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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 1 - 100 / 296 件 (0.0038 秒). 検索条件の修正

1. うるち米ともち米の違い
 粳米(うるち)と糯米(もち)の違いって何でしょう。糯米って、餅にするから餅米の間違いじゃあないの?  古来多く栽培されていたのは糯米でした。兵禄といいますが、兵隊さんの食べたお米は古くはお握りではなくて糯の結びだったようです。粳と糯の違いは含まれるデンプンの質の違いです。デンプンがブドウ糖と呼ばれるものがたくさん集まったものであることはよく知られていますが、この糖類(グルコース)のつながり方には、米の場合2つのタイプがあって、まっすぐに繋がったものと枝分かれしたものに分かれます。  糯米は枝分かれしたグルコースがほとんどのものを言います。粳米は水で炊きますが、糯米はふかしますよね。これも成分含有量の違いによるものです。まっすぐなグルコースをアミロース、枝分かれしたものをアミロペクチンと呼んで、アミロペクチンが100%のものを糯米と言います。(日本ではアミロース含有量2?3%以下、世界的には5%以下を指す)  一方の粳米ですが、こちらはアミロースが20%ぐらいアミロペクチンが80%ぐらいです。アミロースが多いほど米は硬くなります。米へんに硬いと書くのを見てもわかりますね。同じうるち米でもインディカ米などはアミロース含有量が多く、ミルキークイーンなどは低アミロース米と呼ばれています。でも、糯米を米へんに需と書くのは、どうしてなんでしょうね?誰か知っていたら教えてください。

2. 家庭用精米機(器)
 個人的な感覚では、精米機だと思うんですが、それぞれ思惑があるのかな。「うかたま」8号に載っていた、精米機の比較7種について、メーカURLとともに書いておきましょう。 東芝 精米機 CRM-500 オープン価格(25,000前後) 314×210×375 9.5kg ワンパス式 http://www.toshiba.co.jp/living/webcata/cooker/crm_500.htm 山善 家庭用精米機 YNS-240 14,800 340×180×180 8kg ワンパス式 http://www.rakuten.co.jp/e-kurashi/421853/490352/1768632/ 象印家庭用無洗米精米機 BT-AE05 52,500 380×150×405 10.5kg 圧力循環式 http://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchenware/BTAE.html サタケ キッチン用精米機 マジックミル 34,440 SKM-5B(1) 300×206×180 3.4kg 循環式 http://www.satake-japan.co.jp/ja/products/household/skm5b.html エムケー精工 家庭用精米機新鮮風味づき(無洗米コースつき) SM-51W 24,465 275×335×210 4.5kg 循環式(対流式) http://www.mkseiko.co.jp/seikatu/rice/okome/seimai.html ツインバード 家庭用コンパクト精米器 精米御膳 MR-D570W 31,500 240×195×265 3kg 循環式 http://www.twinbird.jp/product/mrd570/ タイガー魔法瓶 家庭用精米器(米とぎ機能つき) RSE A-100 33,600 240×282×226 3.4kg 循環式 http://www.tiger.jp/product/05cookother/rse_a100.html  マジックミルの評判はあちこちで聞きますね。エムケー精工のものもよさそうです。掃除のしやすさ、動作音、消費電力等、詳しいことはいろいろ比較してみてください。>誰となく

3. 米の値段
 今年、農協に供出したお米は、1俵あたり7000円の内金が支払われる形という。以下、現代農業2007/11月号より抜粋。 =====  全農はこれまで、その年の米の価格予想に基づき販売金額のほぼ全額に当たる額を「仮渡し金」として農家に支払ってきた。しかし今年度は転作の未達成が8万haといわれ、米が過剰基調で推移すると見込まれるなか、「価格予想が困難になっている」として仮渡し金を内金方式に切り替え、従来1万数千円であった仮渡し金を県の主食用主力銘柄で1等7000円(玄米60kg当たり)と低く設定することを決定、農家や農協関係者の間に、いよいよ低米価時代の到来かと衝撃が走った。 =====  ちなみに5kgで2,250円のうちのお米は、ご飯茶碗1杯が(1kg約14杯分として)、約32円強になります。これが安いのか高いのかということになるのですが、天日干しで1俵(=60kg)あたり27,000円とした場合、人件費は時給換算で大体1,500円前後になってしまいます。これではモチベーションも上がりませんが、それでは実際のところ、これ以上の金額で売れるのかどうかという問題があります。  農家→仲介→卸→スーパーとして、1俵あたり3,000円ずつ利益を得るとした場合、現実にはあり得ませんが、仮にうちから27,000円で出たとして、うちの米がスーパーでは36,000円になり、5kgあたりは3,000円、ご飯茶碗1杯あたり約43円です。たぶん、このあたりまでがギリギリ買える範囲でしょうか。  生産原価という面で見た場合、うちの場合ですが、収量は、1反あたり平均で7.33俵。仮に1俵すべて27,000円で売れたとして、197,910円。 かかる費用はというと、  肥料・用土・農薬・種子等の費用で12,000円。  動力光熱費で1,300円。  土地改良費で3,000円。  減価償却費で30,000円。  包装材その他で7,800円。 合計すると、54,100円。残りは143,810円。 作業時間を考えてみると、  育苗に11H  耕耘・代かき等に4.5H  畦草刈りに9H  水回りに13.5H  稲刈りに20H  稲こぎに16H  乾燥に4H  調湿・籾すりに3H  その他藁の始末等で1H程度かかっています。 合計で82H。時間あたり1,500円(これでも年収は288万円ですが)として123,000円。残り(つまりは利益ですが)は20,810円。うちは、1町6反ありますが、すべて27,000円かというと、16,000円あるいはそれ以下で売る場合もあるわけで、10,000円で売ったなら儲けは3,810円です。これではでとても割に合いませんね。  年収を600万円で設定したとしたら、時給は6,000,000÷12か月÷20日÷8H=3,125円となって、54,100+82×3,125=310,350円。1俵で42,340円。5kgで3,528円。ご飯茶碗1杯で50円。これは、今私が売っている値段を1.6倍にすれば、平均的なサラリーマン並みの収入になることを意味するわけですが、そう単純には価格を上げても売れるものではないです。そして、農機の買い換え等までを考えに入れたら、稲作で収支をトントンにするなら、価格は最低でも2.5~3倍にしないといけないということです。  ちなみに、平均的な農家のコストは1反あたり122,466円で、人件費はこのうち45,427円という統計があります。かかる時間数は天日干しではないですし、うちの1/3程度の25Hぐらいでしょうか。これだと時給は1,817円になります。稲作だけで食べるとしたら、俗に20町歩(200反歩)といいますが、仮に反あたり9俵という増収を計って、1俵あたり16,000円で売れたとして、16,000×9×200=2,880万円それをこなす人件費(最低でも専任で2人は必要)、農機代(まあ初期投資は1億ぐらいかかるでしょう)、各種の固定費等を上記の資料をもとに当てはめてみると、農機具代4,506000円貸借料2,669,400円肥料代1,542,800円農薬代1,469,400円その他5,216,000円人件費9,085,400円となります。  やはり600万円の年収にはほど遠いのが見えてきますし、規模が大きくなれば減価償却費も修繕費もバカになりません。また、田んぼは大きい田んぼばかりではないですから、移動の手間もかかりますし、天候が悪かろうが大きな機械を動かして、田をこねてしまったり、機械が壊れたり、予定通りに作業ができなかったり、現実的には規模とは比例しないことになります。

4. 線引き
無事に田植えが終わりました。 といっても、乗用田植機の分だけね。明日は、手押し田植機の手番。 今日は、その後に植える手植えの分についてのお仕事も。この道具、本来はもっと大きい者なのですが、軽トラに乗るように小ぶりに作り直しています。1尺2寸の間隔で竹を挟んで垂木で止めた線引き、こいつを使って、田んぼに線を引きます。だかだか1畝の田んぼなので、線引きもすぐに完了。 出来上がりイメージがこちら。明日、手押し植えが終わって、元気があればそのまま手植えの予定。疲れちゃったら先延ばし。だけど雨みたいなので、もう一日かかるかもね。 まあ、手植えなので、多少硬くても何とかなります。1畝なので植えるのはゆっくりやっても2時間はかかりません。

5. 稲の育苗
 11日に播いた種籾が発芽しました。というより、出芽ですね。6日目でこんな感じ。 稲の苗箱を覆っていたシートを剥がして、浮いた土を庭ぼうきで叩いて落とし、昨日不足した土を足してから水やりをしてひと段落。  ハウス内は、温度が高いので、袖をめくり始めます。日差しが強いと50度を超えるのは簡単です。それでは稲が焼けてしまうので、温度を維持しつつ、上げすぎず、通風も確保するのが大変。まあ、顔を出したなら、放っておいてもいいんですけど、そうするとムラがすごくなるケースも多々あり、このあたりが大変なところです。

6. ポップコーン
 この時期になると、何故かポップコーンの注文がやってきます。今年も依頼が…。しかも30本の依頼。しかし残っていたのは27本。どこで使うのかな(^_^)//...。

7. 実りの秋
周囲では、ボチボチと稲刈りが始まっています。ゴールデンウイーク前半に田植えをした組とそれ以降の組で収穫時期が1週間違うという珍しいパターンです。最初の写真は今年初めて無農薬で作った田んぼ。オニビエが数本見えますが、まずまずの出来となりました。収穫までには少しなびく(倒れかかる)かもしれません。 少しアップにしてみます。用水が供給停止になって9日目。まだ若干青みが残っています。来週あたりには刈れると思います。 朝日で反射して見ずらいのですが、こがねもちの田んぼ。本当ならもう刈っていい時期ですが、明日から2日間出かける都合上、日曜日から刈り取りスタートです。それにしてもすっかりなびいてしまいました。朝露が切れないと刈り取りは大変そうな予感。 ベニロマン、在来黒米、はまかおりを作っている田んぼ。ようやくベニロマンが出穂してすべての品種が揃いました。はまかおりが一番早く、追うように黒米、ついでにこまる、最後にベニロマンという感じでしょうか。 にこまるの田んぼ。苗がギリギリで限りなく1本植えだったのですが、よくもまあ分げつしたという感じです。背丈も高いのですが、出穂直前から用水が止まったので、雨も降らないとどういう品質になるのか予想ができません。こちらの刈り取りは10月の中旬以降の予定。

8. 黴田うない
 諸般の事情でもって、遅れている稲の種まきですが、明日以降からスタートです。 2枚の田んぼに至っては、今日ようやく田うないをしました。このあたりでは黴田うないといいます。  用水の供給開始日もまだ正確には未定のまま。なんだかなぁという感じですが、宮城福島などの作付不能なところからすれば良いかなあという感じです。高齢の方の中には、ここで辞めるという人も出てくるように思えてなりません。津波といい原発といい、昨年の猛暑といい、いろいろなやりにくい事象が起こってくるのが、試練と感じるのは私だけではないと思います。  あ、言い忘れましたが、お米の販売そのものは、27日から正常にスタートしていますので、念のため。

9. 赤い田んぼ
台風の強風と、翌日の大風の影響で稲の葉の先が赤く枯れ込んでいます。 写真だとわかりにくいですが、肉眼で見ると、1面赤いさび色という感じの田んぼです。

10. 半殺しにしようか皆殺しにしようか
 昔むかし、おばあさんが近所に遊びに行ったんだと。そうしたら、中からひそひそ話が聞こえてきた。ばあさん「じいさんや、今度は半殺しにしようか、それとも皆殺しにすんべか」じいさん「わしゃ、半殺しはどうも気に入らん。皆殺しにすんべぇな」おばあさんは怖くなって逃げて返ってきたと。  …こんな話を小さい頃うちの祖母がしていた。なんとも物騒な話ですが、彼岸に作る牡丹餅(ぼたもち)の餡を粒あんにするのか漉しあんにするのかという話なんです。正直最初は怖かったぁ。お萩は秋の彼岸、牡丹餅は春の彼岸という使い分けもあるようですが、春と秋で漉しあんと粒あんを分けていたとも言いますから、結構な贅沢だったのでしょうね。  春はもうそこまで来ているようで、サクラと似た花を付けるアーモンドの花が咲き始めています。

11. 荒代完了
 今年は例年よりも田んぼ仕事はゆっくりと進めています。一昨日にようやく荒代かきが終わりました。まわりでは田植えを始めた家もでてきました。今年は5/7が七七日なので、植え代はそれ以降、というよりも昨年からは作業を1週間程度遅らせていますので、田植えは早くても14〜15日の予定。天気と苗の伸び次第ですね。  例年だとブルーベリーもこの時期に満開になり、蜂たちがやってくるのですが、住み着いた蜂が昨夏に逃去したせいか、今年はまだチラホラしか蜂がいません。受粉するのかなぁ...。毎年受粉が早いのはサザンハイブッシュの一部の品種なのですが、今年もミスティなどは既に花が落ちています。ラビットアイがまだ花を開かないので、今年は少し寒いのかもしれません。  苗の方はハウス内は良いとして、外で管理している方には網を被せていますが、毎日のような強風に落ち葉等が飛び交っています。昨日あたりからブルーベリーの作業が本格化し、余分な花や枝の剪定、苗の剪定整理、コンテナ植え鉢へのピートモスの補充とかを進めています。水やりもこの時期は乾きすぎない程度にやるために、タイミングが結構重要だったりします。

12. 水仙開花
匂いが伝えられなくて残念です。

13. 目的外使用
 蒸して搗くことができる餅つき機。この手のものが2台ありますが、この機械は脱毛...もとい脱芒(だつぼうです)専用。つまり稲の籾を取り除くために使っています。そのままでは時間がかかりすぎるので、手で少し圧をかけながらの作業。60kg以上の芒とりをしたら、さすがに手がガクガクになってしまいました。  明日は塩水選と温湯消毒の予定ですが、雨かなぁ。

14. 収穫ラッシュ
 ブルーベリーのハイブッシュ&サザンハイブッシュの品種が一気に熟し始めた。収穫を続けているが今年は雨が多くて難儀している。  一方でニンニクもジャガイモも今年は豊作である。昨年はニンニクはほぼダメで、ジャガイモに至っては取っても腐らせてしまい、大変であったのを思い出す。一方で、ズッキーニとかキュウリとかは、まだまだこれから。常温播種しているので、今年が如何に寒いのかがわかる。

15. 確定申告シーズン
 今年こそは、慌てないようにと決算処理を早めに進めている。売上も家事消費分も経費等の家事使用分も無事確定した。あとは、間接配賦の比率をどのように調整するかだけになりました。農業部門、農産加工部門、IT部門それぞれでしか使わない科目などは問題ないのだが、共通で使うものについて、売上を基準に振り替えるか、使用度合いを基準に振り替えるかという考えがまずあります。  続いては、売上を考えるとき、販売を基準にするのか生産を基準にするのかという点があるわけですが、申告時の農業収入は確かに当年に生産した金額であるのですが、販売費ということになると実際の売上を基準にする必要があります。事業消費(生産物が加工品の原料になるケース)や家事消費(自家用は除外するとして、販促的な意味合いが濃い贈答などのケース)を考慮した按分のしかたがポイントになってきます。というのは、例えば、コンピュータのハードウェアやソフトウェアを増強したとき、使用目的が、IT部門の評価であるケース、実際のソフトウェア開発に必要となるケース(直接経費的な意味合い)、さらには、実際にホームページ等で(農産品や加工品の)広告をしたり、販売支援のためのソフトだったりということもあって、このあたりの算出のしかたにおいて、毎年の事情によって変わってくるわけです。まあ、実際のところ「農業部門」か「一般営業等」かの違いだけなので、大きくは変わりませんけどね。

16. 茶摘み
晴天になり、茶摘み日和です。

17. 稲の苗は、ゆっくりと成長中…
 まだ伸びすぎていないけれど、あと一週間保つかなぁ。あまり伸びすぎて欲しくないので、くもりの日などは水やりは控えています。  それにしても、今日はカラッと晴れる雰囲気ではないような、変な天気です。

18. 七草
今年の七草がゆのネタです。ゴギョウだけは入ってません。代わりに、白菜、人参、フェンネルが入っています。

19. 一安心
 各地でお米の検査、といっても穀物の検査ではなくて、放射性セシウムの検査が進んでいます。我孫子も例外ではなく検査を行った結果、検出されずという結果であったと役場より通達が来ました。これで今年も出荷がOKとなりました。  もっとも、生育は少し遅れ気味(我が家はもともと遅めに植えているので遅くてOKなんですが)で、検査のこともあって、市内での8月中の稲刈りはほとんど見られません。明日あたり誰かしら刈り始めるようなそんな感じですね。  このところ、毎年のように8月下旬は雨が続いていて、9月になると残暑が強くなってくるパターンです。早稲である「こがねもち」が来週あたりに刈り取りができそうな状況ですが、天気次第ですね。

20. 苗踏み
 苗箱+サンダル=踏み踏みということで、今日は、苗をバシバシと踏んでおります。 成長点をいぢめると、植物は「ヤバッ」となるわけです。ここち5~6年続けていますが、何事も起きていません。寒い時期でも外気温と一緒。子供はきたえねば…。  だって、昔は水苗代で凍っていましたし…。そういう記憶がなく温室育ち、そのあたりは人間も一緒かも。人間5日ぐらいは何も食べなくても死なないとか。その基準から、ある行動の規範が120時間という話も聞いたことがあります。そういうことを抜きにしても、物事の本質との見据えを経験していないという意味で、農家以外だといろいろな意味で人生の経験をしづらくなってしまったのかもしれません。  踏み踏みしてしまうと、苗はなびきます。 これでもかというまでは、していないけれど、普通の農家では、やらないというかできないということのようです。  だって、ダメになったら、いくらの経費が増えるんだとなるし、手間は高い人件費でもあります。 まあ、一回やれば、百里あって一里なしという逆の心理に気づくと思います。 さすがの私もまあ、「頑張ってやぁ~」と声をかけつつ踏みましたけど。

21. お米の消費量
 日本人が1年間にお米を食べる量は、食生活の多様化から減ってきています。現在では60kgを切りました。この数字は外食産業などの使用も含まれていますから、おうちで炊くのはさらに少ないということになります。 最新のデータを調べてみました。1人1か月あたりの外食を含めた数値は、平成15年9月度で4,677g(約31合)であり、平成10年度の5,051g(約34合)よりもさらに減っています。外食に占める割合は平成14年度で53%となっていて、家庭での消費よりも多いのが実情です。つまり2日で1合しか食べていないという計算になります。4人家族の場合で4合炊くと2日間炊飯器にあるということで、そんなに間違っていないと思います。 したがって4人家族が1か月に必要なお米の量は、4合×15日=60合=6升=9kgとなります(1合=150gとして計算)。夏場は米の鮮度保持期間は2週間程度となりますから5kgずつ買うのが賢い買い方です。

22. 田うない日和
暖かい秋晴れです。遅れ穂が太陽の日差しを受けて美しいです。

23. みかんが鈴なり
 みかんの木がだいぶ色づいてきた。今年のみかんの出来は50年ぶりの豊作であるという。豊作=価格の下落が気になるところだ。台風による被害もあまり伝えられていないが、10月に入ってからの日照不足で当初よりは味が落ちているのではないだろうか。何年か前の捨てられたみかんの山の光景が思い出される。  たまたま最近見たサイトの中で、新鮮な取りたての果物が食べたいというのがあった。みかんなども収穫後に酸度を落とすために追熟させることが多いですし、本当に新鮮なものは青臭いというか違いがある。つきたての米を食べたいという人がいるが、鮮度が落ちていく一方の米などと違って、果物には追熟という世界があるのが不思議である。  話を米に変える。真空パックされている米は長期保管が可能であるが、米に付く虫を殺すまでには精米後2週間が必要である。こういう包装はすぐ食べる人にはいらない。だいたい真空パックして保たせて効果があるのは災害用の備蓄米(当然無洗米でしょう)などであるはず。しかし意外にもこういう米は大型の冷蔵庫状態の倉庫(気温15度湿度70%)で保管される。ここから移動した瞬間に急激に劣化するのは目に見えている。本来のおいしい米は水分が16.5%ぐらい。もちろん検査すると等外になってしまって、検査してくれない米である。流通中心の実態であって、よりおいしい米を食べたい消費サイドとよりおいしい米を食べて欲しい生産者サイドの意見は聞いてもらえない。  野菜高騰の背景には、農産物を工業品としか見ない加工・大口需要者の問題もあるという。露地物の野菜が作られなくなり、味のしない野菜にビタミン剤をふりかけて食べている様子が浮かぶ。

24. 黴田うない
15日から用水が来るのに伴い、どこの田圃も田うないに忙しい。最後まで藁を片づけていた田圃を今うなっているのだが、いわゆる黴田とこの辺でいう年を越しての粗起こしをしているのは、うちだけです。

25. 寒い日が…
 昨日今日と寒いぐらいの日が続いています。 明日は若干良くなる模様ですが、いろいろな意味で今年も生育の遅れが見えてきているので、この寒さはちょっと痛いかもしれません。  土曜日からは持ち直すみたいだけど、この時期、こんどは風が吹くのよねぇ。やはり、なかなかうまくはいきません。そろそろ苗を運ぶ準備をしないといけないですが、それよりもこの雨で水位が上がった田んぼの水を切る方が先かな。あとどのぐらい降るんだろうか…。

26. 黒米の田んぼ
 黒米(在来種)・赤米(ベニロマン)・香り米(はまかおり)を混植してある田んぼですが、今年はまだ除草剤を使っていません。2週間ぐらい前に米ぬかを播いて、本日は自作除草機を引いてみました。5畝で26分ほどかかりました。  軽トラには乗らない長さのために、途中で切ってあり、蝶ネジでつないで引っ張ることに。写真左下が引く前の草が見える写真、右は草が少し浮き上がったところ。根こそぎという訳にはいかないようです。もう少し早くに歩くべきだったかな。

27. もみじまつり
 地元の布佐の町もご多分にもれず駅前は閑散としてきています。隣町の湖北もシャッター街ですがこちらは賃貸。布佐の町は持ち家なので民家になったりアパートになったり。  商店街といっても不思議と駅前ではなく、裏通りとか国道沿いにあり、元造り酒屋の跡地がスーパーになっています。このスーパー、建物はもともとボウリング所跡地なので作りがスーパー向きではないですが、バックヤードが広いので早くから惣菜等に力を入れ、結構盛っています。  大型店に押されている商店街としては、イベントを定期的にやって人出を期待することを考えるわけで、長年続けてきた「新緑まつり」に加えて、昨年からは「紅葉まつり」をスタート。今年は駅前裏通りの一部を歩行者天国にしての開催。…がしかし、寄りによってこういう日に限って小学校の参観日と来ている。誰も確認しなかったのかいな。関係者曰く、今朝知ったって、オイオイ。  そんな中、昨年も来られた50代の男性が「去年売っていたダイコンの漬け物は今年はないのかい?」「おいしかったんで、来てみたんだよ」って。にも拘わらず、今年はダイコンがまだ穫れない。うまくは行きません。

28. 援農隊募集
 来月から、いよいよ稲刈りです。実り具合にもよりますが、おそらく9/3頃から毎日の作業になるでしょう。天日干しの大敵は雨。台風も困りますね。体験を兼ねて、今年から援農隊を募集することとなりました。興味のある方はいらしてくださいね。

29. 稲刈り初日
 いやあ、暑いのなんの。 6リットルの麦茶が午前中でなくなりました。ちなみに我が家では、ブルーベリーシーズンは冷やし緑茶、稲刈りシーズンは麦茶と決まっております。緑茶には体温を下げるようなものがありますが、肉体労働には麦茶がよろしい。今年のような場合はどうすりゃいいんじゃい!  明日は、これをひっくり返してとなるのが例年、今年は既に今日ひっくり返しています。で、明日もう一回。というのは、思っているほどは実っていないから。こがねもちという早稲品種にも拘わらず、水利がとまって13日も過ぎ、雨も一滴も降っていないのに、田の面は湿り気があり、茎もまだまだ青い。実は90%ぐらいの登熟度だから、天日干しなら刈り取り適期ではある。  明日、タイミングを見計らってもう一回反転し、脱穀することになります。根がしっかりしていない稲だと、秋落ちというか枯れ込んだ結果として、稲束も重くならないけど、今回はこれでもかというぐらい重いです。今晩風が吹けばだいぶ乾きますが、風が止まるともう半日ずれ込みます。何分天気次第ですね。  よく、暑いのに割れないかと聞かれますが、我が家の稲は割れそうにないですね。それにしても、少しはお湿りが欲しいところです。週末に用事があるので、ゲリラ豪雨にならない程度に降って欲しいなぁ。

30. 200kg
 金曜日と昨日の2日間にわたって、援農のプロともいうべきAさんにお手伝いをお願いした。田んぼの成長しきったオモダカの除去である。自分の田んぼは除草剤を使わなくても草が少ないのに、とある2枚の田んぼだけはオモダカがびっしりと生えている。  1枚の田んぼは、2反のうち1/4ぐらいにびっしりとオモダカが生え、取った量はざっと見積もって200kg程度。うーん、これが全部ブルーベリーだったら…。  結局もう1枚の田んぼの1/3ぐらいはまだ残ったままですが、一人でせっせと取りたいと思っています。中干しのための水利ポンプ停止も今日まで、水が入れば多少は足が楽になりそうです。それにしても今年は田んぼの草が異常に多い。来年、苦労する家も多いだろうなぁと思いつつ、昨日の仕事を終えました。

31. 稲架がけ
 稲架にかかっているのは、晩成品種の「にこまる」という品種。長崎では奨励品種としてヒノヒカリに代わって有名になりつつあるが、関東ではあまり知られていない品種です。  この品種は、夏場の暑さで腹白米等になりにくいという特性を持っているため、暖地向けの品種とされていますが、関東も夏が暑いのは一緒です。我が家では、昨年から作付けていますが、今年は登熟がだいぶ遅れ、雨とも相まって、なかなか刈れませんでした。  稲刈りになったのは、この前の日曜日の11/14。今週も雨模様という感じだったので、久々に稲架がけと相成りました。手前に見える黄色い線は水糸。これで多少は鳥よけになるのではないかと思います。週末の脱穀は天気の関係で難しそうなので、月末週あたりまで稲こぎがずれ込みそうです。

32. 雪が…
朝、起きたときには、なんでもなかったのに、7時ごろには、白いものが。 ますます寒く感じますね。これから築地の朝市を見に行ってきます。

33. 農産物直売サミット
これから1泊2日で安曇野行きです http://www.kouryu.or.jp/chokubai/22summit.html 長野県も直売所は結構多いのですが、個性ある直売所は群を抜いているように思います。 特に冬場の産品としての果樹や加工品が揃うあたりはさすがです。 加工講座のときにお世話になった毛賀澤さんも小池さんも出られることですし、元気ある人たちに触れてこようと思います。

34. 米ぬか
 8畝ほどの水回りの良い田んぼがある。この田んぼは、砂地であり、かつ、水持ちも悪い。扱いにくい田んぼなのだが、草は生えない。水持ちが悪い上にペースト施肥(田植えと同時に液肥で施肥)なので、肥効も今ひとつである。  毎年、遊びがてら米糠をどっと流し込んでいる。昨日行った流し込み直後の写真がこれ。一気に水と共に田に回す訳であるが、あまり暑い日だと不都合があり、22日は気温が下がるというので期待。ただ、ちょっと風が強いらしいので、米糠が沈んでくれることに期待。  30kgぐらいは流し込んだかな。

35. 荒代
 夕暮れまで続いてます。さすがに、疲れがたまります。美味しいお米のためですから、もう一頑張り。

36. 種籾まきました
 例年よりも1週間~2週間程度遅い種まきとなった。実際の天候からすると決して遅いわけでは無いように思うのは、私だけでしょうか。  他の花たちの開花の具合を見ても、今年は2週間程度遅れているように思います。咲き始めは早かったソメイヨシノもまだギリギリ花が残っています。今日は約物だけをやっつけたので、肝心のコシヒカリについては明日の作業となります。ハウスの中の作業になるので、あまり暑くならないといいんですが。

37. 稲こぎ
 秘密兵器のひっくり返し棒。こいつを使って、借り倒した稲束を反転します。腰をかがめないので、負担が軽くなります。  実際の反転風景。まあ、数は多いし、暑い最中なので、8畝の田んぼでも3回に分けて、休憩しつつの作業です。  稲こぎ、つまり脱穀ですね。暑いのが去ったと思えば、暗い雲に雨。結局1/5程度残ってしまいました。

38. マーガレットが開き始めた
春はすぐそこまでやってきていますね。今年の桜の開花は、平年並みだとか。4月10日頃が満開だと思います。

39. 育苗1週目
 1週間たった苗の様子。左側が緑色が濃いのは、購入した種子のため、右側は自家採取のもの。普通は芽出し作業といって、浸漬した後に30度ぐらいまで温度を上げて芽を出してから播種するが、消毒等を一切していない(ドブロク酵母による消毒はしていますが)ので、できるだけ28度以上には温度を上げずに籾を管理しています。  シートをめくってみると、実際にはこんな感じで土が持ち上げていますから、シュロのホウキで叩いて土を落としていきます。芽が多少折れますが、気にすることなく継続。ホウキで叩くと根の元に自然と土が揃って落ちます。この時点で水をやって土を落ち着かせる人もいますが、それだと過失になるし表土が固まってしまうので、出芽がさらに揃いにくくなります。ホウキで叩くのは多少手間ですが、均一に土がなる分だけ都合が良いです。  実際に叩いてみた様子がこちら。湿っている土なので、ホウキにこびり着いてきます。適当に土を落ちとしながらの作業ですが、あまり気にしなくとも大丈夫。根が張っている状態なので、ホウキに付いてきたりすることはないです。そんなに叩いても大丈夫なのかと聞かれますが、まず問題ないです。この後も5日おきぐらいに下駄付きの苗箱でもって踏んでいますが、問題が起きたことはないです。  上の方は購入種子、下の方は自家採取の方ですが、本来なら下の方はもう一日置きたいところ。 まだ緑化が始まっていませんから、白いままです。以前にはこの時期にシートを剥がして、ハウスを開放したことがあります。外気温は夜で10度以下(7~8度ぐらい)ですが、これで問題が起きたこともないので、寒さには意外なほど強いものです。高温で芽出しをして、育苗器で管理して、ハウスでシートで覆って…というように過保護に育てるとどうしても病気が増えますし、徒長しやすくなります。  明日から研修で3日間ほど和歌山まで出かけます。出かける予定がなければ、たぶん太陽が顔を出す24日の土曜日に今日の作業をしていたと思います。事情により繰り上げましたが、苗には頑張ってもらうことになります。  シートは剥がして、ハウスの両袖も解放(1mm目のネットがあるので風は通りにくい)、夜は両サイドの扉は閉めるものの、晴れた日でハウス内が暖かくなったら扉も開放となります。今日明日と太陽はお休みの模様、土曜日までは水やりの必要がないでしょう。もしかすると土曜日も不要かもしれない。表面が乾いた状態で初めての水やりで十分です。土曜日はさらに持ち上がった土をホウキで叩いて落とし、日曜日からの水やりでも良いかもしれません。  霜が降りるぐらいに(夜温5度以下)気温が下がらなければ、何とかなるかなと思っています。下がりすぎるようなら、ハウスの両袖を下げれば良いことですし、寒い状態では苗自身の判断で伸びなくなります。以前は水苗代で薄氷の中という光景もありました。何が何でもゴールデンウィークに田植えというスケジュールが今のような育苗を生み、高温で管理せざるを得ないので、農薬も必要になるという矛盾。このご時世、かけなくて良いコストはかけないのが正しい姿かなと思います。

40. 稲架がけ
天気が壊れてしまったので、稲架がけしています。雨続きでは、仕事になりませんな。 今日は籾摺り。新米がようやくできます。

41. 餅ばな
1月14日は、餅花と言って栗などの枝に丸餅を差して飾る習慣があります。翌15日が小正月なのと何か関係があるのかも知れません。しばらくやっていなかったけど、昨年から復活しました。携帯が変わったので、携帯からモブってみました。

42. 農商工連携等人材育成セミナー
 補助金は出ているであろうが、全国中小企業団体中央会というところがスポンサーとなり、食品産業センターを通じて募集した事業がある。この事業2年目ということで、我が家のように生産・加工・販売の1次2次3次産業を地でいく、いわゆる6次産業とは違って、これをさまざまな中小企業等で連携して地場産品を作ろうというのが趣旨らしい。  もちろん、このセミナーの目的は人材育成、だから、全13回に亘る講義、実地研修ともかなりのハードスケジュールである。先週は品川の屠殺場(今は、言葉の関係で、と畜場というらしいが、漢字の意味合いは重要と思うので古い字のまま)と大田市場へ。直接は触れなかったものの、食肉市場を併設する屠殺施設は、もともと汚れるの意味から江戸の卑民にお役が回ったとか。現在もそうだが、こういう方達の仕事がないと肉は食べることができないわけで、どのような仕事も大変なことに変わりはない。感謝して戴かなければならない。  さて、この実地研修、1泊2日で行われたが、ここだけでなく富里まで足を伸ばして梨園を見学。若い経営者の話を聞いたが、笑い顔がいい。決して楽ではないけど、笑う理由は何か。生き物相手の場合、こちらの感情が伝わるからだと言ったら、わかってもらえるだろうか。本人はさらっとかわしたが、本質をわかっているなと感じた次第。初日の最後に講演した宮崎地鶏の居酒屋の経営者も、さらっと本質を突いた発言をしていたし、講師陣の選定は、さすがだと感じた。ま、コーディネーターのK氏とは別のところでお会いしていたので、彼ならばさまざまな人材を集められるだけの徳があるようにも思う。  12月までの長丁場、来月は青森まで出かけるが、稲刈りは大丈夫かとの声が聞こえてくる。さあて、セミナー時だけ雨が降ってもらえないものだろうか。

43. 田植えの後の籾すり
例年のごとく、この季節になると玄米が少なくなってきます。ものがないわけではなくて、籾のまま保管しているので、籾すりが必要になってきます。 田植えも終わったことですし、乾燥機の中に保管していたヒカリ新世紀とコシヒカリを籾すりしました。袋で保管していた赤米と黒米も籾すりをし、残り少々は7月に入ってからの籾すりとなります。 ということで、本日以降の出荷分は籾すりしたての今摺り米となります。もちろん既にお米の冷蔵庫(温度15度湿度70%の環境で保管)に入っています。 ブルーベリーは、例年よりも少し遅れています。摘み取りの開始は若干遅れると思います。

44. 紫米の稲刈り
 知り合いから分けていただいた、紫米が実ってきたので刈り取った。籾を見てもあまり紫ではないが、茎の切り口も紫色なら、玄米も見事な紫であります。1畝の田んぼの、更に1畝(50株程度)なので、刈り取ってもこれですべてです。やはりこのぐらいでは、足踏み脱穀機しか似合わないですよね。

45. 種籾浸漬
■■■■■2009.03.23(月)  晴れ 種籾浸漬  例年より1週間ほど遅れて稲の種籾を水に浸した。真面目な農家は禾取り機で禾を取った後に唐箕などで風選し、さらに塩水で種籾を選別するのであるが、不真面目な我が家では、電動の餅つき機(この機械は完全に禾取り専用になっている)で禾を取った後に水洗して浮いた籾を捨てておしまい。通常は農薬や60度の温水で消毒するのであるが、これは過去に失敗した「お米のジュース」(笑)で代用。まあ、有機酸と酵母のかたまりなので、やらないよりはマシであろうか。これでバカ苗など出たことがないのだから、安いものである。ドブロクの原料の方が高いだろうというのは置いておいて…。  通常の浸漬日数は、積算温度100度にしなさいと言われていて、約10度として10日間な訳ですが、昨年などは積算200度近くまで浸けても問題はなかったです。4月の最初の土日明けあたりに種まきになる予定です。

46. 今摺り米
 先週の木曜日に籾摺りをした。乾燥機の中に残しておいた、夏用のお米であります。本当は、精米店や大きい百姓のように米用の冷蔵庫にて17度に保てば良いのでしょうが、うちの場合には無垢の木で組んだ穀入れにて保管しています。欠点はといえば梅雨場には木が締まってなかなか開かないんですけどね。念のため除湿剤も入れています。  玄米は20度を超えると急に劣化が激しくなります。呼吸をするといっていますが、玄米の外側の酸化ですね。これが籾だともう少し劣化が遅くなります。  米用の冷蔵庫の大きな問題点は、その導入コストとランニングコストもさることながら、温度変化の問題もあるのです。17度に置かれていた米が夏場に急に30度というところに放り出されます。その後精米するわけですが、外気にならさずに精米するとぬるま湯と氷水の間を行き来し、精米機の中は一瞬ですが熱湯の状態になります。まあ、実際のところ今の精米機は精度も高くてあまり高温にはなりませんが、急激な温度変化は避けた方が良いわけです。  米用の冷蔵庫を持って入るぐらいの人ならば、理解はしているものの、どうしても出してすぐに精米しなければいけなかったりすることもあるようです。籾摺りをしていて気づいたのですが、半年以上寝かせた籾の方が籾摺りが軽く上がります。つまるところは、水分のばらつきがほとんどなくなるので、理想的な状態だということです。秋口に籾摺りをしたものが半俵(30kg)を割ったので、これからの分は全部が今摺り米となるわけです。この今摺り米という言葉は、昔はあまり聞きませんでしたが、最近はよく耳にするようになりました。どうも籾摺りから精米までを発送の直前に行うことを指しているようです。  少し前は年を明けてから田植え後に行う籾摺りとかを指していたように思うんですけどね。これから、ブルーベリー園の草取りをしなければ...

47. 籾すり
千葉は新米が早いでしょ。っていう方がいますが、まだいくらなんでも早すぎるわけで、昨年の田んぼの最後の分の籾すりを今しがた終えました。例年ですと7月の末に籾すりなのですが、今年は何でも遅れ気味で進行していて、完熟した昨年産の籾を1年間熟成させてから籾すりをしたものです。 俗に「新米」とは若くて今一つというのを指しますが、完熟籾を熟成させたものは、やはり味が良いです。予定よりも多かったのでしっかりと売らないといけないわけで、重いけども持ち歩かなきゃなりませんな。 あ、ヒカリ新世紀の方は、ボチボチ売り切れとなりますので、あしからず。

48. 稲刈り始動
 今年も稲刈りの季節。出来は上々です。家族総出で稲を稲架(おだ)に掛けました。今月いっぱい忙しい日々が続きますけど、おいしいと言っていただける限り手間は惜しまずに天日干しのお米を作りたいと思っています。  何よりも天気に左右される刈り取りです。最新式の機械では1日に1.5町(4500坪)の刈り取りがで来ますが、私のやり方では3日かけて1.5~2反歩(600坪)が限度です。  刈り取り後に圃場で自然乾燥させてから、脱穀してからも庭で天日干しをしていますから、炊いたときの照りが違います。古米になってもスーパーで売られている新米よりおいしいと思います。稲刈りの体験をしてみたいという人も募集しています。お問い合せください。

49. 稲苗
 17日に撮影したものは、まだ緑化が進んでいないが、先ほど撮影したものは、緑も濃くなり、だいぶ伸びた。  どうしてもハウスの端の方が伸びが悪いので、苗箱の移動が発生する。今日はとりあえず10枚だけ移動した。  本来なら明日あたりから、苗踏みをするのだが、明日から日曜日まで丹後に出かけるので、帰ってきてからの苗踏みになると思う。だいぶ伸びるだろうなぁ…。

50. ブルーベリーの紅葉
コンテナ植えのブルーベリーが紅葉を始めています。品種によって紅葉の度合いはまちまちですが、日差しを受けて輝いています。

51. 藁まて
あともう少しになりました。

52. クワガタ
こんな時期に

53. なずな
かび田のたんぼ(秋うないをしていない田)に生えたナズナです。まだ藁が残っていて、これから片付けです。お花見も可憐な花で我慢ですね。

54. 稲刈りが終わらない
 ただですら1週間程度稲刈りの始まりが遅れたと思ったら、台風や雨に祟られているようです。昨日は雨が溜まるほど降りましたし、一昨日のように刈り取りを始めると雨で中断というのが何度となくありました。コシヒカリの刈り取り適期は約1週間程度。そろそろ彼岸ですので適期が終わりに近づいています。  今日も雨だとして、明日以降どこまで刈り取り&脱穀ができるやら、非常に気になります。今日は、雨が上がり次第、濡れたままの稲を刈り、稲架にかける予定です。そうでもしないと終わらない状況になりました。とはいえ、コシヒカリだけでも残り7反。天日干しは、このうち4反の予定でいて、残りは水が引き次第コンバインで刈る予定です。天日干しの分は、稲架にかける予定ですが、稲架の量が4反分も残っておらず、運搬・組み立て・解体にかかる時間等もあり、今週中にかっ干しと組み合わせて終わるのかどうか、非常に微妙な雰囲気です。これ以外に急ぎ刈らねばならないヒカリ新世紀という品種が4畝ほど残っていて、こちらも天日干しの予定です。  コンバインの予定分は、一昨日残ってしまった5畝の田んぼと、台風前の残り5畝分、これらは田が灌水していて、少し晴れが続かないと、コンバインが詰まってしまう可能性が高いです。5畝分では乾燥機での乾燥もままならず、電気代も高くつきそうな感じです。援農については、いつでも受け付けています。お手伝いしてみたい方は、ご連絡ください。

55. 育苗3週目
 3週目の苗の様子。しっかり揃ってきました。今回は3回目の苗踏み。ハデに乗ります。サンダルを苗箱に着けてカニ歩きで苗の上を移動。何本かは折れますが、踏まれて強くなるのが不思議。  写真右下はキンリョウヘンの株。花芽が2本かなと思ったら4本も出ていました。巣箱も準備完了したので、あとは日本ミツバチの分封に期待。ブルーベリーも満開は過ぎてきました。遅い花はまだ咲いていますから、毎朝から夕方まで蜂たちがやってきています。

56. 梅雨入り
 今年の梅雨は前半に集中するという形らしく、夏は昨年同様に暑くなるという話が天気予報であった。4~5月の日照不足と相まって、今年のハイブッシュ・ブルーベリーは生育が遅れています。暑すぎるのも困るけれど、雨続きというのも本当に困ってしまう。いくつかの品種は雨に弱いので、雨が多いと軟腐れを起こしてしまう。  新しいブルーベリー園も既にネットが張られ、あとは実が熟するのを待っている状態です。古い園の中にある桑の実もそろそろ収穫時を迎えるが、雨が止まないと先には進まない。

57. これは何の花


58. 茶摘みが終わって
 無農薬で作っているお茶ですが、例年ニフティの園芸フォーラムからたくさんの人が遊びがてら茶摘みにきます。今年も6人ぐらい来ました。  まだ少し残っていて、あと2日ぐらいの間に茶摘みができれば再トライの予定。何せあと生葉で30kg分だけなので微妙に少ない量です。我孫子で茶畑をやっている家もだんだんと減りました。茶葉を掃除しているときの香りが何ともいえません。去年は夏に本場で手揉みに挑戦しましたが、大変な重労働です。でもとてもおいしい。  梅雨の走りのような雨、田んぼ仕事は一段落、ブルーベリー仕事も一休みというところで、一息つけるかな。風が吹かなければ仕事になるけどそうでないとつらいものが…。 た~ぼ@花囲夢@我孫子@千葉でした。

59. やってしまった
 うちのあたりの市外局番は、04という2桁です。東京のように03で始まる場合、031とかの市外局番はないのですが、04のケースでは、047とか0476とか045とか複雑に桁数が切られます。確か04で始まる5桁のところもあったはず。  0471はもともと柏・我孫子の局番で、KDDの太い線があった時代から都心の迂回線として高性能な交換機を持っていたと聞きます。昨日気づいたのは、農園名の入ったゴム印を行毎にバラせるものに変えた際、電話番号欄だけ04-71xxではなく、古い0471-xxの状態になっていたこと。依頼時には印刷したものを持っていったから間違うはずもなく、業者さんが4桁と勘違いをし、私自身も受取時に疑うことなく納得してしまった次第。  ちなみに業者さんのある地域は0476-xxなのですが。それにしても1年半もしてから間違いに気づくとは…。ゴム印のゴム部分を細工し、正しい04-71xxに直したのは言うまでもありません。しかしながら、納品書に200枚近く押しちゃったんだよねぇ、電話番号。ま、判るでしょう地元の人は。

60. アイガモん?
 草刈り用の除草機として、刈払機というのがあるのですが、その先端を取り替えて、田んぼの除草用に使用できるものがあります。名前は、アイガモン。合鴨君の除草能力に期待したものかな。  手でやるよりはさすがに早いですが、これで大面積をやるには大変です。乗用田植機に付ける形の別の製品もあるのですが、小面積の特定部分だけ除草するには、まずまずのものです。特に細葉の密集する雑草には効果的ですね。

61. 田植えが終わり
田植えが終わりました。 今年はもう少し遅く、今週末ぐらいを予定していたのですが、思っていた以上に苗が伸びすぎてしまい、5/14〜15で乗用田植機を使い1町4反ほどを植え、17日には道路からの勾配のきつい細長の田んぼは手押し田植機で2反ほど、18日には狭い1畝の田んぼを手植えで植えて完了です。 真夏のような暑い数日の影響で一部の苗は徒長気味に推移してしまいました。田植えを遅くするのも難しいと言えば難しいです。 昨日から毎週水曜日の用水供給が停止になります。来年の同じ時期の田植えのためには、まだ課題が残るようですが、田んぼの草をできるだけ発芽させてしまい、なるだけ除草剤を使わない方向に持っていきたいと考えています。今年はどこまで可能か試してみたいですが、収量が落ちてもいけないので試行錯誤しながらとなりそうです。 実際のところ14日に植えた田んぼ1枚、17日の4枚、18日の1枚は今のところ除草剤未使用です。特に17日の4枚の田んぼは水保ちも悪くて毎年雑草に泣かされます。除草剤自体効果がないと思えるほどです。なので、タイミングを睨み、物理的防除と組み合わせての出発です。幸いこの田んぼ用のものは苗もがっしりしていて、今年手作りした除草機がうまく使えそうな気がしています。 どこまでできるかはまだわかりませんが、トライしてみたいところです。今のところ、種籾の消毒は自家製のドブロクのみ。苗箱施用剤も含めて殺虫殺菌剤は全く使っていません。なので、6枚の田んぼのうち、うまく行けば除草剤も未使用になるものができそうです。 玄米がそろそろ底をついてきて、籾摺りを始めています。この時期の籾摺りは乾燥が非常に良い状態のため、効率がよいのですが、昨年買い換えた籾摺り機の性能がグレーダーの性能を越えていて、能力を100%出せていません。今日あたり気長に籾摺りの予定。コシヒカリと併せて、残っていた黒米・赤米・ヒカリ新世紀を籾摺りの予定です。掃除が大変なので明日までかかりそうです。

62. あとは赤米だけに
 10/5にコシヒカリをようやく刈り終えて、この週末に黒米の刈り取りまで終えました。ようやくひと段落といったところです。残ったのは、赤米の「ベニロマン」という品種と、試験栽培している香り米の「はまかおり」という品種の2つです。いずれも今週末~来週始めまでには刈り取りを終えて、籾になります。  いつものことながら、問題はその後の庭干しと籾摺り。なんだかんだといって、最終的には12月一杯までかかってしまいます。10月に入ると気温も下がってくるので、庭干しに適する日が限られてきます。籾摺りをするにも品種が異なるので、機械の掃除に手間がかかり、場合によっては徹底的に解体するようなイメージになります。  今年の赤米のうち、在来種のものはこれまでどおり販売できますが、ベニロマンについては全量を契約栽培にしてしまいましたから、種籾を除いては手元に残りません。あしからずご了承ください。香り米については籾摺りが終了次第販売する予定でいます。どんなお米になるのか楽しみです。

63. 天日干しでやってます
今年の稲刈りはオダかけでやってみてます。大変だけどうまいですよ

64. 田植え
昨日今日と田植えの真っ最中です。昨日のように曇り空だと苗も乾かずに楽ですが、今日のように照って風のある日は大変です。

65. 醤油づくり
 味噌は自分の家で作れるが、醤油は経験もなくて無理とあきらめていた。たまたま昔のブックマークを整理していたら、あるじゃあないですか。 マルキン忠勇の手造りしょうゆキットは、価格も手ごろだし、なかなかおもしろいです。出来上がりは半年先ですが、手作りっていいじゃない。

66. 天気をコントロールする
 これは、実際にできることみたいですね。ただ、今回のような嵐は難しいでしょうけど。メキシコに来たハリケーンだともっと難しいかも…。で、私自身ハレ男なので、あちこちに行くと晴れます。仲間がいるともっと晴れる(^^;;  オルゴンエネルギーがどうのといいますが、生命のもつエネルギーを自分を省みずに出せば、ある程度の天候はコントロールが効くようにも思う。ただ、ものすごく疲れますが。そこで、とりあえず収穫が済むまでは、大雨禁止ということで皆さんにも祈っていただきましょう。「祈る」のもエネルギーのうちかもネ(^_^)//  とりあえず、明日はあまりピーカンにはなって欲しくないのだけど。

67. 雨なので
黒米と赤米の混ざりを選別中。気長な仕事だわぁ

68. 田植え
 田植えが終わった。今年請け負ったところから手押し式田植機をもらってきたので、狭い田んぼと圃場入り口が急勾配な圃場については、こいつを使ってみた。やはり、乗用の方がちゃんと植えられるが、機械が重いから両わきがどうしても深くなってしまう。手押しにはかなわない。苗運びは3年目を迎える軽トラ用の苗載せ台。コンパネで組んであるが、軽トラといえども44枚も詰めるから便利です。

69. 久々の雨
 今月の初めの台風と、これに続いての大雨で、稲の刈り取りは遅れに遅れて、ようやく先週末で終了し、一息つけるようになりました。  今でこそ機械化していますが、考えてみると、以前はすべて人力での収穫をしていたわけですから、人の力はすごいものだなと思います。手で刈り取り、稲架にかけて乾燥、その後は稲を藁ごと「のぼっち」に摘んで屋外に貯留・調湿をし、11月ぐらいの畑作業が一段落ついた頃に脱穀。さすがに私の小さい頃は脱穀機だけはありましたね。バインダーが今から35年前にやってくるまでは手刈りでした。脱穀機も自走式ではなくて、発動機を動力として回すもので、足踏みよりは数段と早い代物でした。足踏み脱穀機も種取用には使っていました。  籾すりも、単体の籾摺り機(これは動力は電気のモーターでした)、動力なしの木製万石(まんごく)通し、そして動力なしの縦線式米選機、秤は分銅式でした。これ以前の斗升もちゃんとありますが、2斗づめの米俵はあまり記憶にはないです。  雨なので、たまにはお休みです。

70. 脱穀真っ最中
天気が続くので、稲刈りも進みます

71. 混声合唱団
 今年は黒米をコシヒカリの中に混植してみました。もともと開花時期が違うし、稲は自家受粉するため、完全に混じってしまうことはありません。写真ではわかりにくいですが、右上の部分が黒米です(8/21撮影)。  穂は茶色から赤く、葉はより緑が濃いです。比奴は背丈が高いけれど頑丈で、台風などによって倒伏しないので助かります。刈り取りは、一番早い田んぼで9/3ぐらいからかなぁ。今年も天日干しで頑張ろうと思います。

72. 農産加工の研修
 4/13?4/14で長野の喬木村を中心として、南信州の加工施設と直売所の視察をしてきた。喬木村の小池芳子さんの案内で、経緯とかいろいろ教えてもらう。ある施設は作っただけで全然売れていないとか、1個100円のまんじゅうだけで年間2000万円の売上げとか、立ち上げの苦労話とか…。  小池先生の工場見学では、21日放送の「どっちの料理ショー」に登場するケチャップの製造真っ最中であった。このケチャップも150リットルぐらいの大鍋で煮るのだが、焦げ付かないように常にかき回している。杏ジャムも焦げ付きやすいが、トマトも焦げ付きやすいようだ。瓶詰めの工程が手作業にしては非常に効率よくて参考になる。何でも作ってしまう先生のことだから、当然ながら充填機も手作りである。ほとんど無駄がない。  夜は各自の加工品の評価会。いつもながら、スパッと斬ってくれるので、その場にいる全員が問題点を解決していく。今回、私もいろいろなことが参考になった。加工所を見たり、よその直売所を見たりする機会はそう多くはないので、刺激的であった。

73. 女化
■■■■■2009.04.12(日)  晴れ 女化  我が家のブルーベリーの第2園のある場所は、もともと茶畑であった。今はそのお茶もなくなってしまい、加工した茶葉が残るだけである。この茶園は、曾祖父の明治時代から植えてあったもので、曾祖父の代は自宅に焙炉場があったが、祖父の代は印西に、母の代は女化に、私の代は富里に委託加工をお願いしていたのである。女化と書いて「おなばけ」と読むが今は牛久市になっている。もともとは女化町であった。この神社のすぐ側にある澤田さんというお茶屋さんに母の代はお世話になったものである。うちから車で30分程度のところにあって便利であったが、おばあさんが腰を悪くして委託を止めてしまって、1時間かかる富里まで行くことになったわけでした。  今日は、農業技術通信社というところが主催した集まりに女化まで出かけてきた。高松求さんという方の家にタケノコを掘りがてら話を聞きに行ったのであるが、このお宅は実は澤田さんの斜め向かい(といっても500mぐらい離れているんですが)なわけです。15名ぐらいの様々な職業の方が見えたが、私にとっては高松さんの話は何よりもわかりやすかった。というのは、「作物を育てるのは人の心である」ということをよくわかっていらっしゃる方で、そういう意味での植物(というよりは微生物か)と話せるだけの神通力というか、そういうものを持ち合わせている方だと感じましたね。いろんな動物なり植物なり微生物なりが心地よく過ごして、作物として実をしっかり付けて、なおかつ収入とする。このある意味「いただいている」という感覚は過去から受け継がれた農法そのものであって、こういうことは年寄りはよーく知っている。その部分が本来の農業技術なのであるが、こういう部分は本では伝わらないもの。高松さんの話を聞きに遠方から人が来るのも頷ける。慈愛を持つ心がそういう人を呼ぶのだと思う。平坦な山林を開墾して30年ぐらい前だったかに竹を植えたと聞きます。手入れが行き届いていて気持ちの良い園でしたが、心は配るが決して無駄な労力とカネはかけていないであろうことが伝わってきて、まあうちのやり方もそんなに間違ってはいないかなぁと感じた次第。やはり、年寄りの言うことは、ちゃんと受け止めておいて、必要に応じて自分なりに解釈して、時代の技術とともに新しい形で自分のものにしていく。どんな仕事にも共通するような基盤が農業には確かにあるものです。

74. 畦の草刈り
 地味だけど、やらないと草ぼうぼうになっちゃうんですよね。虫や病気も減らすことができますし、梅雨時期にうっとうしいのがキライなのは人間様と一緒です。

75. 苗運び
 明日から田植えです。 今日は午後から乗用田植機で植える分のみ、一気に運んでしまいました。例年は1日分ずつなんですけどねぇ。  風も強かった之で゛、さすがに疲れました。明日と明後日が田植え本番です。

76. 稲の香り
この時期、田圃の野回りをしていると、玄米の香りがあたり一面に立ちこめます。稲は今年も順調に育っています。収穫は9月の5日前後からでしょうか。台風が来ないことを祈ります。

77. 春仕事
 彼岸も終わり、サクラも咲いた。稲の種籾も冷やしたし、野菜の種も蒔いた。塩水選をした残りの塩水で、雑草にかけてみると、やはり枯れる。飲める除草剤であります。って飲んだら死んじゃうぞい。  来週は、稲の種まきとか用水の通水試験のための掃除とか、耕っていない田んぼの耕耘、畑も耕わなきゃならん。その前に、いただく予定の田植機も見に行かねば。やることはたくさんあるのに、体は1つ。うーみゅ。夏蜜柑ジャムの準備に入ったので、そろそろ案内できるかと思っています。

78. 時期はずれのギンナン
 先月末にあった、隣町の直売、前年からすると人が少なく、折からの寒さもあって、売上げも少し寒いかなというところ。寒いといえば鍋なんですが、昨年の売上明細を見ていたら「ぎんなん」の文字が…。  鍋にも合うけども、割って、レンジでチンしてもなかなかいけますよね。  今年は取りに行かなかった「ぎんなん」を知り合いから分けてもらったので、中峠にある美濃屋さんの直売所へ持っていきました。本来は暮れの商品ということで、少々時期はずれだから、あまり売れない可能性があります。春も遅くなると芽が出て苦くなるので、さっさとみなさん買ってもらえるといいんですが…

79. 田植え
 1日目が終わりました。田植機上からなので、はっきりしませんが、植え終わりの部分です。既に降り口側を半体から植えてあるので、最後まで機械植えです。ということで、補植はしない主義です。  それにしても、今日は風が強かった~。しかも寒いのでジャンパーを着ての田植えは、かなり久しぶりのような気がします。

80. 畑仕事
 普通の農家は、露地栽培の場合、既にいろいろな苗木を植えてあり、そろそろ収穫開始となるわけですが、うちは何分ゆっくりということで、これからいろいろな種まきが始まります。苗を買うのは、第1陣のキュウリとナス、ピーマンぐらいかな。  今日は、ズッキーニ、キャベツを始めとして、モロヘイヤ、カボチャなどを植えました。残る苗はポップコーンと普通のトウモロコシ。明日からは、残る種の種まきがスタート。このタイミングで播くと、だいたい普通の農家が品物の終わるタイミングになりますし、一部の苗は直売で売ってしまう訳です。結構家庭菜園組は多いですから…。  この先1週間は、畑中心。その後はブルーベリー中心という感じで時が流れていきます。

81. 放射能測定
 厳密にいうと、植物体および土壌中の放射線量の測定ということですが、役場の職員がうちの畑のすぐ側にやってきた。うちの畑と100メートルと離れていない。  何でもサンプリングに来ているようで、ダイコンとホウレンソウを持っていったらしい。結果は陰性、つまり、検出限度以下であった。  で、その畑の持ち主に、持っていった野菜代を払うので、振込先口座を教えて欲しいという電話があったらしい。検体1つずつだというが、振込代の方が高いだろうと思うのは私だけだろうか。  このあたりでは、露地物の椎茸が、竹藪の中にほだ木があった関係で、竹の葉が積もって影響したり、茶葉が影響したりしたが、再計測する度にその量は減っているらしい。3回連続検出以下というのが、復活できる基準らしいが、一度出た風評は消えない。困ったものである。  幸い、茶園はブルーベリーに化けてしまったし、今のところお米からは放射性セシウムの検出は見られない(検出限界以下である)。しかしながら、一方でこれを機に廃業していく農家も多くなっているのは事実でもある。

82. たけこの
タイポではありません。 某、うちの市役所からの通達文書です。曰く、170ベクレルのセシウムが検出されたので、自粛してねという話です。筍ぐらい、ちゃんとカナで書いてよね。慌てていたんでしょうね。 試験機器の検出限界値は、セシウム134,137それぞれで2ベクレルほど。検出値は、134で70.1、137で97.1ベクレルでした。合計すると170ベクレルになるわけです。 なんだかなぁ....。

83. 台風
来てますねー。ちょっと心配です。最近は短時間に集中豪雨があると、雨水排水が間に合わなくてポンプの出番がやってきます。夜中に雨が降らないことを祈ろう..。

84. 田植え完了
 土日で乗用田植機で1町3反4畝ほど、月曜日に手押し田植機で2反5畝ほど、今朝早くに手植えで1畝ほど、合計1町6反の田植えが終わりました。  何故全部乗用でないのかというと、一部急勾配かつ細長い田んぼがあり、手押し田植機もタダでもらったので、ムリせずに手押し機も使っている訳です。1畝の田んぼは、毎年手植えです。この田んぼに関しては、毎年藻が張り、米糠のせいか微生物も多くて、ここ数年は、農薬等も使うことなく、有機JAS認証が取れる状態にあります。手押しの田んぼの4枚は、非常に草の多い田んぼで、毎年難儀しています。除草剤ゼロを目指したいところですが、ブルーベリーの作業もあるので、なかなか難しいのが現実です。  今日は1日雨だったので、ゆっくり休めば良いのですが、あまり変わらない日々です。雨というのに日本ミツバチたちは、しきりに採蜜に出かけています。元気ですねぇ。

85. 代かき
 15日から水利の水が入り始めましたが、雨続きだったので普段3日かかるたんぼでも2日以内に入水が完了。20日から出かける都合もあり、早めに荒代を掻いています。  実際にう植えるのは、たぶん、うちは遅い方で15日頃。苗の伸びによっては12日かもしれませんし、翌週かもしれません。ま、平日でも構わないんですけどね。

86. ジャガイモ
■■■■■2009.03.12(木)  晴れ ジャガイモ  雨続きがようやく終わり、やっと晴れが続くようになりました。明日の夕方からまた降り出すようですが、その後は晴れが続く模様です。やっと一安心です。  冬場のSE仕事も終わって、農作業本番というところですが、天候が不純で思うように捗りません。そんな中、ようやくジャガイモを植えることができました。およそ3週間ぐらい遅れていますが、まあ何とかなるでしょう。今年もいろいろな品種を18kgほど植えました。昨年植えそびれた「とうや」をはじめ、「キタアカリ」「シンシア」「シェリー」「インカのめざめ」「シャドークイーン」「スタールビー」の7品種です。昨年は不作と相まって自宅分まで足りなくなる始末でしたので、今年は少し多めに。こういう年に限って豊作だったりして…。  田んぼの藁も全部片付いていないので、当面は忙しくなりそうです。

87. Switch
 といっても、「詳しくはwebで」の東京ガスではありません。 珍しく今年の冬のお仕事が3/22までかかってしまい、昨日から百姓に復帰ということであります。2002年にSE屋さんは辞めたハズなのですが、未だに冬場だけプロに戻っています。今年は短期集中型の複数のお仕事に加え、数年前から頼まれていた植物のデータベース用のHTML出力機能だったり、そのサーバー側プログラムだったり、HTML5は飛び出すわ、EXECLは山ほど扱うわ、いろいろでした。 昨日は打って変わって、ジャガイモ植え。20日のイネの種籾浸漬と相まって、いよいよ春本番です。今日は雨だったのと、ちょっと疲れたので、一休みです。 それにしても今年は暖かくなるのが遅い。こういう年は一気に春が来るので、注意が必要です。雨なんか困るんですが…という今日この頃です。それにしても週末は雨が多いなぁ、ここ数年の冬場。

88. 土が上がる
 3/16に播いた、稲の種籾。1週間後の23日の様子。  稲の芽が土を持ち上げています。いつもながらすごい力だなと。ホウキは土落としのための小道具。安易に水をかけてはいけません。まして晴天でない日には…。

89. 開花
■■■■■2009.04.28(火)  晴れ 開花  ツツジが開花し始めた。昨年鉢植えに植えたキウイも花を咲かせている。我が家にある花のうち、温度の変化に微妙に反応するのがモッコウバラで、黄色が咲いてから白が咲くのだが、今年のように温度が一旦下がるような年だと同時に咲いてくれる。順調に温度が維持されていると黄色は枯れ始める。こういう年は20度ぐらいの温度が安定してくれることがあって、とある病原菌などは活発に動く。  田んぼもそろそろ田植えが始まるようだ。うちはもう少し経ってからとなる。気温から見て苗はまだ早いと言っているようだ。

90. 八十八夜の…
別れ霜といいます。 今年は、初春が暑すぎて、今は寒い日が続いています。はっきりいって、経験したことのない天気なのです。こういう年のために、八十八夜の別れ霜という言葉が残されているのかなと思います。 実際に、ジャガイモに霜があたったのが2回もあった年は、あまりありません。仮に今後発生したとすると、大騒動になります。 でも、八十八夜は茶摘み。茶園がなくなって6年になりますが、一角にあるお茶も、少し早めに伸びきっている感じです。静岡では、茶園自体が崩落したりしていて、何だかなぁという感じ。やはり、天変地異が起きるのかもしれない。けれど、我々にできるのは、いつもと同じことだけなんですね。

91. 雨続きの刈り取り
■■■■■2008.09.23(火)  晴れ 雨続きの刈り取り  今年の稲刈りは、他の作物同様に1週間程度遅れてスタートした。田んぼの用水が止まったと同時ぐらいに雨に祟られ田が乾くのも遅れたせいもあるだろう。そういえば今年の用水供給開始の際にも同様なことがあった。用水が入る前に田が灌水して、春の耕耘ができずにいた家が多かった。うちはかなり早めにやったので影響はなかった。  稲刈りが始まっても連続した晴天がなく、時に台風や大雨があったりして、例年なら終わっているはずのコシヒカリの収穫がまだ続いている。あまり長引くと米の品質に影響してくるので普段ならやらない冠水状態での刈り取りとなった。幸い20日土曜日の日本経済新聞 NIKKEI PLUS 1に我が家の田んぼが載って、援農隊の方々もこのところ多く来ていただいているので、足元の悪い中刈り取り&穂が地面に触れないように千鳥に稲束を置いていってもらった。明日または明後日に稲束をひっくり返して、脱穀する予定だ。この分では、古代米の刈り取りも10/中以降になるであろうが、その間台風などが来ないことを祈りたい。総じてコシヒカリよりは倒れにくいとは思うが。

92. 土用干し
■■■■■2009.07.30(木)  晴れ時々くもり 土用干し  今日は暑い1日であったが、土用らしくない天気が続いていて、天気予報を見る限りでは梅干しを干すに踏み切れない。とはいうものの、ものにはタイミングというものがあり、太陽の具合と相談しつつ梅干しを干すこと2日。ただ明日はさすがに雨がちらつくようでお休みになるハズ。様子を見ながらあと1~2日干すことになるでしょう。同時に干している「ゆかり」も止まったままになりますが、これは干したり戻したりしながら、シソを1枚1枚広げられるだけ広げての乾燥なので、実は晴天が続かなくても良いというもの。裏日本の塩の産地である珠洲の塩田も開店休業中に近い状況だとか。  写真は、現在の田んぼの様子。コシヒカリの方は他の家では完全に出穂している田んぼがチラホラであるものの、我が家のは少し遅れている状態。天気が気になる時期でもあります。写真右側はこがねもちの圃場。こちらは例年並みの出穂期なので順調に進めば9/5あたりの稲刈りになります。あと1か月、気温はこのままでよいので、日照だけは欲しいところ。太陽光パネルは暑くなり過ぎると発電が抑制されるのですが、今年はあまり見ない気がします。さすがに暑いのかミツバチたちがたくさん水を飲みに来ていました。

93. 涼しい日々
■■■■■2009.08.04(火)  くもり一時晴れ 涼しい日々  ようやく九州北部も梅雨明けとか。なり始めたゴーヤも大きくならず、元気なのは少し遅く蒔いたキュウリとオクラだけ。職場体験の3人も草取りやらブルーベリーの収穫やらに精を出してくれた。暑すぎない1日で良かった。一方でこの涼しさが田んぼの方にどう響くのか、これからの天気が気になるところだ。

94. 新緑まつり
■■■■■2009.05.03(日)  晴れ時々くもり 新緑まつり  地元の布佐にある新緑まつり、例年は4/29なのだが、今年は5/3ということで初めて参加した。大抵は田植え準備と別の月一の直売(第4土曜)が重なってしまい、新緑まつりの方はパスすることが多い。間口の割には出店料が高いせいもある。写真は舞台裏から見たお客さんの様子。間口2間のテントに近所の農家と並んでの出店。近所の農家は毎年出ていることと、野菜類をたくさん持ってきたこともあって人が群がっている。隣の我が家の方にも人だかりではあるが、物珍しいものばかり置いてあるので、すぐには手が出ないが、解る人が買っていく。  役員といっても皆が顔なじみのようなものであり、それぞれの店も地元の商店が大半であるので、いわゆるテキ屋さんは数が少ない。300メートルぐらいある出店場所のうち、5~6軒であろうか、意図的に両端の方に追いやられている。我々のいる場所は、ちょうど大会本部前のメインの場所を確保してもらっていて、地元農家や商店は商売がやりやすいようになっている。今回は先月末の直売が雨で流れて急遽参加となったこともあり、漬け物等のコンディションが最高の状態ではなかったので、若干売上は少なめであったように感じる。露地野菜もまだこれからだし、ブルーベリーも花が散ったところなので飾るに飾れないという非常に微妙な時期であるのが残念である。やはり毎月なり毎週顔を出しているところと、年1回という場所の違いもあるのだろう。

95. 庭で育苗
■■■■■2009.04.20(月)  晴れ 庭で育苗

96. ベイリーフ
 充分に乾いたものと、生のままのベイ。 月桂樹の葉っぱは、最初は直射日光で、その後は日陰で乾かすのですが、曲がらずまっすぐに干すのがポイントですね。  これは干して2年経ったもの。少し青みが抜けすぎかなという感じです。

97. 順調に成育中
■■■■■2009.04.23(木)  晴れ 順調に成育中  稲の苗は順調に生育しています。明けっ放しハウスですから、さほど伸びることもなくいます。この時期は少しだけ涼しくなるのが常のようで、毎年のことですが連休中に田植えをしたい方はうっかりと苗を伸ばしすぎてしまうことが多いですね。  ブルーベリーの方は、ミツバチとマルハナバチが飛んできていますが、そんなに多いという感じではないです。もう少しして暖かくなり、連休頃になるとものすごい数のハチになるのですが、今年はどうなるのでしょうか?あまり集中して受粉されても収穫が集中しすぎるので、程よく受粉を続けて欲しいところです。

98. 田植えほぼ完了
■■■■■2009.05.11(月)  晴れ 田植えほぼ完了  写真専門誌のモニタで当たったCanon EOS 50Dの試用期間が終わってしまった。よりによって一番忙しい時期に当選したのだが、応募したハズの期間は~4/中までだったはずなのに...。結局9泊10日のはずなのに4日ぐらいしか使えなかったのは残念。これから撮った写真を整理していかないといけないが、この週末は九州まで研修で出かける予定があって、なかなか時間が取れない。  ヒカリ新世紀を除く田植えは終了し、補植もほぼ完了した。今週末に外出する関係で14日にもう一度代かきをして、17日または18日に田植えをする予定でいる。ブルーベリーの地植えも止まってしまった。今週中にあと10本ぐらいは地に下ろしたいのだが、蒔きものやら草取りやら防除やら、やらないといけない仕事が多く、どこまでできるか微妙である。

99. 新緑
■■■■■2009.05.02(土)  晴れ 新緑  清美オレンジの新緑がきれいだ。ブルーベリーの防風ネットの青に映える。期間限定でカメラの専門誌のモニタ使用に当たった。Canon EOS50DでNikonD100よりは少し軽いかなという感じ。8日には返さないといけないので、バシバシと撮っているが、オートであってもまずまずの露出になってくれるところはさすがである。シャッターを切る感触はD100の方が好みかもしれない。

100. 育苗中
■■■■■2009.04.15(水)  晴れ 育苗中  夕晩の雨は積算で50mmぐらい降ったようだ。久々の雨でありがたい。今日から田んぼも水が入り始めるが昨年のように雨続きで入水ではないので、仕事も捗っているようだ。と他人事のように書いているが、実際には畦塗り作業に難儀した年であった。うちは直接に作業がなかったので影響なしというわけ。今年は天気がよい分だけ3番耕に一生懸命である。わがやの田んぼはちょうど良いほぐれ具合なのと代かきを2回に分けるのでよほど土のかたまりがなくならない限りは作業しないで済んでしまう。作業のタイミング次第ということか。  苗の具合もちょうど良く仕上がってきている。このあと気温(夜温)が幾分下がるようで、既にハウスの袖は開けたままになっている。あとは徒長させずにしっかりとした苗に育ってもらうだけだ。今年は珍しく均一に伸び始めているので管理は楽である。田植えは連休明けぐらいになるだろうか。



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