清掃」位置にして、ペーストを循環戻りチューブを通してタンクに返しておく。これをちゃんとしておかないとチューブが詰まってしまう。  除草剤用の散布タンクは、粉剤のため水が入らないようにビニールで覆って、本体をざっと水洗いする。最後ではないので大きな泥を落としておいて、改めて洗うことにする。稼動部がさび付かないようにオイルを注しておくのも大事な仕事である。

153. 冷蔵庫
■■■■■2006.07.28(金)  晴れ 冷蔵庫  来年に向けて米用の冷蔵庫を設置した。中にざっと60俵は入る。冷蔵庫というよりは3畳間エアコン付きという方が正しい。  これまでは納屋の中の木で組んだ穀入れに入れていたのだか、ここ何年かは異常高温と時間当たり60ミリとかの雨のために、7月を過ぎると玄米としての品質が極端に下がってくる。冷蔵庫内は湿度と温度を一定に保つので、玄米としての品質を崩さないで済む。何かいいことだらけのように思えるが、実際はいろいろと問題が出てくる。  まずはコストの問題。イニシャルコストは100万円ほど(冷蔵庫、設置費、電気工事費、土間生コンほか)。電気代が年間1万程度(動力なので1/4で済む)。更に冷蔵庫から出して精米するまでは、最低数時間は常温放置した方が米の割れが少ないのだが、夏場の高温多湿下では急激に劣化が始まるので、精米直後は良いとしても食べていくうちに劣化がどんどん進むこと。これは生鮮食品であるコメを夏場なら2週間で食べるという「きまり」を守ってくれていれば気にはならないが、1か月もかけて食べて、更に保管状態が良くないと劣化がひどいことになるのではないでしょうか。  この冷蔵庫、10年程度でもとを取るとして、11万円÷60俵で計算すると1kgあたり30円のコスト増になります。低温貯蔵をうたって販促用の看板でも作りますかね。

154. コリアンダー
■■■■■2008.07.06(日)  晴れ時々くもり コリアンダー  パセリの苗がだいぶ大きくなってきた。今年はバジルの発芽が今ひとつである。庭先で育苗しているとお客さんに少しずつ持って行かれてしまい、数はちょうどよくなっていく(^^;;  そういうお客さまたちも、ただ1つだけ持っていかないものがあります。それはコリアンダーの苗木。イタリアンパセリだと勘違いする人がしばしばいます。確かに似てはいますけど。それにしてもこのハーブだけは嫌われ者のようで、高級エスニック食材というわけでもないが欠かせない食材である割には、葉っぱの風味は日本人が最も嫌う味らしいですね。種の香りは最高に良いんですがねぇ。

155. 台風余波
■■■■■2004.08.30(月)  くもり時々晴れ夜遅く暴風雨 台風余波

156. まだら模様
■■■■■2006.06.02(金)  晴れ まだら模様  田植えからそろそろ1か月が経とうとしている。まるで梅雨が1か月早くなったのでは?と思わせるぐらい日照不足だった。ここ1週間はなんとか5月らしい天気ではあったものの、ブルーベリーの生育は少し遅れているのかなという感じがする。何よりも実がまばらになってしまった品種が少なからずある。  今年の古代米は、赤米2種、黒米2種、紫米、緑米の計6種。赤米はウルチ種の「ベニロマン」とモチ種の「ちくし赤もち」(たぶん)、黒米は1つがコシヒカリより少し大粒で中国系の改良種と思われる、もう1つは長粒でこれも品種は不明。紫米は「朝紫」。かなり早稲でコシヒカリ並の小粒の品種。緑米はおそらくアクネモチではないかと思う。それぞれ1畝から4畝ほど作付けしたので、そこそこの量は取れるはずである。うち1枚の田んぼは朝紫とちくし赤もちを植えたもの。田んぼの色が遠目にまだらに見えるので、見た目にも楽しい。施肥量は少なめのため、少しさびしい感じもするが、どうせ伸び始めると大騒ぎなぐらいに長く伸びるのでちょうどいいのかも知れない。何かをつつきにコサギもやってきていた。

157. 水管理
■■■■■2004.05.25(火)  晴れ 水管理  本題の前に昨日書いたエシャレットであるが、どうもよくよく考えてみるとラッキョウだったのではないかということになった。いつも米を買ってもらっている人からもらって、じゃあ種取りにでも植えておこうと植えたものだけに、はっきりと「何をもらったか」覚えていない。今日になって再度食べたら辛みが多くなったので、こりゃラッキョウだと相成った。来年に向けて種でも取ろう。  田んぼのうちの1枚にだけかなりの量の水藻が発生している。藻は光合成をするし窒素も固定する。なんでこうなったかというと心当たりはある。この田は日当たりも今ひとつであり、砂地の上にいわゆるザル田であり、減水深が5cm以上ある。そのため腐植分やら珪酸分やらを投入したところに、元肥も若干増やしたのでこういう結果を招いた可能性がある。おかげで水が切れきらないという現象が発生している。今日は久々に水をいったん切ろうとしているが、夕方までに切れるだろうか。まあ、全部切れても困るのでほどよく切れれば良しである。  田んぼも1枚ごとに水管理が違ってくるので、結構気を遣う。あまり水を入れ過ぎれば分けつしないし水を切りすぎると分けつしすぎる。去年同じようなザル田に水を張りすぎてドロオイ虫にだいぶやられた。すぐに水を切ったので結果はオーライなのだけどやはり難しいものだ。  ブルーベリーもいい気になって水をやり過ぎていると成長が芳しくない。意外と蟻が巣を作っているようなところの方が成長がよろしかったりする。水やり3年というけれど、体に馴染むまでにはまだまだ修行が必要である。

158. 静かな1日
■■■■■2008.07.28(月)  晴れ 静かな1日  昨日の夕方に降った雨で畑がようやく湿った。久しぶりにブルーベリーやら苗木やら、すべての水やりをしなくて良い1日になった。蒔き時を考えていたニンジンをようやく蒔くことができた。藁を敷いて、その上から水やりをしておいた。ここ1週間が発芽が上手く揃うかどうかの勝負となる。乾燥したらアウトである。  今週の土日は、週末の朝市に加えて月に一度のホコテンへの出店が重なり、大忙しになった。土曜日は朝市を終えてそのままホコテンに移動、一旦戻ってトウモロコシを収穫したが、1日人間の方が遅かった。熟期をよーくご存じのムジナ君に10本程度やられてしまったので、試食用に茹でてホコテンに戻り、アツアツを試食してもらった。糖度が高すぎるぐらい甘いので、動物も見逃さない訳であります。ちなみに品種は「みわくのコーン ゴールドラッシュ」。昨年に続いて作ってみたが、背が伸びない点と粒の列揃いが悪い点を除けば、糖度も高くて良い品種かなと思う。ただ、取り遅れて雨が重なると自己の当分で発酵してしまうので注意が必要だったりします。最近の品種では、見た目の美しさでは「味来」の方が勝っているように感じるが、糖度は若干落ちるように思う。その分自己発酵はしないので、扱いやすいと言えば扱いやすい。

159. 鳥の来襲
■■■■■2004.05.23(日)  くもり 鳥の来襲  種籾の残ったヤツを捨てておいたら、鳥が集中的にやってきて食べている。その数のすごいことと言ったら…。なんとなく鳥が太ってきたように見えるのは私だけだろうか。籾のまま萌芽してしまっているしので、食べることも出来ない(籾を摺った瞬間に粉になってしまう)から、捨てるか焼却するしかないのだが、約8kg近い籾を毎日のように餌にしている鳥って、考えてみれば贅沢ではある。  鳥と言えば不思議と今まである我が家のブルーベリーには鳥がやってこない。ホームベルであろうと思うのだが、なぜか不思議。1本だけだからであろうか。今年から畑の何本かのブルーベリーに実をつけてみているので、鳥がやってくるかどうか観察してみようと思う。どっちにしろ来年は防虫網を張らねばならないと思う。

160. そば収穫
■■■■■2004.06.15(火)  晴れ そば収穫  月曜日から梅雨の晴れ間が続いている。土曜日に刈った蕎麦を干しておいた分があらまし乾いたので脱穀した。本当はもう少しおいておきたかったのだけど雀が群をなしてねらっているのでさっさと済ませた。残りの分についても今日刈り取り、おだにかけて干した。土曜日の分の2倍なのでちょっと量が多い。今度の脱穀は木の棒で叩くしかないな。

161. 芋茎
■■■■■2005.10.07(金)  晴れときどきくもり 芋茎  芋茎と書いて「ずいき」と読むが、芋茎自体をちゃんと料理する人が減ってきているように思います。芋茎は、里芋の茎の部分。古くから保存可能な干し野菜として使われて来ました。切り干し大根と一緒のイメージですね。  今年は里芋が出来が良くて、おまけに天候も良かったので、一番ものの芋茎は、とてもよい出来となりました。正直言って、2本で100円では安いぐらいですよ。だって干しても大きいのですから。  というわけで、運がいい人はうちの商品とともに届いているはずです。何分保存が難しいので、その場で売るか、あるいは、差し上げることになります。これは水で戻して油揚げと一緒に甘辛く煮れば美味ですよ。ご飯も進みます。

162. 作業台
■■■■■2004.10.07(木)  晴れ時々くもり 作業台  籾摺りをする際にあった段差を解消するためと米を穀入れに入れるまで積んでおく場所を作る意味で、5尺四方の作業台を作った。高さを米選機の量りと合わせてあり、軽トラの荷台とも同じにしてある。これで積み込みが楽になるだろうと思った。が、しかし、ちょっと失敗したようで、少しは量りより低い方がいいかも知れない。それと量りと作業台の間は人一人横に入れるぐらいの方が良さそうだ。雨が落ち着いたら早速直すことにしよう。

163. 茶摘み
■■■■■2006.05.21(日)  晴れ 茶摘み  今年の茶摘みは、天候不順のせいで量が少ないです。本当に自分のところで飲む分+αしかありません。茶摘みの応援隊にはNIFTY、フジの森関係者、農文協関係者から総勢9名が遊びにやってきました。伸びの悪い新芽のためにみなさん悪戦苦闘してました。

164. 剪定終了
■■■■■2004.11.27(土)  晴れ風強し 剪定終了

165. 新茶
■■■■■2004.05.17(月)  くもり時々晴れ風強し 新茶  今日はくもりで風がやたらと強かった。蒔いておいたトウモロコシがだいぶ大きくなってきたので植えた。風が強いので株元を少し作(さく)っておいた。手なしインゲンの種まきとグラジオラスの植え付けをした。そろそろチューリップも掘らないといけないようだ。  新茶が出来てきたので、富里のお茶屋さんまで取りに出かけた。2日間で生茶葉で30.8kg+44.0kg=74.8kgあったお茶も製茶すると20%に減り、14.96kgになってしまう。500gずつに真空包装をお願いした。生茶葉で1kgあたり370円の加工賃と、真空包装1つあたり100円を払うと、製品500gの1袋は1,025円かかる。結構な値段であるが製茶の機械は高価であるので償却だけでも相当な額であるから致し方ない。真空包装しないとお茶は劣化してしまうので、まあこれも仕方ない。袋代が高いんだな、結構。  お茶摘みを手伝っていただいた方には、少しですがあとでお送りします。それ以外の方で飲んでみたい方にはお譲りします。連絡ください。

166. お茶摘み2日目
■■■■■2004.05.15(土)  暑いぐらいの五月晴れ お茶摘み2日目  久々に快晴である。茶摘みには絶好であるがちょっと暑いぐらいだ。田んぼの方はしっかりと根付いたようで、補修のための差し苗もほぼおしまいという感じであろうか。ブルーベリーのうち、実を付けてみたモノがだいぶ大きくなってきた。  今年の茶摘みには、毎年来られる方が何人か都合で来られなかったものの6名ほどの盛況であった。遠くからの方もいるため、4時ぐらいからぼちぼち帰り始める人も増えたが、最後まで茶葉掃除に付き合ってくださった方も何人かいた。だいぶ残ってしまったため、明日も天気がもつなら茶摘みは続く。

167. 稲刈り中休み
■■■■■2004.09.05(日)  朝方まで大雨→くもり時々雨 稲刈り中休み  夕晩の雨はかなり強かったようで、田んぼが冠水していた。最初に刈った田んぼは藁が埋まるぐらいに降ってしまったので、水が引いてから藁を広げて乾かさないといけないようだ。焦って刈るべきではないという教訓である。

168. 籾干し
■■■■■2004.09.03(金)  晴れ夜大雨 籾干し  稲刈り仕事の3日目は、籾の天日での乾燥と藁まて(藁の引き上げ)が待っています。大きなシートの上に籾を広げ、ならした後で足で縦横に走ります。大体2時を目安にまた袋に戻しますが、天気の具合(日照・風・湿度)によって引き上げはビミョウに調整します。籾の乾燥度計も見ますが、足の裏の感触とか、年寄りの直感も結構正しい数値を指しているから不思議です。  人手がないので、藁まては途中までで終わりにしました。暑い中で一人だとちょっと辛い。明日の天気が気に掛かるものの、手伝いが多いならと更に1反歩刈ったのですが、これが大変なことに…。

169. 藻その後
■■■■■2004.06.03(木)  晴れ 藻その後  1枚だけ藻が大量に発生している田んぼのその後だが、水を切ったためか伸びの悪いイネが倒されかかっているところがある。仕方なく手で藻を取っているがなかなか進まない。水を切るのも限度があるし、また水を入れれば同じ結果になるような予感がする。  この藻を取ってみると、まるで水苔という感じであり、蘭などの植え付けにどうだろうかなどと思ってしまう。さすがにあきらめて専用の薬剤を使わざるを得ませんでした。砂質だから本来は水を切るに切れないし、そういってぐずぐずしていると今回のように「やられた」となります。

170. 梅雨の中休み
■■■■■2008.06.18(水)  くもり時々晴れ 梅雨の中休み  今年も多くの方がブルーベリーを求めてやってくる。摘み取りの予約もチラホラと増えてきた。そんな中、昨日来られたお客さま、ブルーベリーに嵌ってしまったらしく、コンテナ植えの苗木を買って行かれた。ピートモスを大量に分けて欲しいという話であったが、うちの在庫からだと割高になってしまうため近くのホームセンターで買われてはという話をしていたら、今日はご主人が来られて、たまたま年に一度の棚卸しでお店がお休みだったとのこと。教えておいてあげれば良かったかも。  今年作ったじゃがいもは、定番のキタアカリ、トウヤ、インカのめざめの他に、シェリー、インカのひとみ、スタールビー、シャドークイーンの7品種。昨年は定番+シンシアの4品種だったが、非常に大きくなり過ぎてしまって大変だったが、今年は少しずつ掘っているので、それなりのちょうど良い大きさかもしれない。今年はシンシアを植え損ねたので、秋植えをしないと来春まで売る分がないかもしれない。  昨年はずれたニンニクは、今年は非常に生育も良くて、1玉70mmクラスのものも多かった。福地ホワイト6片は種は高いけれど、上手く育つと本当に良いものに仕上がる。ブルーベリーの直売所に置いておくと、1玉250円~350円で飛ぶように売れていく。何とか昨年の種代の分が取り戻せたかなという感じです。タマネギも450gクラスの大きいものが結構とれたのだが、秋口に施す堆肥(米ぬか+油かす+落ち葉+籾殻薫炭)の効果は非常に大きい。特に草よけにと春先に施す、薫炭+生米ぬかでの2センチぐらいのマルチとしての追加はいろいろな意味で効くようだ。

171. 今摺り米
■■■■■2008.07.19(土)  晴れ 今摺り米  年を越してからの籾摺りを指して、何時の頃からか今摺り米という言葉が使われ出した。今籾摺りをしたお米ということだが、確かに玄米の香りは今年の4月に籾摺りしたものと比較してもはっきりしている。昔とは違って、秋に籾摺りをしたものでも1年中温度が15度で湿度が70%を保つ冷蔵庫に入れているので、玄米の品質も良くなっている。この時期になると出てくる暑い糠層も出てこないし、玄米臭さも出てこない。ツヤも籾摺りしたてのものとあまり違わないように思う。極端なところ19年産米と18年産米の区別すらシロウトにはできない可能性もある。ただ、新しく籾摺りをした玄米は香りがはっきりしているので、精米したときに違いがわかるはず。  4月に籾摺りをしたものが残り1俵を切ったので、最後の籾を今日玄米に調製した。当初の予想よりは若干だけ収量が少なかったが、まずまずの量です。冷蔵庫もかなり一杯になったので、中が窮屈になりました。それにしても28度の暑さでの籾摺りは大変です。夕方には25度に下がったとはいえ、冷蔵庫とは10度の温度差。出入りする度に体力が消耗しました。まるで冷房ギンギンの都会の電車から出たときの暑い感じと一緒です。

172. 空梅雨
■■■■■2007.06.21(木)  晴れ 空梅雨  先週梅雨入りしたはずなのに、まったくと言っていいほど雨が降らない。おかげで、ブルーベリーもラズベリーもたくさん収穫できて良いのだが、水やりが追いつかない。これから夏にかけて猛暑らしいので、先が思いやられます。

173. 生コン
■■■■■2006.07.06(木)  くもり時々晴れ 生コン  弟と一緒の年齢である納屋の一部に生コンを打った。私自身は手伝いでメインは弟の作業。去年の秋ぐらいから話は出ていたものの、ようやく時間が取れたので急遽今日作業することになった。3立米の生コンをネコで運んだが、最後の方はさすがに疲れました。やっぱり夏場にやるものではないです。  これで念願の米用の冷蔵庫が納屋の中に設置できるようになります。温度変化を伴うことになるので、朝夕にしか出せないとか、出し入れには気を遣いますが、高温での保管による劣化が防げれば味もさらに良くなるものと思います。ただ、精米作業が面倒になってきます。注文を受けてからその日に精米ができたものが、翌日回しになりかねないのです。冷蔵庫から出してそのまま精米すると温度差が急激になって米が割れる可能性があるためです。少量の米ならば別ですが、1袋単位などで精米すると温度ムラができるので、ちょっと外気にならさないといけません。かといって、常時1袋を外に出していたら意味がないですしね。  今日は友人から、マンゴーとサクランボが届いたので、おいしくいただきつつ、ジャムの試作に入ります。

174. 9月の空
■■■■■2007.09.12(水)  雨 9月の空  映画化もされた同名の小説があるが、今年は晴れない。台風で冠水した田んぼの地面が乾いたと思ったらまた雨、夕晩から朝にかけては大量に降った模様で、またまた冠水中。下の田んぼが刈り取り済みのところはそちらに排水をバイパスして、少しでも水を減らしたいところですが、9月の前半に台風と大雨では、刈り取りも進んでおらずに、流せないところも多い。  雨になるのは解っているが、刈り取らないと手に負えないので、昨日は稲架がけする予定で刈り取り、稲架にかけた。8~9畝分ぐらいを刈ったところで、バインダーが過負荷で故障。下も悪いせいか、時間がかかり、稲架がけは3/4ぐらいを終えたところで中断した。雨が止み次第、続きをやらねばならない。1~2時間はかかるかな。  一昨年にコンバインをもらったので、米屋に売る分などの一部についてはコンバインも併用して刈っているのだが、これも先日やはり過負荷で故障した。ちなみに部品の取り寄せ中で、こいつはまだ直っていない。  というわけで、稲刈りはあまり進んでいないのであります。こんな年も珍しい。大抵は9/中から10月にかけて雨がやってくるものだが、今年は前半に雨が集中している。本当にこれでは刈り取りが進まないです。

175. バラ開花ほか諸々
■■■■■2005.05.23(月)  晴れ夜強い雨 バラ開花ほか諸々  田植えをした田んぼももようやく落ち着いてきたようだ。画像を取り忘れているので、後日また写真を掲載する予定。  土日を使って、ブルーベリーのネットを張るための単管足場を組み始めた。弟と義弟に手伝ってもらう予定だったが、弟は前日に左手を怪我してしまい、義弟は仕事の調整がつかず、1.5人での作業となった。さすがに全部終わらず、来週に持ち越したが、果たして今月中に終われるのだろうか。すでにブルーベリーには実がたくさん付いている。写真はまた後日。  バラもようやく開花した。アンジェラに至っては、誘因も剪定もしていないので、凄いことになっている。その他のバラもだいぶ悲惨である。畑に移動した方のバラが比較的によく咲いている。連休に天気が続いたので、バラのアブラムシと桃の縮葉病は凄かったです。  写真にあるコンバインとミニの乾燥機を廃農した方から譲っていただいた。中古でちゃんと買えばン10万円である。これで最悪天日干しが出来ない場合でも保険が付いたことになる。機械ものなのでまったく使わないと壊れるから、今年は全部天日干しとはいかないだろう。もち米をコンバインでという手もあるし、使い分けは考えないといけない。

176. 新茶
■■■■■2006.05.07(日)  くもり時々雨 新茶  お茶の伸びが遅い。例年だとこの時期には茶摘みの日程が決まるのに、まだ確定しない。写真は3日の様子なので、14日には摘めるのではないかと思う。ただ、いつも加工をお願いしているところも今年は遅いということで、日程が決まらないままなのです。

177. カモのたまご
■■■■■2006.06.05(月)  くもり時々晴れ カモのたまご  畦草刈りの最終日、30センチぐらいの草を刈っていたら、カモが目の前を飛び出した。何かと思ってみてみるとカモの卵がありました。もう少しで卵まで刈ってしまうところでした。ちょうど畦の真ん中あたりだったので、残りを刈り終えて振り返ってみると親ガモが心配そうに見てました。卵を暖めていたのね。  たぶんどこからか逃げ出したカモ(鳥の種類はよくわかりませんが、合鴨なのかな)が野生化したもののようで、毎年水回りをしているとつがいが何組かいます。きっとそのうちの1組なんでしょうね。1把しかいなかったので、母どりなのでしょうか。そっと刈った草を側に置いておきましたから、カラスなどに見つからないようにうまく隠しただろうか。どうなっているのかちょっと気になりますね。

178. 秋めいて
■■■■■2007.10.03(水)  くもり 秋めいて  稲刈りも一段落して、残るは古代米の刈り取りを残すのみとなった。そんな中、来年に向けての田うないもスタートしている。去年は藁の始末が遅れて耕耘が一回減った。これだけでも草の生え方が違ってくる。暑い日に田うないをすると、ジリジリと暑い思いをするのだが、涼しい日だとだいぶ楽である。シトシトと降り続いた雨の影響で結構水がたまるので、今日は田うない日和ではないかもしれない。  今年は、バッタがやたらに多い。ヨトウムシやアゲハの幼虫のような虫も里芋や高菜にまで大発生している。どうも鳥たちが別のところに行っているような気がする。夜もめっきりと涼しくなった。週末は土浦の花火競技会だが、寒いぐらいになるんだろうなぁ。

179. 久しぶりに
■■■■■2008.05.25(日)  雨のちくもり 久しぶりに  久しぶりに丸1日お休みにした。夕方には雨が上がったが、露が残っていたので、諸々の作業ができない日となった。明日からネット張りが続く。そろそろ古い方の園も張らないとまずいようだ。破れたネットの補修もしなければならないし、野菜や柑橘の害虫防除もボチボチ必要かもしれない。挿し木しておいたブルーベリーのポット上げも第2弾がまだ残っている。  今年のブルーベリーが熟すのは、昨年より1週間前後遅れ、6/15過ぎになるように思う。

180. 茶摘み初日
■■■■■2004.05.14(金)  くもり 茶摘み初日  このところ天気が非常にめまぐるしく変わり、とりあえずは今日明日を過ぎると雨続きになるらしい。雨ばかりでなく風も強い。今年はアブラムシが非常に多いような気がする。茶摘みも初日を迎えたが、昨年からすると出来はよくないし量も少ない。今年は今ひとつのようだ。  明日はニフティの園芸フォーラム関係のメンバーが8人ほど遊びに来る予定である。何とか天気はもつようで良かった。

181. 恵みの雨
■■■■■2008.08.17(日)  雨時々くもり 恵みの雨  晴天続きだった8月にようやくの雨となった。たっぷり降ったので里芋にも良い雨である。午前中の晴れ間に摘み取りのお客さんは集中したが、あいにくの雨に午後から予約されていた方はあきらめの電話をしてこられた。明日また来ますという。おかげで久々にゆっくりとした1日になった。  ドサーッと降った雨に田んぼの稲もあちこちで倒伏が見られる。中には穂先が地面に着いているものまである。あきらかに肥料が効きすぎであるが、元肥のみの場合などでは天候による肥効の具合が読めないので、致し方ない面もある。我が家のものも倒れる予感のある田んぼが多少見受けられる。大雨と風はあと1か月どこかに消えていて欲しい。シトシト雨なら歓迎するが刈り取りシーズンは晴れているに超したことはない。

182. 黒米収穫
■■■■■2005.10.04(火)  雨のちくもり 黒米収穫  8畝の田んぼのうち、3畝強を黒米にしたのだが、2日の日に脱穀まで終了した。1日に稲束をひっくり返していると、側にやってきた人が「何でコレ作っているんですか?」と聞くので、「楽しいでしょ」と答えておいた。  今年はどうも2俵弱しか穫れないようだが、出来はいいみたい。屑籾が昨年よりは少ないみたいです。2年目ということで作り慣れたということなんでしょうかね。まだ赤米は田んぼの中です。早ければ今週末あたりに収穫できるかな。

183. 確定申告
■■■■■2008.02.17(日)  晴れ風強し 確定申告  どうにも決算処理に気合いを入れすぎたためか、割合とスムーズに決算仕訳まで進み、申告書類を作るための根拠資料であるところの「農産物受払書」と帳簿が確実に一致した。いつもだと、やれ買掛金が合わないとか出てくるものだが、今回はこちらも問題なくて、本当に不思議なぐらいスムーズでした。  明日から申告の受付が始まるので、今年はさっさと出してしまう予定。来年は、減価償却がなくなるものが多いから経費が減る分だけ大変かもしれません。ちょうど評価法の切り替え時期であり、旧定額法から新定額法への切替にあたって、5年での残存価格均等償却ができるらしいので、これを使用する予定ではいます。  ソリマチ株式会社の農業簿記というソフトを使用しているのですが、農業と一般用の両方の青色申告決算書を作る場合、減価償却費の仕訳方法を間違えると今年からはややこしくなります。共通部門での按分機能と青色申告決算書のどちらに減価償却費の明細を置くかという考えがないので、今年からはすべてを農業用にすることにしました。理由は単純で、帳表(ページ)間の金額チェックをe-Taxクンは行ってしまうから、エラーとなってしまうためです。結局のところ片側に振ったとしても、部門別に見た帳簿上の利益は異なるものの、通算した所得は変化しないので、妥協しました。  あっという間に2月も後半になりました。寒い日が続くので、健康には注意したいものです。

184. お茶摘み最終日
■■■■■2004.05.18(火)  くもり お茶摘み最終日  晴れると言っていた割には曇り空で、夕方には「ふっかけ雨」がやってきた。それでもなんとか茶摘みは終了した(お遊びで摘む程度にはまだ残ってはいるけどネ)。本日の成果は35kg。とりあえず100kgは超えたというところであるが、品質は昨年よりは芳しくない。霜にあたったらしきところもあったし、寒暖の変化で伸びが止まったせいもあるだろう。お茶に限らずブルーベリーであってもそうかもしれぬが天候に左右されやすいのが農というものかもしれない。だからみんなハウスなどの施設栽培に走るのであろう。少なくとも降雨に関して言えば安定するわけだから。  田んぼのイネもすっかりと根付き、肥料分を吸い始めている。だいぶ大きくなってきた感がある。梅雨の天候と夏場の天候でいろいろ決まってくるわけだけど、メリハリのある天気になるのか、はたまたダラダラした天気になるのか、それを見据えねばならないというのも大変な職業ではある。  写真は茶摘みばさみ(在来ばさみと呼ぶようです)の使い方。底の抜けた袋が手ぬぐいで縫ってあるのだが、この端を右手で持ちつつ刈り込んでいき、たまったら袋へと移す。ある程度たまったらシートの上などにあけて広げておき、ゴミなど(古っ葉、古茎、赤っ葉、草など)を除いていく。最後に袋詰めして富里にあるお茶屋さんまで持って行く。

185. 一段落
■■■■■2005.05.07(土)  雨 一段落  先月は、田んぼやら研修やら、何かと慌ただしかったです。おかげで全然日記が更新できませんでした。 今月からまた少しずつ書き留めていこうと思います。  そろそろお茶摘みの季節。今年も体験の場を用意していますので、詳しいことは掲示板をご覧ください。

186. いよいよ夏
■■■■■2008.05.07(水)  晴れ いよいよ夏  今日から半袖にした。ともかくも暑かった1日でした。昨日一昨日と乗用の田植機による田植えが終わり一段落。ハウス内の苗は幾分かネズミにかじられて不足気味。やや少なめに植えたので水管理はギリギリまで少なくして保持する。例年よりは3センチぐらい低めだろうか。苗が短いせいもある。明日にはほぼ田面が出ない程度まで水をあげる予定でいます。  コンテナから地面へのブルーベリーの植え替えは、実が終わり夏が過ぎるまでは一段落させて、新しい圃場ヘの移動のみを予定しているが、作業量が多くてなかなか終わらない。ネットの支柱づくりも柱4本で一旦止まっている。明日明後日は手押し田植機の分と手植えの分、補植で手一杯になるので、週末からの再開の予定。うーみゅ、体が3つぐらい欲しいものだ。

187. 茶摘み
■■■■■2005.05.24(火)  晴れ夜また雨 茶摘み  今年の茶摘みは、天候不順のためか芽が揃わなかった。最後の茶摘みを終え、製茶をお願いしに行ったら、どういうわけか22日まででお茶の加工が終わっていた。というか23日は誰も来なかったらしい。25日ぐらいまでは空いていると言っていたのにぃ。たまたま幼稚園の園児が摘んだお茶とうちの分と2件だけだったので、最低加工量である60kgに満たない場合には無駄骨となる可能性が出てきました…。  写真は、5/10の最初の摘み取り前日のお茶。今年は、11日~22日とお茶の加工場も短期営業だった(まだ確定ではないけど)ようです。やっぱり今年は変な天気なのかも知れない。

188. ヘリコプター
■■■■■2004.07.07(水)  晴れ ヘリコプター  雨が降らない変な梅雨が続いている。おかげで草取りは進むがあまりの暑さに、昼間はダウンしている。というかそうしないと身が持たない。割合とブルーベリーの水やりは炎天下でも平気であるので涼を兼ねて水やりをすることもある。  イネも順調に育ってきているが、今日は空中防除の日であったので、ヘリでイモチやカメムシなどの防除が行われた。この集中防除には賛否両論ある。防除は各農家の自由にしてやらない方向にすべきだという考え方がある。一方で本当に防除しなければならないほど病気や害虫が大発生した場合、防除に使用される薬剤を各農家で用意するとなると、何日にも渡ってしまう上に効果が薄いという考えもある。さらに進んでどうせ米余りなのだからいっそ消毒なんかやめたらどうかという意見もある。現に宅地に近いところでは実施していないところも出てきた。去年のようにうすら雨の中での散布は戴けないが、今年のように暑い夏はカメムシも多いしイモチもちらほらあるようだ。普通だとカメムシの防除にはやや早いはずなのに、今年はなぜかちょうどいい感じがするのは空梅雨とも関係しているのかも知れない。

189. 黒米の不思議
■■■■■2006.05.08(月)  くもり時々小雨 黒米の不思議  手押し式の田植えの場所は、乗用と違って手間がかかる。今使っている乗用の田植機は、ペースト施肥が同時にできるので元肥は植え付け時に一緒で済む。もちろん乗用であっても事前に元肥を散布する光景もよく見られる。うちの場合手押し式を使った田んぼは皆狭い田んぼばかりなので、田植え後に後から撒いてもたいした手間ではない。  写真はコシヒカリと黒米の苗の様子。上がコシヒカリ根のマット部分がだいたい3cm近くある。じっくりと育てたのでがっしりしている。下は黒米のもの。こちらは更にがっしりしていて、なおかつ短い。苗の丈が7~8cmしかない。いつも植えると水面下に潜ってしまうというヤツである。しかしながらちゃんと伸びてくるから不思議です。

190. 田んぼの草
■■■■■2006.07.16(日)  晴れ 田んぼの草  今年から耕作を頼まれた田んぼのうち、2枚ほどが非常に草が多い。特にミズガヤツリとオモダカが局所的に生えているという田んぼである。昔から伝えられていることの1つに、土用に取った草は根絶やしになるというものがあり、茶畑にしても田んぼにしてもそういう話は聞く。雨が降ると草が伸びるので、梅雨の合間は草との戦いで、だいたい家のまわりが間に合わずに草ぼうぼうになっている。そろそろ畑が終わって家のまわりまで草取りの順番が回ってきた。  田んぼの草は、この時期になると稲の葉がススキ状で痛いし、何よりも気をつけないと目をつつくことになりかねない。株を分けてから顔を水面に近づけて取るのが得策である。1年では根絶は無理としても、来年は少し減ってくれるだろうか。

191. 色づき
■■■■■2005.08.25(木)  雨 色づき  また、台風がやってきているようです。今回のは規模も大きくてゆっくりと進むらしい。田んぼの稲がだいぶ倒れるだろうなと思う。  今年は、黒米以外に、赤米2種、紫米、緑米と作ってみた。緑米は未だに出穂していないが、どうも隣の田んぼの畦にかけられた除草剤の影響があるようだ。何せ1畝の田んぼの1つの畝だけなので、まともに食らったようです。紫米はとても早稲品種らしく、刈ろうと思えばもう刈れるかなという感じです。赤米は、どちらの品種も別の種(長い目の黒米とコシヒカリと思われる)が混じっていたようで、これは取り除きましたが、ちょうど出穂時期に当たっているようです。  何ぶん、遊びの要素が強い1畝の田んぼ、今年は元肥ナシの6月末頃に施肥という、俗に言う「への字」稲作にも挑みました。出穂が遅いのが品種のせいかどうか解からず、ちょっと気を揉みましたが、稲は強いですね。去年ここに作った黒米は、別のところに作付けを移動しました。小さい田んぼとはいえ1枚全部だと多すぎるので、8畝のうち、4畝ほどを黒米にしてみました。さて、どのぐらい取れますでしょうか。  写真は、左から赤米(ベニロマン)、赤米(品種不明・モチ種)、下の段左はいじけた緑米(畦のとなり1畝だけ。右側は赤米)、右は紫米(これも一畝だけ)です。紫米の右側は、畦の隣にある空き地の草なので念のため。

192. 種蒔き
■■■■■2004.04.01(木)  晴れ 種蒔き  いよいよ種蒔きの時期がやってきました。去年は3/31でしたから、ほぼ同じ。違うのは種籾の浸透時間かな。積算100℃と言われますが、150℃だと勘違いしていて、さらに寒かったのをいいことに20日ちかく浸してしまいました。一応水は時々替えているので何とかなるとは思いますが…。  種蒔きは昔と違って苗箱に蒔いていきます。1尺×2尺の箱にだいたい150gの種籾を蒔きます。専用の機械を使います。まずは床土といって箱の厚さの半分程度の土を均等に入れます。大体2リットル強になります。これを一端脇に避けておき、再び機械にかけて、播種・鎮圧・灌水2回・覆土の順で機械を通します。ちなみに最近の機械は床土まで1回で通せるものもあります。  調整に手間がかかるものの、一度決めてしまえばあとは単純な作業なので、姪っ子たちも加わっての仕事となりました。順調にいけば4日ぐらいで芽が出てくると思います。

193. ニンニク
■■■■■2008.06.26(木)  雨 ニンニク  晴れが続いたので、ニンニクをさっと干し直してから直売所になっている納屋の屋根裏に吊るした。お客さまも目の前に並べてあるニンニクには気づくものの、吊るしてある方の大きいニンニクには気づかないようだ。茎がしっかりしているものは、4つずつ麻紐でしばって吊るし、途中で切ったものについては編み上げるようにして7~8球を吊るした。じゃがいも堀りは2日しか晴れなかったので、次の晴れ間の日までおあずけとなる。  またしばらく雨模様が続くようだ。雨であちこち草が生えてきているが、ブルーベリーの収穫と選果で1日が終わってしまい、間に合わなかった。浸けてあった赤カブの甘酢漬けを出してきた。いい色合いと味に仕上がっている。最後のカブを昨日取ったので、すぐに塩漬けをして、今朝ほど本漬けをした。1週間ほど置いておくと出来上がりである。

194. 籾摺り
■■■■■2004.09.22(水)  晴れ夕方雨 籾摺り  ずっと稲刈りと脱穀の連続で、日記の更新が滞ってしまった。今日は2つ目の圃場の籾摺りをした。反あたり10俵ちょっとの(反収としては)よい出来であった。反収としてはと書いたのは、猛暑のせいで屑米や着色米が例年よりも多いから。味の方はそうは落ちないものの、出来がいいとは言い難い気もする。  9/6~21まで半月以上晴れてくれたので、作業は捗ったものの、まだ糯米の稲刈りは始まらない状態です。1町歩を天日干しで平均2人でやるのはやはりきついかなぁ…。とりあえず今月中には刈り取りまでは終わるでしょう。残るは籾摺りとわらまてです。10月一杯で終われば御の字かな。

195. 種まき
■■■■■2005.04.04(月)  晴れ 種まき  そろそろ桜も開花の模様ですが、ようやく稲の種まきが始まりました。準備やら何やらで、夕方までかかってしまいました。

196. 雨が続くと
■■■■■2006.07.19(水)  雨 雨が続くと  梅雨の中休みが終わって、全国的に大雨になっている。畑の通路にしている部分も水浸しで、ブルーベリーに至っては実が裂け始めた。取りたいのだが雨が強くとれない状態が続き、夕方にようやく少し摘んだ。水が多くなると根が呼吸できないせいで新梢がぐにゃっと曲がる。急にしおれたときと同じ現象で、どうもブルーベリーは適度な水分を必要とするのがわかる。  雨が続くと鳥たちも食べ物がなくなるのか、あるいは、ちょうど食べ頃なのをよく知っているのか、トウモロコシの大半をスズメにつつかれてしまった。当然ながらそういうものなのでとっても甘い。大鍋で3杯ほど茹でて、とりあえずは冷蔵した。何せスズメがつついて雨水が入り、適温なものだから発酵してしまうのであります。トウモロコシだけにグレーンウイスキーにすぐなるわけでもなく、取らないとただ腐敗してしまう。このあたりがやっかいですね。猿酒ならぬスズメ酒はできないようです。

197. 台風
■■■■■2005.09.04(日)  くもり 台風  また、大きな台風がやってきた。台風に限らずこのところ時間あたり70mmを超える猛烈な雨が多い。かくいう我が家も道路が高い上に一直線上に納屋があるので、あまりに激しい雨が降ると納屋の中のコンクリートまで雨が流れ込むことがある。竹林に掘ってある吸い込みといわれる貯水穴が一杯になってしまって、正常に排水溝を通らなくなるためである。滅多にないので必要に応じてポンプで畑に流していたが、頻発するようになってきたので、センサー付きのちゃんとしたポンプを付けないといけないかも知れない。それにしても直径2m×深さ3mの穴が一杯になる雨って...。

198. 収穫続々
■■■■■2004.08.29(日)  くもり時々雨 収穫続々  今月は色々なことが続いたため、とうとう月末まで日記をお休みしてしまいました。8/7には園芸フォーラムのオフがありました。先月末からその頃までは桃が収穫のピークでした。1本の木に200個近い実を着けましたが天候が良かったため近年では糖度がもっとも乗りました。評判は上々でした。  翌週から今月末にかけてポップコーンを収穫しました。ざっと200本ぐらい穫れたかと思いますが干してみたら壮観です。昨年も少し穫れましたが輸入品と違ってとても甘いです。  月末近くにアーモンド30個ほどとプルーンも250個ぐらい収穫しました。アーモンドは20個近く大きな実を穫っても種の中にあるものを取り出すので歩留まりが悪いです。プルーンは3年目の木で歪性に剪定しての出来なのでまずまずです。伸ばしていればもう少し穫れたと思います。受粉樹も要りませんし管理しやすい木ですね。プルーンとブルーベリーは28日に行った同窓会の席で好評でした。  最後にスモモも穫りました。受粉樹ナシなので今年は7つほどでした。今年は久々に梨も良くできています。幸水なので自然な甘みです。幾分か糖度が高いように思います。ナシが穫れ始めてブドウの収穫になると稲刈りの季節です。最後の1週間になって日照りと高温から解放されたので、予定通りの9月初旬の稲刈りになりそうです。あのままの天気だと28日あたりから始まっていたと思います。現在の台風16号を追うように続いている18号がちょうど来月の初めの土日に来そうな感じです。昨年と違って天候には恵まれているようで(生育時の天気)恵まれていない(収穫時の天気)ようです。

199. ようやく茶摘み
■■■■■2006.05.18(木)  くもり ようやく茶摘み  昨日はようやく茶摘みになった。それにしても遅い茶摘みである。富里からの帰りがけに落花生を買って帰る予定だったのだが、あいにくとそのお店が第三水曜日がお休み。ついていない。  茶摘みのお話しをあちこちにしているのだが、意外なことが多い。昨年は知り合いが気がついたら結婚していて既に臨月だったとか、今年はメールを送った相手の母上が亡くなったりとか。いろいろな転換期に我々の世代が来ているのかも知れません。  台風がやってきていて、梅雨前線と相まって西から天気が崩れているようだ。日曜日からは久々に天気が続くといいのだが。それにしても、昨年と全然違う天気に驚く。五月晴れはどこへ消えたんだろう。

200. ようやく植え付け
■■■■■2006.05.16(火)  くもり時々小雨 ようやく植え付け  トウモロコシとキュウリ、トマト、オクラの苗木をようやく植え付けた。雨ばかり降っているから、草を取っていると植えるまでできない。ポップコーンも植えなきゃ。明日の仕事かな。



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