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501. かき氷シロップの作り方
 今年は、ブルーベリーのジュースの試飲の効果からか、かなりジュースの数が出ている。使用しているブルーベリーの果実は、いくらハネ出し品とはいえ、500mlあたり750gにものぼるため、2倍濃縮で1000円という価格はかなりお買い得品である。ただ、来園した人にしか販売はしないので、まあ何とかなるわけであります。  イベント向けにブルーベリーのかき氷用シロップを作ってみた。2倍濃縮のジュース、通常ならば糖度は27~28度で仕上げるのが良いと思うが、ハネ出し品の酸味の強いものを使用している関係で、糖度は30~32度ぐらいになることもある。これをかき氷にかけてみると、意外にも甘くはない。酸味も必要だが糖度としては40度は欲しい。そこで、かき氷シロップ用に作ってみたのだが、これがかなりの贅沢品で、値段が付けられなくなってしまった(^^;;  使用した材料。 ブルーベリーの完熟果(ハネ出し品。糖度10度) 1.5kg 水 800ml ビートグラニュー糖 450g 日本ミツバチのハチミツ 70g 出来上がり量 1,250ml ジュースと同様に果実を煮詰めてザルごしし、残った液を煮詰めてから加糖し、糖度が40度を超えるようにする。あく取りと種の除去はしっかりと行う。歩留まりを良くしようと果実分まで漉すと、どろっとしたものに仕上がります。

502. 梨の摘芯栽培
■■■■■2003.04.15(火)  一日中冷たい雨 梨の摘芯栽培  梨の摘芯栽培法というのがあるらしい。福井の方で行われているらしいが、要は果実のそばにある新梢をすべて小さく押さえ、栄養成長させるのは、先端部のみに限定して、果実のそばにある新梢は伸ばさず、そこに回るべき栄養はすべて果実に回してしまうという方法。  今日は雨だったので、晴耕雨読というわけではないが、この記事(現代農業5月号)を読んでいてなるほどと思った次第。確かに、梨の場合では、棚全体に新梢が天井を向いている光景が多い。そうしておいて、冬場には大部分は切って捨ててしまう。完成した棚の場合に、途中の枝を残して更新したりするのだが、初心者には剪定もわかりにくいし、剪定量も多い。最近の省力栽培からすると逆行したやり方であった。この方法なら、冬の剪定は至って簡単になるはずである。  昨年、スモモで夏剪定というのを試したが、確かに今年は花芽と葉芽のバランスは良かった。受粉率が上がるなら使えるとは感じている。そうでない場合には、スモモのように受粉率が低いものでは使えない技術かも知れない。今回の方法も、考え方は他の果樹等でも応用出来るとは思うが、はたして梨以外で使えるかというと、思いつくものがない。翌年の花芽形成が違うせいだろうか。  記事によれば、葉が固まらないうちに先端をポキッと書いてある(実際、摘果時に誤って良く新梢をポッキリやっていた)ので、5月後半から6月の時期あたりに試してみようかと思っている。この時期は最終的な摘果のタイミングと一緒であり、葉の紫色と反り返りが抜ける時期でもある。

503. ブルーベリーに藁を敷く
■■■■■2003.04.24(木)  くもり ブルーベリーに藁を敷く  3月の上旬から植え始めたブルーベリーであるが、これまで意図的にマルチング(敷き藁)はしていなかった。ピートモスの乾燥具合を見る都合があったためである。ここにきて、ようやく敷き藁をすることにした。未だにバインダーを使用しているので、藁だけは売るほどあるため、資材に困ることはない。1本あたり4束×2ずつ挟み込むように敷いた。  これで1~2日おきにしていた水やりも、だいぶ減らせそうである。直感的なところでは、ピートモス単用の場合には1週間ぐらいすると植え穴は落ち着いてくるようで、ピートモスに籾殻を混ぜたところは表面的(重力的な意味で)には3日ぐらい、実際(籾殻が踊らなくなるという意味で)には2週間ぐらいで馴染んでくるみたいである。植え穴の間に置いてあるコンテナ植えへの水やり時に同頻度で水やりをすればいい感じのようである。

504. 籾干し/わらまて
■■■■■2003.09.11(木)  暑い快晴 籾干し/わらまて  籾干しは「天日干し」が美味いという。理由は低い温度でゆっくりと水分を減らしていくからということだ。このあたりは、お茶の手揉みにも通じるものがあって、天日で外側を乾かしておいてから、かたづけて袋に戻した際に中央の水分を均一にさせていく方式である。乾燥機ではちょっとだけずつ熱風をあてて、昇降機を使って上下を入れ替え冷ます。理屈は同じである。違いは何かというと、量をこなすにはある程度高温で乾燥させざるを得ないということだ。  天日干しの場合、厚手のシートの上に籾を均一になるように広げます。均一と言うからには高さ10cm均一かというとそうではなくて、枯山水の庭のように山型をつけて表面積を増やします。乾燥前の水分量は18.5%。だいたい5時間程度かなと思いつつも、時々水分量は測っておく。1時間程度の間隔で縦横に歩いて、こもった熱を散らすとともに、上下を入れ替える。水分量には結構ばらつきがあって、特に太陽に当たっている部分とそうでない部分で違う。18%程度でも1%内外は違ってくる。  乾燥機の場合、初期設定されている温度は45~55度程度の高めに設定されている。稲の刈り取り前の水分量である24%程度から18%程度までは40度程度で乾燥させるのが良いとされる。うちの場合には田んぼで稲束の状態で裏表半日ずつ行われているため、ここからが天日干しの難しい部分である。今日のように照りが強いと頻繁に籾の上下を入れ替える必要がある。籾温度は35度程度まで上がっている。昔の人は縦横に歩く際に、素足で歩いた。私も基本的にはそうしている。微妙な温度差がはっきりと伝わってくるので、適度に混ぜると一部だけ過乾燥にならないで済む。時間乾燥率0.4%、乾燥温度35度というのは、乾燥機でやろうとすれば非常に効率が悪い。  乾燥は太陽任せにして、年寄りに歩いてもらうことで、わらを田んぼに取りに行くことが出来る。この辺では「わらまて」と言う。「まてる」=片付けるという意味であろうか。新しい藁を10本程度ずつ、穂先側を2本つないで大束(昔は小束20束、今は16束)を結ぶわけである。この結ぶワラのことを「ゆづら」といいます。本来はこういう暑い日は夕方にやるべき仕事ではあるが。まあ、少しでもやらないと雨に当ててはまずいので、軽トラに2台ほど運んで、明日完成予定の乾燥機小屋の中2階(既存建物だったの屋根の上)に積み重ねた。うちは、果樹、茶、バラ、ネギ、夏野菜全般におよそ4反歩分の藁を使う。今回ブルーベリーを植えた関係で、消費量はさらに増えるわけだ。少しでも多く使いたい。

505. 消防団
■■■■■2003.06.05(木)  晴れ 消防団  久々に晴れた。暑いぐらいの一日だった。あまり暑いので、冷蔵庫の中に頭を突っ込もうかと思ったけど、暑い=水の連想から、アヤメでも見に行こうと水郷佐原まで足を運んだ。まだ3分咲きであったが、なかなか趣があった。よく考えると、手賀沼公園でも良かったんだけどね。  今日から消防団の繰法練習が始まった。もちろん要員である。ちなみに、我孫子には21の分団があるが、どこも要員不足であり、今回はうちの分団は調整がつかず棄権という話まで出たが、なんとか全員都合をつけた。要員の一人が佐原に引っ越してしまったため、余計に人が足りなくて、参加が危ぶまれていたのだ。ちなみに佐原まで1時間強かかるので、彼がもし練習に参加したとした場合、練習が終わって22:30に我孫子を出るとすると、24:00頃に家に着くことになる。私も以前隣町から参加した時はそういう感じだったし、今回もそういうメンバーもいたりする。隣の分団に至っては、50近くても要員だったりする...。なんだかなぁ。  明日は、6/6でゾロ目の大安なので、ちょっとHPを更新してみました。園芸していく上での疑問などあれば、掲示板にでも質問してください。もちろん、経験した範囲でしか答えられないので、とりあえず果樹・野菜や、一般の木や草花だと答えられると思う。

506. ゆかり
 梅干しづくりと同時に行うのが、ゆかりづくり。 梅酢に浸かっていた赤ジソを取り出して、1枚1枚広げて乾かします。だいたい丸2日かかります。 カラカラになったところで、一気に手で揉んで、碎き完成です。密閉瓶にて保存しておき、ある程度ストックが溜まったら、小分けし、乾燥剤とともにラミネート袋に入れて、完成です。

507. 乾燥機小屋
■■■■■2003.09.06(土)  晴れ 乾燥機小屋  今年は稲作が不作と聞く。が、うちの周辺では稲刈り自体がすでに10日遅れていているものの、不作にはならない見込みである。今年の水管理は去年のこともあって難しかったと思う。ちなみに今年は父親が完全にリタイアしたので野廻りはもっぱら私の仕事である(普通は気になって出かけるもんだがなぁ)。  うちでは、昨年までは天日干しをしており、今年も天候が良ければ間違いなく天日干しになる。残暑が厳しいと米が割れてしまうので、簡単に出来るものではない。稲の乾燥には乾燥機を使うのが主流となっていて、コンバインと合わせるとかかるコストは膨大です。その分労力はかかりませんから、みんな火の車なんです。ま、そういう家はたいてい他で働いていますから、返せるんでしょうけど、我が家はとりあえずはバインダー+ハーベスタ(ノダの30年もの)+天日干し行きたいです。  とは言ってもお天気には勝てず、雨続きになれば仕方なく乾燥機を持っている家に頼まざるを得なくなります。これもただというわけには行かず、時間あたりでランニングコストを割り出して、やって戴いています。毎度毎度甘えるわけにも行かず、保険と言うことで乾燥機小屋を建てることになりました。  乾燥機は中古品ですが、しっかりしています。建て方が終わった直後、乾燥機を組み立てるという絶妙なタイミングで工事は進んでいます。来ている大工さんは、本当の話「大工の源さん」で、腕は確かです。親父が大工していたこともあって、いろいろと中古の建具やら換気扇やらがあるので、あれもこれもと開口を大きく取って貰いました。写真は左から、元の農業倉庫(この辺ではマテヤといいます)、接続部分、北側から見た風景です。「たっぱ(高さ)」が4mあるので、広々と感じますが、すぐにもので一杯になるんだろうなぁ...。

508. たわわ
 ハイブッシュの方は、ほぼ終わりなのですが、ラビットアイ系がいっせいに色づいてきました。  種が大きいので今ひとつなブルーシャワーという品種ですが、果実の大きさは特大で、ほぼ500円玉に近いサイズです。おまけにとても甘いです。  中手の品種であるはずのブライトウェルまで甘みが乗ってきています。コースタルに至っては、収穫が間に合わない感じで、どんどんと軟らかくなってしまってきています。これで気温がぐんと上がったら…。昨日だけで20kg近い摘み取り量でしたが、今日も同じぐらいかな。今日も大変なことになりそうです。

509. モミジイチゴ
■■■■■2003.06.16(月)  くもり モミジイチゴ  この週末、東京都の西のはずれ檜原村にあるフジの森へと出かけた。行き始めて7年ぐらいになるけれど、実は6月は初めてである。6月といえばアジサイであるが、同時にモミジイチゴの季節でもある。イエローラズベリーと見た目も変わらず、美味であるが、なかなか大量には収穫出来ないんだが、今回はボールに一杯取ることが出来た。他にクサイチゴやヤブヘビイチゴも穫れた。  モミジイチゴ(写真左)やクサイチゴ(中央写真右上)は園芸種でいうとラズベリーの仲間で、果柄の部分が採取時に取れてしまうもの。ヤブヘビイチゴ(中央写真左下)は園芸種でいうとブラックベリーの仲間で、果柄は取れない。写真を見ると白い部分が残っているのがよくわかる。果柄がないためモミジイチゴは採取時に崩れやすい。つまり日持ちがしないので、一般には流通することはない。だからジャムを食べたことはなかったんだが、これがものすごく美味。ただ、種を除かないままではゴソゴソして食べられない。思ったよりも種が多いので、ブラックベリーの場合と同様にザル漉しで種を分離し、その2割ほどを戻すと、食感もばっちりで、同時に種のまわりについているペクチン分が効果的に出てくる。当然貴重なので瓶詰めして持って返ってきました。

510. アーモンドが成った
■■■■■2003.05.09(金)  晴れ アーモンドが成った  今年は柑橘が不作の模様である。昨年ならせすぎたせいだと判っているから、まあいいんだけど、でも花芽が少ない。特に温州は50個なるかどうかという感じだと思う。今年初めて実を結んだところでは、写真中央上のアーモンド。たった2個だけどね。どんな感じになるのかが楽しみではあります。他にも初めてというところでは、プルーンも実を付けている様子です。  現在、ツツジが満開で透き通るような白が緑に映えている。露地イチゴのうち女峰はまだであるが、トチオトメの方は赤くなってきた。玄関脇のバラ、光彩も週末あたりで見頃となるだろうか。週末といえば明日から茶摘みなので忙しくなるなぁ。現在の茶畑は一番きれいです。新芽もだいぶ揃ってきて、今年はまずまずの出来具合です。

511. ブルーベリーのその後
■■■■■2003.05.14(水)  晴れ時々くもり ブルーベリーのその後  4/10に最後に7本を地植えをしたきり、ブルーベリー仕事が止まっています。苗木はコンテナにピートモスを張って、乾燥しないようにしていますが、田圃もお茶も終わったことだし、そろそろ植え付けを再開しようと思う。あと50本近くの穴掘り、大変だなぁ...。  一部のブルーベリーは花を残しましたが、大半は花芽をせっせと摘んでの管理。かわいそうな気もするけど、伸びてもらわないと困る。向こう一週間天気がぐずつくようだし、合間を見ての作業だな。

512. 新ジャガ
■■■■■2003.06.03(火)  晴れ 新ジャガ  今年のジャガイモが獲れた。まだ小粒であるが、みずみずしい。分けネギを植えていたりしたので、写真は撮りそびれてしまった。バラもボチボチ終わろうとしている。いよいよ梅雨なんでしょうか。

513. 桃の実生
■■■■■2003.04.11(金)  晴れ時々くもり 桃の実生  どういうわけか、我が家では実生の果樹が多い。門のそばにある大木の夏みかんもそうだし、レモンもしかり、杏も実生だったりする。  種を蒔いてしまうからといえば、それまでだか、実際にはただ捨てたのに映えてしまうものが多い。桃がいい例で桃の木の下にひょっこり生えたと思ったら、玄関脇でももう1つ。加えて何だかわからない柑橘も芽が出ている。  少し大きくして、接ぎ木の台木にでもしようかと思っている。

514. 実生の甲斐路
■■■■■2003.07.23(水)  くもりのち雨 実生の甲斐路  おととしに食べたブドウの甲斐路。おいしかったぁ...。で、これを蒔いておいたら芽が出て、ある程度大きくなったので鉢に植えて、バラのそばに置いておいた。そうしたら、予想通りというか根が鉢から溢れて伸びだし、元気良くつるが伸びた。これではいけないと言うことで、あわててブドウの植えてあるハウスに移動、地植えをした。このハウスには巨峰がなっているが、昨年暮れにデラウェアも植えてみた。今年は甲斐路である。が、実生なので甲斐路になるんだろうか。甚だ疑問ではある。

515. 夕涼み?
 ここ数日、暑いせいなのかミツバチたちが巣門の前でへばりついている。日中はさらに羽音が大きくなり、巣門の前を飛び交っている。元気なのには癒されますね。

516. 種籾発芽揃う
■■■■■2003.04.12(土)  くもり一時強く雨 種籾発芽揃う

517. 背負い縄
■■■■■2003.08.15(金)  一日中雨 背負い縄  朝から続く雨で、田んぼは15cmぐらいの冠水状態。夜になって小降りになったから翌朝までには少し引いたけど、また雨は同じぐらい降る見込みとか。  本来は14日の朝に作る背負い縄を忘れたと今日になって母親がうどんを6本茹でた。背負い縄とは14日の早朝に先祖が野廻りをする際に持っていくものらしい。よって14日の午前中は鎌や鍬は御法度である。ケガをするからだという。盆の暑い時期ぐらい休むようにとの先人の知恵が伺われる。  盆の棚飾りには、真竹を4本立てて、周囲を左綯いの真菰縄で物干しのロープのように縛って、その縄の間に稲穂、ホオズキ、赤マメの莢などを飾る。本来は外に立てたものらしいが、今では室内であるし、棚を作った前側の2本にしか竹は立てない。この真菰縄の上に背負い縄(茹でたうどん)をかける。稲穂、ホオズキ、赤マメの莢などは12日までに準備するが、新盆の年は7/31までに準備しておかないと隣近所は8/1と聞けばやってくるから大変である。ちなみに稲穂は五穀豊穣を願ってものでしょうし(このあたりの出穂は8/5ぐらいなので穂は見える)、ホオズキは「酸漿」の字以外にも「鬼灯」と書くことから提灯の代わりではないかと思う。赤マメは?である。うちでは作っていないのでインゲンが代わりを勤めた。  16日は送り盆。これもまたお約束で、朝から団子づくりをすることになる。

518. 本の祭典
■■■■■2003.04.25(金)  くもり時々霧雨 本の祭典  4月23日はサン・ジョルディの日。インターネットで調べてみると、もともとスペイン・カタロニア地方で始まったイベントで、守護聖人サン・ジョルディを祀り、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習があるのだそうです。またこの日は、『ドンキホーテ』で有名な作家セルバンテスの命日(1616年)であり、さらにシェイクスピアの誕生日(1564年)でもあり命日(1616年)でもあるという、文学に非常に縁の深い日なのだそうです。この話は以前お仕事をしていたお客さん先の担当者の女性が誕生日であったので良く覚えています。延々と話を聞かされたので...。  さて、今日は都内に出る用事もあって、天気もイマイチだったので、東京ビッグサイトでやっている東京国際ブックフェアというのに出かけてきました。夫婦揃って本好きなので、かなりなことになるとは予想していたものの、すっかり腰を落ち着けて立ち読みにふけってしまいました。私の立ち止まった先は自然科学の分野が多く、とても買えそうにない20,000円クラスの専門書を斜め読みしていました。よく言われるんですが、私は読むのが早いようで、昔のサイズの文庫本を2時間程度で読んでしまいます。最近は少し薄くなったようですが、このサイズは「新幹線で東京-大阪間で読める厚さ」なんだそうです。  で肝心の感想なんですが、一言で言うと「大きな本屋さんのデパートで立ち読み歓迎!」という感じです。出版社の出してるブースなので、他の展示会と比べてブースサイズが平均していて、首は疲れませんでしたが、ブース数は確かに多いです。1度行ってみる価値はありますね。農文協のブースではどぶろく作りセットが売られ、試飲までしていました。普段見られない200,000円クラスの全集も中身が見られました。

519. 藁敷き
■■■■■2003.10.07(火)  晴れ風強し 藁敷き  遊んでばかりもいられないので、藁を運ぶのは少しとして、茶畑、ブルーベリー畑に敷いた。敷きっぱなしだと不具合があるので、啓蟄の頃をみはからって、株元の敷き藁をまた片付ける必要が出てくる。藁はちょうど1年で腐るのでいい資材である。のぼっちにしておくとさらに保つ。  藁の敷き方ひとつとっても、性格が出るというのか、結構面白い。このところ風が強いので、コンテナ植えのブルーベリーはだいぶ乾いてきた。たまには乾かしてみないとね。何事もメリハリだから。

520. 籾摺り機新旧
■■■■■2003.10.02(木)  晴れ 籾摺り機新旧  籾すり機のロールの具合がイマイチだったので、どうしようかと思っていたら、中古の出物があったというので、思い切って買い換えた。籾摺り機+グレーダの組み合わせ(写真右下)で持ってきてもらったが、新品だったらグレーダも買えないぐらいの金額で両方を買った。うちの母親と奥さんの仕事を奪うことになるこの機械は、2人分のこの秋の手間賃とほぼ同額になるとわかった。  うちにあった籾摺り機(写真上段)は少なくとも20年は経っていて、何枚かある万石網の角度調整とか、ロールの幅とか、調整が微妙に職人技であった。これは母の担当。  一方、米選機は、縦線の間隔と傾斜角が圃場の具合を見て調整するこれまた職人技(写真左下)。これは私の担当。 秤に箕で持っていき袋詰めするのは今年はうちの奥さんの担当であったが、グレーダは米選機と秤の役目を勝手にしてくれる。  古い機械はまだ使えると言えば使えるし、新品でこれらの機械を買ったなら、今年の相場で50俵程度も米が必要になる。連年だともっと多く必要だ。まぁ、今年は泣きに泣いて買うことになったが、きっと20年ぐらい保つから、1年にすればたいした額にはならない。でも、農機は高いよなぁ...。

521. 剪定
■■■■■2003.09.04(木)  晴れ 剪定  うちにあるスモモですが非常に大きくなってしまいました。本来剪定は冬場にすべきものです。特にこの時期に大きく剪定をすれば、せっかくできた花芽が充実しようとする矢先に枝を切られるわけで、そうすると花芽でなくなってしまい、栄養成長に変わってしまいます。  写真ではわかりにくいんですが、切った枝は残ったものの3倍程度あります。しかも、ブルーベリー畑内にあるものですから、意図的に東西方向だけ枝を残してみました。本来なら、他の果樹はすべて切ってしまうべき(あとあと張る予定の防鳥防風ネットの高さの都合など)なんですが、まだ収穫まで2年あるので、遊ばないとねぇ。もったいないし。  冬の剪定ならこれぐらいは当たり前なんですが、夏場はここまでは普通はしないです。秋雨前にやっておかないと切り口から病原が入るし、虫達だって黙っていません。現に剪定時に孵ったばかりの毛虫君たちがウジャウジャと...。さすがに夏場なので根までは触りませんが、冬場なら根っこも少しは切ってやらないとダメなようです。  このスモモ「太陽」という品種なのですが、受粉樹がないためか、あるいは今年の長雨のせいか幼果がたくさん出来た割には実が落ちてしまいました。1つしか残らなかったのは今年が初めてです。切りながら「どうだ涼しくなっただろう」といたわりつつも、今回の剪定には10%ほど「お仕置き」の意味合いが込められていたりもします。(^^;;。折角だから、他の品種の高継ぎをして、成り分けさせてみたらどうだろうかとも思っています。

522. 田んぼの機械
■■■■■2003.09.13(土)  晴れ南風強し 田んぼの機械  8畝ほどの田んぼを刈って脱穀した。また2日がかりである。気になってしょうがないのか、両親とも田んぼにやってくる。普段は動けないと言っている父親ではあるが、田んぼになると動くから不思議である。今回は母親の怪我を気にしているのかも知れない。私もさすがに疲れがたまったので、今日は整体屋さんに行ってきた。明日は籾を干すだけにする予定である。乾燥機も最低張り込み量というのがあって、8畝ばかりの田んぼでは使用出来ないから、小さい田んぼはやはり天日干しに頼らざるを得ない。  それにしても農機は一時しか使わないけれど、何人分もの仕事をこなしてくれる。最新式のグレンタンク型コンバインならば、3人で仕事をするとして(1人は刈り取り、2人でコンテナを積んだトラックで運搬&乾燥機へ張り込み)、乾燥機の容量にもよるが4反歩ぐらいは当たり前に刈ってしまう。うちの方式だと3人だったらだいたい2反を2日でこなすから、最新型は金はかかるが仕事は速い。写真は左から、共同購入している田植機、バインダー、ハーベスタ。  田植えが機械化されるのが一番早かったように思う。その後、バインダー→ハーベスタ→袋式コンバイン→グレンタンク式コンバインというように機械屋だけが儲かるような仕掛けである。一番の弊害は、農家の倅が手伝う範囲が少なくなって仕事を覚えられず、いざとなって出来ずに廃業という線だろうか。ちゃんと手伝っている人もいるから、一概には言えないけど。

523. 寒い雨の一日でした
■■■■■2003.04.05(土)  冷たい雨 風強し 寒い雨の一日でした  東京では桜が満開だというのに、とても寒い一日でした。ということで、今日はお休みでした。  久々にホームページを直そうと思いつつ、ついでに自宅サーバーにすべく準備してきたことを少しずつ実行しています。手始めに掲示板を移行してみました。niftyからのログデータもきちんと移行してみました。久々にプログラムを組んでしまった(^^;; 結構ちゃんと覚えているものです。  niftyのCSVデータをダウンロードし、EXCELで取り込んで、元発言番号欄を追加、更に元発言番号だけは手入力して、EXCEL-VBAにて、新掲示板の過去ログ形式に、直接ファイル出力したんですが、EXCELのバグなのか、「~」の文字が文字化けしてしまい、手作業で直すハメになりました。  次は、画像を整理して「テーマ未定」の欄を埋めないとね。

524. 稲こぎ
■■■■■2003.09.10(水)  暑い晴れ 稲こぎ  この忙しいシーズンだというのに、うちの母親が手を怪我してしまった。父親も調子が今ひとつということで、今年は2人で1町歩の田んぼをやっつけなれればならない。まさにネコの手も借りたいのである。だからなのかは不明であるが、うちの奥さんは「ジジ(魔女の宅急便に出てくる猫)」のエプロンを着けての奮闘である。  バインダーという機械は、条件が良ければ手放し状態でも進む。昔持っていた2輪式のものはクラッチを使うためターンが楽だったんだが、今は大変で機械を左に傾けないと左には曲がらない。小さく軽い機械なので、コンバインと違って田面を荒らさないから、ある意味では勝手がいい。  9日の午前中に刈って、午後にそのままの状態で田んぼで乾燥した。持ちかえった1束を氏神様の脇にかけて、水分量の変化を見ると、12:15には1.4kgあった束は、夕方には1.0kgとなり、翌朝9:00の時点では850gまで下がった。脱穀(稲こぎといいます)後の籾を除いた重さが400gだったので、450gが籾の重さということになります。1束は149本ありました。  10日の朝から稲をひっくり返します。かがんでやってもいいんですが、専用の道具を使って結束部分を引っかけて取り上げ、乾いていない面を上にします。快晴かつ強い風(気温32度南風5m程度)のため、午後には稲をこいでしまえます。もっとも腰が痛くなる仕事です。  午後はハーベスタ(自走式籾脱穀機)を田んぼに運んで、稲をこいでいきます。籾は分離され、良いものだけが袋詰めされるわけです。これを1晩寝かせておきます。籾はまだ火照っているので、袋の口を開けて熱と水分を逃がしておきます。夜間には程良く温度が下がりながら乾燥も進むわけです。  コンバイン(稲刈脱穀機)の場合、稲刈りと稲こぎが同時に行えますが、水分量は24%程度もあるため、すぐに乾燥機で乾燥する必要があります。一方バインダーで「かっ干し」した場合だと、水分量は17~18%程度まで下がってくれます。最近の遠赤外線の乾燥機は太陽光のように乾燥させるべく様々な技術が施されているが、天日にはかなわない。太陽は偉大ですね。明日は庭に籾を広げます。水分量の変化との戦いです。昔のように涼しい秋ではなくなってきているので、広げて乾燥させ切るというよりは、ある程度までいったら、袋に戻して、火照りで乾燥を仕上げるという感じでしょうか。一般の流通に流すには、14.5%~15.0%と言われていますが、16%であれば籾すりが可能です。検査に回す場合にはどうしても過乾燥になってしまいます。乾かしすぎはどうにもなりませんからこれが最もいけないです。16%の籾を作る気持ちで、水分計の数字を15%になるようにすると、だいたい15.5%あたりになるようです(なぜかこの数字では検査で1等にはならないけど)。

525. 葡萄
■■■■■2003.05.13(火)  晴れ時々くもり 葡萄  一度撮ってみたかった「バラとクレマチス」。実現するために鉢植えのクレマチスは移動することになりました。バラは光彩です。ちなみに、グラハムトーマスの側にクレマチスが地植えされているのですが、これは遅咲きなために、クレマチスが散ってしまうため、絵にならないんですわ。  葡萄は現在、ハウスに巨峰が2本、昨年植えたデラウェアが2本ありますが、うち1本はダメな様子です。今年は本来やるべく作業である摘果をしてみました。これでもかというぐらいに実を取ってしまいます。こうすることで1箇所に養分を集中させて粒を大きく甘くしようという作戦(というかこれが本来の管理方法)。上下を見比べてもらうと判るとおりで、半分ぐらいあるいはそれ以下にしてしまいます。  左下は、一昨年蒔いた甲斐路の実生苗。この家は、どういう訳か管理もしないのに芽だけは出てくるようです。まだ鉢植えなので水管理に注意しないといけないです。ところで、ぶどうの場合、ちゃんと親のようになるのかなぁ。園芸種だから、難しいんだろうか?

526. 圃場見学
■■■■■2003.07.13(日)  くもり時々雨@長坂 圃場見学  7/12から13にかけて、日本ブルーベリー協会と長坂ブルーベリー組合の主催する2003ブルーベリーシンポジウムinながさかへと行って来た。天候は生憎の曇天で時折雨が降るような状態であった。品種の話やブルーベリーの生体の話、安全の話など多岐に渡る話で有意義であった。  中でも、急な温度上昇により特に10時から14時ぐらいまで光合成が出来なくなってしまうという問題点について、ある方から伺った点は興味深い。長坂のブルーベリーは、品種毎生産者名入りで販売されているそうで、粒も大きい。その分選果に手間がかかるわけで非常に丁寧な作業をされている。圃場も畝間に防根シートを敷いてあり、省力化がなされていた。剪定も強めで果房の数は少ないものの粒は非常に大きく(100円玉大)揃っていた。  途中で話をした方(筑波大の人でした)が、「ブルーベリーはとても目にいいんですが、作っている人たちは目をさらにして選果したりするので目に良くない」ということを言われたのには、思わず笑わせていただきました。お土産のブルーベリー早速食べようかと思っています。

527. 手揉み茶体験【1日目】
■■■■■2003.08.30(土)  くもり@金谷 手揉み茶体験【1日目】  8/30~31にかけて、静岡の金谷にあるなかだっちという体験農家に行ってきた。奥さんは町会議員さんもやられている方ですが、農家のおっかさんという感じ。今まで私が会ったことのあるお茶屋さんのおっかさんと共通する感じがあるのは、茶農家の共通の特徴だろうか。ご主人がまた気さくな方で多趣味な方ときていて、話を聞いていても飽きない。  手揉み茶は我が家では私のひいじいさんにあたる、嘉平治の代には静岡から職人さんを呼んでやっていたそうで、とても熱いものだと聞いていました。実際にやってみるとホイロが炭からLPガスに替わっているせいなのかあまり熱くは感じない。表面温度で90度ぐらい(葉ぶるいの時)から37~38度ぐらい(こくりの時)に徐々に下げていくそうです。ホイロは木枠に和紙を交互に張ったもので熱をゆっくりと伝えるようになっている。  まずはやぶきた種を1芯2葉程度に摘む。本当は生葉2.5kgを揉むそうであるが、初めてということで1kgを目標に摘む。ご主人と手分けして摘み、量ってみると1.1kgある。火照りを取る程度に平たいザルにあけて広げる。長辺50cm程度のしっかりした作りのザルであったが、我が家には小さい頃に同じ様なザルで長辺160cm程度のものがあった。同じように使ったものなんだろうなぁと思う。  次は蒸すわけであるが、その前に腹ごしらえをする。合間に保存会の講習用ビデオを見せていただいた。複雑である。ポイントは何だろう?  蒸しの工程では手揉みの場合だいたい40秒前後蒸すそうだが、最近のお茶は深蒸しといって130秒前後らしい。今回もならって40秒前後を蒸す。セイロに重なるか重ならないかの厚さに均等に茶葉を並べ、蒸し始める。大きいセイロをもってしても、大体300g弱である。しばらくすると茶葉の香りが生臭く立ってくる。セイロの杉の香りに消されるので注意して嗅ぎ分けながら生臭みが変化するのを待ち、セイロの蓋を開ける。大きな箸で茶葉を「の」の字をセイロの半分大に描くように素早く混ぜていく。くっ付いた茶葉をはがしながら攪拌するイメージである。セイロの縁の茶葉を落とし、箸の茶葉も落とす。蓋をしてさらに香りの変化を見ていく。香りが甘くなった時に終わるわけであるが、蓋を強く交互に叩いて、茶葉の露を払う。  そしてセイロを取り出し、すぐさま風を通すために片手でセイロを左右に振り子に振る。竹を張った露切り台の上から扇風機で風を送っておき、ふるい落としていく。茶葉の色は透明感がなくなり、均一になっているが艶もないという感じである。ここまでを繰り返して露を切った茶葉を用意する。  いよいよ揉みである。工程がいくつもあるのだが、まずは「葉ぶるい」(写真左上)。簡単にいうと表面の露を乾かしつつ、くっ付いた茶葉をばらける。掻き上げて小手に落とすイメージである。この段階の目的は葉の縁から水分を飛ばして、茎の表面の水分を取ることにある。そこで時々は「葉型づけ」といって、力を入れずに揉むことで葉の縁をしんなりさせておく。  次の工程は「ころがし」。ホイロの長辺を使って、全身の重さをかけて、茶葉のかたまりを転がしていく。目的は茎をポキポキと切っていくこと。このときずったりすると均一にならないし、葉の縁ばかり乾いていく。茎の水分を少し乾いてきた葉の方に移しつつ、全体として乾かしていく感じらしい。実際にやってみると、ホイロを壊すんじゃあないかと思ってか、力が入らない。押しつけるというよりは、パンをこねる際に強力粉のグルテンを切る感じに近いと感じた(翌日の釜炒りで初めてわかったんだけど)。最初は「軽回転」といって、小手で素早く早く揉む。この力加減がどうも難しいようだ。ご主人曰く、「全体を通して赤ん坊の手を握る時の感触を保つんだ」ということだ。ある程度水分が出てきたら「重回転」といって、大手で力を掛けて揉む。スピードではなく全力を使うイメージ。最後は「ねり込み」というらしいが、私は「重回転」で力を入れすぎたようでこれは行っていない。結果はどうなったかというと、粉がたくさんになってしまった。  「ころがし」の最終段階で、「玉解き」といって、固まった茶葉をほぐしつつ手を擦るように合わせて揉みきってほぐしていく。ここまで来たのが写真の右上で、ここでおにぎりなどで腹ごしらえをする。3時のおやつというところですな。ホイロも汚れてきたので、茶葉はゴザにとって、ホイロの表面(助炭という)の清掃をする。茶の渋がとても凄い。タイミングをはかったかのように、杉本園の伴子さんが駆けつけてきてくれました。お土産と応援ありがとうね、肝っ玉母さん。  これからの工程は、「中揉み」と「仕上げ揉み」になるわけで、普通の体験コースはここからということだ。  中揉みは「揉みきり」といって、手を摺り合わせながら、茶葉を親指の上と小指の下から落としていく。茶葉は力を入れたところに向かうらしい。私のようなシロウトがやると、掌のなかで団子が出来ていく。これも難しい工程だ。ご主人曰く「縄ないが出来るなら出来ると思うが」ということだが、難しい。30分以上この工程をしていて、たったの1回しか出来なかった。奥さんから教わった時だけだけど(^^;;。このあたりから、茶葉を一定方向に揃えては拾って揉み切りをしていく(写真左下)。これもまた、いろいろテクニックがあるようだ。  茶葉は黒緑色に変わってきていて、だいぶ撚れてきている。揉みきっていく時も水分はだいぶ出てきているのがわかる。続いて仕上げ揉み。「でんぐり」という工程(写真右下)では、残った茶葉の水分を転がすように押し出していく。手の腹から指先までを使っていく感じである。最後は「こくり」。これも結構難しかった。左右の指先を揃えて揃えた茶葉を掌中に逃げられないように転がしていく。形を整え、艶と味を出していく、職人にとって1番の腕の見せどころらしく、深すぎてわからない世界です。

528. 7周年
■■■■■2003.10.11(土)  くもり@京都 7周年  インターネットを使える端末が、定宿としている京都ガーデンホテルにも置かれたようで、まずは天気の確認。「どうにかなりそうだ」ということで、メインの目的地の1つであるサントリー山崎蒸留所を訪ねました。ちょうど7年前の10/11の金曜日、九州に行く途中で京都にぶらっと寄る予定を立て、蒸留所の見学を申し込んだのですが、当日いきなり「今日ゲストルームがオープンするので、テープカットをお願いしたい」と言われ、見学者団体客150名+地元の方5~6名、工場長を含め工場の関係者20名程度の前でハサミをとりました。いやあ、さすがに緊張しましたねえ。聞くところでは、そのときの様子が社内報に載っているらしいとのことでしたので、是非拝見したいものだとリクエストして参りました。  その後、嵐山公園から嵯峨に裏道で抜け、ぶらぶらとしました。京都バラ会の重鎮、亀山寧氏のバラ園に隣接する喫茶店に向かう予定でしたが、シーズンではないためか休業中。嵯峨駅近くの和紙屋さん、ホテル側の作務衣の卸屋さん、梅の専門店などを通って、ホテルから数分の堺萬へ。このお店は京都で1、2を争う鱧料理のお店で、何度か伺っていますが、至福のひとときが楽しめました。唯一チョンボしたのは、すぐ近くの姉妹店に間違えて入ってしまったために、仲間を待たせてしまいました。いやあ、落ち鱧に松茸、たまりませんわぁ。

529. 代かき
■■■■■2003.04.26(土)  晴れ 代かき  今日は田圃のお仕事である「代かき」。昨年までは乗用トラクタではなく、耕耘機に籠車輪というとても効率の悪い機械でやっていましたが、今年からはトラクタ+ドライブハローという最新型(?)に変わった。じいさんの代は、牛に鋤(すき)であるから時代は変わったわけである。  代かきは田起こしをした土を水と攪拌し、土を泥状にするとともに草や藁などを土中に押し込める。できるだけ水は少な目で行って、田圃を平らにして水の高低差をなくす。稲を植えた際に水の量が均一になるようにするためだ。泥状にするけれども練りすぎてはだめで、ほどよく練らないといけない。水持ちが良すぎると土中の酸素が低下するためで、土質によって変えるべきである。と、エライ人の本には書かれている。なるほど。  こちとら、トラクタでの代かきは初めてやるわけで、かかる時間もなかなか掴めず、荒くかいておいて、後日植え代をかくことにした。今年から新しく始めた3枚の田圃の水持ち具合と土質が見えないから尚更だ。代かきをしているとシラサギがやってくる。かなり近くまでくるので、「おーい、ひいちゃうぞぉ」などと思いつつハンドルを取る。明日も代かきは続くのである。

530. 迎え盆
■■■■■2003.08.13(水)  雨のち晴れ 迎え盆  今日は迎え盆、亡くなった叔母の一周忌にあたります。一日雨という予報にもかかわらず、良く晴れてくれました。叔母も花が好きで、特にグラジオラスはマメに育てていました。具合良く一斉に開花して、仏花となりました。人が亡くなった年の翌年は花も実も付けるといいますが、良くない天気である今年なのに、まずまずの成績です。  うちの方では、迎え盆というと、洗面器に水を張り、中には茄子を浮かべます。上がり端にはタオルをおいて、先祖の霊が足を洗うのだとか。茄子の牛と胡瓜の馬を飾るのは結構有名ですね。真菰のゴザは作るのを省略してしまった今年ですが、例年は作っています。マコモがまだあるので作ればいいんですがね。真菰の盆棚は毎年作るので、そのうち「作る」に載るかも...。  盆さまを迎えた後、胡瓜と茄子のあられを作って、そこに米を散らし、重箱に入れて飾る。これを翌14日に持って墓参りに行くというのがここらの習慣です。まぁ、この頃では最後はカラスのエサに化けてしまうので、何とも言えません。公害だと叫ぶ輩が近所にいないのが何よりですが、先々はどうなっていくことやら。新盆の年は施餓鬼までは毎日の行事が続きます。

531. もも
■■■■■2003.06.26(木)  晴れ もも  モモに袋をかけ終えて一段落。本当は、害虫よけの消毒をしたいところだけど、雨続きでできていない。ま、消毒しなくても大丈夫なことも多いんだけど、今年のように雨が多い時は、意外と虫に入られてしまう。出たとこ勝負だろうな、今年も。ともあれ200近い袋だが、既に風でいくつかは落ちてしまった。

532. 摘花
■■■■■2003.04.14(月)  くもり時々晴れ 摘花  今年は天候が不順で、果樹の受粉があちこちで心配されている。うちで最も受粉率が低いのはスモモで、逆にモモは最も高い。ほぼすべての花が実を結んでしまう。本来は摘蕾ぐらいしてもいいぐらいだが、花も見たいなとなると、花後の摘花がベストということになる。  梨の花もボチボチと咲き出したので、こちらは少しだけ摘蕾をした。梨も割合と良く実になる。すべてが大きな実になるなら、手がかからなくていいんだけど、そういうものではない。逆に摘果すると大きく成りすぎて困ってしまうものがある。温州みかんがそうである。木を1メートルに押さえているためかもしれない。

533. 植え付け
■■■■■2003.04.10(木)  おだやかな晴れ 植え付け  ブルーベリーの植え付けがなかなか進まない。ただですら腰が痛い人なのに、掘った植え穴の中の笹の根っこの除去に時間が取られているからだ。  ピートモスの混合にも結構な時間がかかる。表面施用してトラクタで耕耘するという話も聞くが、わからないではない気がします。現在71本の植え付けが終わったところ。まだ半分は残っていることになる。さあて、気合いを入れていかないと!

534. 巨峰
■■■■■2003.08.05(火)  晴れのち雷雨 巨峰  梅雨明けは雷とともにやってくるというけれど、今日の雷は凄かったです。雨も1時間に73mm降ったとニュースでやっておりました。せっかく蒔いたキャベツの種が流されていないといいんだが…。ブルーベリー畑候補地に撒いた硫黄も雨で効果をあらわすというから、ちょうどいいのかも知れない。  今年は去年と違って巨峰がいい色になってきた。まだ酸っぱいのでちょっと早いけど、まずまずです。モモもだいぶおいしくなってきました。

535. 田植え終了
■■■■■2003.05.04(日)  晴れ 田植え終了  1町歩強の田圃を2日かかって田植えを完了した。ちなみに、普通は1日1町歩であるが、慣れないのでゆっくりしたペースである。  現在黄モッコウバラは満開で、白モッコウも花がボチボチ咲き出してきた。写真は白モッコウである。ツツジも同じぐらいの開花具合で、田植えも終わるといよいよ茶摘み本番になります。

536. 筍と韮
■■■■■2003.04.16(水)  晴れ 筍と韮  筍が採れるようになった。うちのは、真竹と違って孟宗なのでエグ味があるので、あまりおいしいとは言えないが、旬の食べ物なので、これであと75日寿命が延びたわけである。韮も今年初めて採ったが、殺し刈り(最初の1回は採らずに捨てる)をしていないので、やはり少しかたいかなという感じです。これから、種まきとか収穫とかが続きそうな季節です。

537. またしても
■■■■■2003.05.07(水)  晴れ またしても  梨の木の消毒を3日ほど前にした。赤星病相手の薬剤で、この薬の薬害にはさんざん懲りているのに、またやってしまった。濃度が2000倍なんだけど、やはりこの時期は急に日差しが強くなるし、もっと薄くていいのかもしれない。2日目まではなんの害も出なかったので、やはり高温と若葉の具合に依るのかも知れない。来年はどんなにひどくてもこの薬は7月まではやらない方がいい。それにしても、学習能力がないというかなんというか。

538. カブトムシ
■■■■■2003.06.24(火)  くもり カブトムシ  うちは稲刈りは未だにバインダー+ハーベスタで行っている。このために4反歩分の藁が取れるのだが、一部は畑に積んでおき、ボロボロになった頃にネギ畑に使われる。新しめの藁はキュウリ畑に使われてからネギ畑に行くために、完全にぼろぼろになったまま積まれている場所もある。そんな場所、たぶん4年間積んであったところを掘り返してみると、カブトムシの幼虫が数匹、さなぎでカブトムシの形がはっきりしたものも出てきた。右下に角があるんだが、写真からわかるだろうか。なったばかりなのかそろそろ出てくる予定なのか、心なしか動いた気がした。  カブトムシの幼虫はとてもでかい芋虫であるが、こいつは死んだふりの名人で、触ってもピクリとも動かないからすごい。出てくるのは楽しみであるが、桃が囓られるのかと思うと複雑である。カブトムシにとっては、藁の中の住みかあり、食べ物としても桃ありで、まったくの天国なのだろう。ちなみにその桃の袋かけは23日までにようやく終えた。梅雨の合間を見て1本の木に200個近くの袋をかけた。雨風で結構落ちるので、最終的には150個ぐらいまでは減るだろうか。

539. モモ狩り~
■■■■■2003.08.02(土)  晴れ モモ狩り~  このところ恒例となったモモ狩りですが、今年は遅れに遅れて8月になってしまいました。日照が不足していた上に土壌水分が多かったため、とても甘味が少なく危惧しましたが、晴れると甘味が日一日と乗ってきます。

540. 久しぶり
■■■■■2003.05.12(月)  くもり時々雨 久しぶり  久しぶりに元いた会社に行って来た。以前関わっていたお客さん先のシステム改造(何でも事業所統合を行うらしい)に絡んでのことで、丸1年ぶりにシステムの内容について元の部下に話をしたが、何の準備もなくすらすらと言葉が出てくるあたりは、一応20年近くシステム屋さんをしていたためであろうか。私が会社を辞めた際にもう1名同時に辞めていて、この2名と今回打ち合わせた3名、あともう1名しかそのシステムは直せない。何れも超ベテランの連中である。  中でも私の場合は、その会社のシステム構築にあたって隅から隅まで関わっていた関係上、その会社の情報システム部長の次ぐらいに内容は押さえていて、これまでも改造に当たっては、その部長さんと2人で大綱を決めたりしていたため、今回出てきた資料をみて、何の説明を受けずともその意図とか改造のポイントなどは手に取るように判ってしまう。こういう部分は、一般的な業務知識(財務会計とか)だけでなく、その会社の方針とか運用スケジュールとか開発指針とかの様々な要因を比較し、低コストで短期間で、なおかつ、後々の改造をしやすく(ということは、決められた改造方針で)直していかなければならない。この夏ぐらいまでにという話だったので、元部下にはハッパをかけて返ってきたが、大変そうであることだけは理解した模様である。まあ、頑張ってやっておくれ!

541. 刈り込み
■■■■■2003.07.21(月)  くもり時々晴れ 刈り込み  お茶の刈り込みの季節である。本来なら、もう少し早くと、もう少し遅くに刈り込んで、あとは9月終わりと年明け3月に刈り込むのだが、省力化栽培ということで試してみた。ちなみに、去年は9月と3月のみであった。  一部だけ茶摘み直後に刈ってあったところがあり、この部分は半分だけ淡い緑色になって、かつ、茶色く枯れ込んでいた。天気の加減なのか、はたまた新芽は虫達には格好の餌食なのか。何れにしても、無農薬無肥料栽培が長年続いているせいか、強いお茶である。一週間ぐらい前に覆い被さったヤブガラシを除去したが、その量たるや半端ではなく、これがいい緑肥になっているのであろう。ヤブガラシでお茶が作れたらそりゃもうけものである。ちなみに、前はちゃんとアマチャヅルも出ていたが、ブームの時に乱獲したから、ヤブガラシに負けてしまった経緯がある。乱獲はいかんということか…。  16日に田圃の追肥をしたが、まだ1枚だけ残っている。雨が続いて葉が乾かないので延び延びになっているが、明日あたり出来るかな。梅雨明け直前、いろいろと慌ただしくなってきた。桃の収穫もそろそろである。摘み取りを予定しているみなさん、もうちょっと待っててね。

542. 10周年
■■■■■2003.10.12(日)  くもり 10周年  私の行っている整体屋さんの先生は、「へんな人」なんですが、開業して10年ということで患者さんを交えて50名ほどで東京湾クルーズ・シンフォニーの旅を楽しんできました。とても楽しいというか大笑いしてしまうような趣向の企画で、あの先生ですからスタッフの方々のご苦労が忍ばれます(いい意味でも悪い意味でも(^^;;)。  船の接客スタッフ曰く、「こんな楽しく最後まで笑いの絶えない宴は見たことない」そうです。お昼過ぎに京都から帰ってすぐに出かけるという強行スケジュールでしたけど、行った甲斐がありました。京都で見つけた作務衣の値段とほぼ同額の企画。一瞬作務衣にくらっと来ましたけど、来て良かったですわ。

543. 満開
■■■■■2003.05.05(月)  晴れ 満開  我が家には、門の左右に黄モッコウバラと白モッコウバラがある。開花は黄モッコウが早いが、香りはほとんどない。これに対して後咲きの白モッコウは実にいい香りがする。黄モッコウは満開となった。  いよいよ茶摘みであるが、これまで5年以上お世話になった澤田茶園さん(茨城県南部の女化町)が委託加工を今年からやらないということになった。このため、新しい委託先を紹介してもらいに澤田さんを訪れたのであるが、ここは実にきれいに管理された茶園である。いろいろと話をした結果、近い方が良かろうと言うことで、成田市のほぼ南に位置する富里市七栄にある茶園でお世話になることとした。ちなみに澤田さん宅にあったその茶園の名刺には富里村七榮とあり、地名も旧字体であり、まだ村であった。大体どこのあたりにあるかを電話でお聞きすると「わがんなくなったらよ、ここらでお茶やっている○○さんと言えばわがるわ」と言われてしまった。妙に納得。

544. 巨峰
■■■■■2003.06.27(金)  晴れ 巨峰  ハウスの巨峰が、充分に大きくなっている。今年は真面目に剪定したし、摘蕾もちゃんと行ったから、若干気合いが入っている。本当はこれでもまだ成らせすぎなんだけど、ま、いいかな。昨年はハウスの中で葉が焼けてしまい、実が色づかないという経験をしたので、今年は棚面を少し下げたら、ハウス内を若干かがまないといけないことになってしまった。今年も残暑が厳しいという長期予報がでているので、葉やけしないようにしたいと思っている。

545. 田植え本番
■■■■■2003.05.03(土)  おだやかな晴れ 田植え本番  生まれて初めて田植えをした。 もとい、田植機で田植えをした。それまでは、共同所有する2軒にお願いしていたので、植えずじまい。その前は手植えの時代にはよくやっていましたけど、機械植えになっては初めてです。考えてみるに、本当によく考えられた機械だと感心するものです。これで、あと掃除とか、メンテナンスが楽な機械であれば、何も言うことはないんですが、本当に「覚えることが多くて大変」です。植えていて気を取られると、すぐにぐにゃぐにゃと曲がるしね(^^;;  肥料は、ペースト状の液肥(34kg/1反)を使い、ここにイネゾウムシ駆除の殺虫剤(これがないと苗が消えていってしまう)を最低量(100g/1反)加え、5cm程度の深さに施肥していきます。別口で、稲の除草剤を散蒔く装置を使い除草剤を振(1kg/1反)ります。これも昔式の「手押しの除草機+腰をかがめての手取り」に頼ったとしたら、真夏の暑い日で3回ぐらいやりますから、1人で1町歩やると腰を痛めてしまうでしょう。足は田圃の泥で抜けないし(^^;;。本当は一番いいのは1人5畝(150平米。1町の20分の1)程度を除草することなんですが、この場合、1町歩では20人の人手がいりますね。その人を仮に募集しても、夏のクソ暑い時ですから、来ないですよ。その夏のクソ暑い日に手伝ってもらい、代わりに米を提供して代価をもらうなら、百姓は無農薬でも成り立つのだと思います。  昔は近所総出でそういう労力交換をしていたんですから、本来は出来なくはないと思うのです。が、なかなか、いろいろあって、過去には戻れない。若い後継者もいませんしね。まして、野良仕事の経験がない人では、無理と言わざるを得ません。仕事としてやるには、何にしても大変なことだと言えます。若い後継者の話に戻りますが、私より年下というと、近場では、今回田植え指導をしてもらった家(早くに親父さんが亡くなった)と、もう1軒、協同で田植機を所有している家(どちらも昔の私と同じで別の本業をもっています)ぐらいで、他の近所では7歳以上も年が離れてしまいます。で、何れも別の本業持ち。いわゆる専業は、近場では数件です。  すべて無農薬で、有機栽培(曖昧な言葉ですが)で、出来ればいいんでしょうけどね。なかなか、難しいものです。まして、今使っている資材にしても、それが本当に大丈夫かどうかは「?」がつきます。先般の肉骨粉問題にしても、酪農当事者は中身を知らなかったわけですし、有機肥料にしたって化学肥料にしたって、本当に自分で精製しない限りは何のものかは結局わからない。そう考えていくと、食の安全って、難しいものだと思う。そんなことを考えつつ、今日はハンドルを握っていました(だから畝が曲がるんだな(^^;;)。

546. 梨はどうなった
■■■■■2003.06.30(月)  くもり 梨はどうなった  薬害が出てしまった梨はどうなったんだ。というわけで、現在の状況です。幸いにも今回の薬害の範囲が小さかったためか、すべての実は落ちずに済みました。天然の摘果ともいいますが...。直径は25mm程度、まずまずの状態です。ま、プロの大きさからするとちょっと小さすぎますが、それは良しとしましょうか。今年も暑い夏と言うことなので、蜂に狙われないようにしないとまずいかな。夜になって蜂が寝静まってからの収穫だけは勘弁願いたい。

547. 種まき
■■■■■2003.05.08(木)  一日中雨 種まき  朝から強い風が吹き、一時的に土砂降りの雨が降るというすごい天気でした。そんな中、まくわ瓜(青・白)、瓜、ポップコーン、ナタ豆、シカク豆の種まきをしました。雨ではさすがに露地蒔きは不可なので、とりあえずポット蒔き。本当にポップコーン育つんかいなぁ。妖しい種ばかりです。

548. にわか大工
■■■■■2003.10.16(木)  晴れ にわか大工  さてさて、休息も充分に取ったので、ようやくお仕事に戻ります。乾燥機小屋に仮設置してある籾摺り機とグレーダですが、直接軽トラに積めるように全体レベルを上げようということで、台を作り始めました。何分にも大工の小せがれですから、それなりにやっつけ仕事は出来ます。道具も揃っていますし、材料も結構あります。枯れきった檜板とか赤松の間柱とかを使って、18mmの構造用合板で天端を固めました(さすがに合板は買った)。使いやすさを考慮して籾摺り機とグレーダそれぞれに台を設け、産業用キャスター(総耐荷重=520kg)をボルト締めします。  親父さんの大工道具も、現役を引退してしばらく経つので、刃物類は研ぎ直さないといけないし、鋸は目立て直さないといけないのですが、なんとかやってしまっています。これが終わったら目立て屋さん行きです。鉋屑が結構出るので、これはこの季節だと竹やぶに持っていくかブルーベリーの根元に入れようかな。あまり大きくないので生ゴミリサイクル施設(ようはゴミ捨て場だけど)に糠とともに入れるのもいいかも。  写真は70kgあるグレーダを台に乗せたものです。右後ろに籾摺り機がちらっと見えますが、これで軽トラの荷台の高さがグレーダの秤の高さと同じになります。左奥には古い米選機があるのが見えるでしょうか。

549. ドジ
■■■■■2003.04.29(火)  晴れ ドジ  代かきが連日続いている。水管理がなかなかうまく行かず水が多かったり少なかったりで大変である。多いと高さが見えないし、少ないと堅くなってしまって時間がかかるし、これまた凸凹になる。  しかしもっともやってしまうのが、整地板を降ろし忘れてしまうこと。これをやるとやり直しなので、また回数が増える。物忘れがひどくなったのか、これで2回目だ。せっかく平らにしたのにかえって凸凹にしてしまう。ま、凸凹であっても曲がった米は出来ないけど(^^;;

550. 疲れた~その3
■■■■■2003.10.06(月)  晴れ 疲れた~その3  疲れを取りに温泉に行った。少しは取れたみたい。

551. 日記を変えてみました
■■■■■2003.04.08(火)  くもりのち雨 春の嵐 日記を変えてみました  これまで使用していたniftyの日記を改めて、自分のサーバー上の日記帳にしました。  最初は、カレンダー形式の日記帳にしようと、perlで書かれた出来合いのものを使用しようとしたんですが、考えてみると「毎日書かない人」なわけで、これではいけないと、自分でHTMLで書くことにしました。過去データは、手でコピー&ペースとして作ったのですが、日を遡っていくと、いろいろなことがあったのだなぁと思い返されます。  久々に、1日Macと睨めっこしていたので少し疲れました。

552. 試運転
■■■■■2003.04.22(火)  晴れ 試運転  トラクタの後ろに付けるのは、普通はロータリなんですが、田圃の代かき用にドライブハローというのがあります。今日はその試運転の日。だったハズなんですが、都合により延期。理由は農器具屋さんのケアレスミス。ピンの径が25mmと32.7mmで違っていたんです。「こりゃ入いんないわ!」  日記を毎日書くのは面倒なようで、ついに昨日はギブアップでした。単に、朝型になってしまったとも言えますが…。 (って、これも翌朝書いているんですけど )

553. 1本ネギ
■■■■■2003.05.16(金)  雨のちくもり 1本ネギ  秋口に蒔いたネギが大きくなり、本来植える時期は過ぎていたものを植え直した。こっちの方では、1本ネギを植えるという。その間隔は1寸~1寸5分程度であろうか。出てしまったネギぼっち(ようはネギ坊主。種の子供ですな)を取り、雨上がりのため、念のために、べと病を防ぐ意味で殺菌剤に浸してからの植え付けです。  植え穴を深く掘り(東西畝で5寸程度の深さ)、北側に沿わせて植えます。北側に植えることで、南の太陽を充分にあててあげる。南に伸びようとするわけで、理にかなっているわけですわ。植えると言っても、ただおくだけと思ってもらう方が良くて、土はほんの少しだけかけます。その上に、肥料をたっぷりと置き、殺虫剤を散蒔いた上で、あとは、藁をドサッと置いていきます。ネギが根付くまでは通風を良くしておき、充分に根付いてから土をかけてやる。これが、隣町の流儀(うちの母親は福島出身であるが、隣町に丁稚奉公してした)なんだそうですわ(^^;;

554. 巨大ビル
■■■■■2003.05.26(月)  くもり時々晴れ 巨大ビル  ご存じ京成の全景です。またふらっと出かけてきたけれど、巨大なマンションがあっちとこっちにそびえ立っているので、異様な雰囲気ですね。  今日は佐倉にあるアルバを見に行こうとなったのだが、月曜日は休みだったようで、外から眺めてきました。そのあと京成へ来たのですが、月曜だというのに異常な混み具合、中に入ると某局のあの番組が。前回のバラ通選手権では、福岡のばらこさんという方が惜しくも2位だったんですが、そのときも京成でやっていたように思います。おかげで、品種ラベルが隠されていたので、面白かったというか面倒くさかったというか…。  問題のうちの1つの答えにニュードーンというのがあったんですが、(これはうちにもあるんですが、全然かまっていないバラです)、隣で見ていた京成のK専務さん曰く「あのバラうちにあったかなぁ...」。そういえば、以前の京成とアルバにはあったと記憶しているけど、新しい京成では見た記憶ないかも。一生懸命走っていたTVチャンピオンの参加者のみなさん、お疲れさまぁ。ちなみに放映は6/26の予定(?)だそうです。

555. 一日中
■■■■■2003.05.15(木)  梅雨のような雨 一日中  田圃もお茶も終わり、一日中雨だったので、今日はお休み...。まったく何もしないのも何なので、レモングラスとローズマリーの種を蒔いてみました。が、しかし、それもほんのひととき、あとは一日中寝ていたのでした。 (たまにはこういう日があってもいい)

556. アルバ
■■■■■2003.05.29(木)  快晴 アルバ  リベンジというわけで、今日は佐倉にあるアルバへと出かけた。あいにくとデジカメを忘れたので、画像はないのが残念ですが、とても満開でした。苗木の値段が異様に高かったように感じますが、あまり欲しいようなものがなかったので、というよりは、いいなぁと思うものは持っているか苗木自体がなかったので買わずに来た。正解。  行くたびに思うんだけど、近隣の畑の主はあそこで期間限定の直売所を開いたらいいのに…。法外な(^^;;値段でも売れるように思う。いい野菜とくず野菜をちゃんと分けて売るとよくわかるのよねぇ。でも、きっとくず野菜はああいう雰囲気のところだから売れないけど、並べるといい野菜は高くも納得してしまう。ま、トラクタで大根とかジャガイモを収穫しているようなところ(その割には隣は貸し農園だったりするけど)では、手間かけて小銭稼ぎは要らないよというところか。

557. 稲刈り
■■■■■2003.09.09(火)  暑い晴れ 稲刈り  早起きして(^^;;バナーを変えてみました。リンクページのトップを見ると参照出来るようになっています。PhotoShopも慣れれば楽だけど、私はCanvas派なので、時間がかかります。ちょっと派手かな。  今日から稲刈りの予定です。1枚目はバインダーにハーベスタで、2枚目は手刈りにオダがけの予定です。稲刈り初体験の奥さんはどうなるんでしょうか。

558. 茶摘み
■■■■■2003.05.11(日)  晴れ時々くもり 茶摘み  昨日から今日にかけて、茶摘みをした。昨日は母と私と嫁さんと3人でハサミを使って53kg強、今日はniftyの仲間内8人の助っ人を頼んで50kg弱、あわせて100kgを少し切ったぐらいでした。実際の出来上がりは25%から多くて30%程度になります。  今年から委託加工をお願いした、富里市(成田の南)の佐久間さんのところでも、昨日から加工を受け付けたということです。昨日だけでも佐久間さんのところでは生葉1800kg、仕上がりで450~500kg程度のお茶を作った様子。ともかく我々からしてみると多いことは確かです。  今日来てくれたみなさんには、とてもお疲れさまでした。ちょっと暑かったねぇ。イガさん一家には、皆勤賞のように来ていただき、助かっています。毎度のこばさん、マサさん、とんぼさん、大津みつあきさん、卯月清さん、お疲れさまでした。本日の目玉は、夏みかんの生絞りジュース。イガさんご一家には味見して戴けませんでしたが、結構好評でした。結構みなさん飲んでいましたねぇ。やはり間に合わなかった露地イチゴとバラは、我が家ではもう少ししてから本番のようです。ということで、今日来忘れたなぁという方は、またどうぞ遊びに来てね。

559. 目覚まし時計
■■■■■2003.04.20(日)  一日中冷たい雨 目覚まし時計  古くから使っている目覚まし時計、MAGの1995年製の電波時計です。その後、電波の基地局は茨城から福島に移り、出力も大きくなりました。最近は九州局もできて電波時計も多少はメジャーになったかな。その電池が切れたので電池交換をしたんですが、時間が合ってくれないんです。現在は年の情報も送ってきますが、当時は月日のみだった(正確にはちょっと違います)ので、年のみ手動で合わせ、あとは電波を受信して合わせる仕組みです。  ところが、この電波をちゃんと受信出来ていないみたいで、電波の強度マークが屋外に出ても0のまま。一瞬時計が壊れたかと思いましたが、なんか調子悪いみたいですね。ということで、この時計、現在1月1日の12時を指しています。だからかなぁ、うー寒!

560. 杏ジャムな日々
■■■■■2003.07.09(水)  くもり 杏ジャムな日々  今年も杏ジャム作りの毎日がやってきた。いつもながら長野から杏を送ってもらう。kgあたり210円、送料まで入れても3000円以内で収まる。6/30に届いたが今年も昨年同様によい杏である。早速ジャム作りに取りかかった。 では、作り方。 1.杏は水で良く洗って、へたのところにある枝の残りを取り、熱湯に入れ30秒ほど浸けてからザルに取る。 2.続いて杏のへこみに沿って縦に包丁を入れる。この切れ込みにあわせて杏を捻ると中身が2つに別れる。 3.残り半分から種を取り除いて、実の2つ割を作っていく。種に爪を引っかけるようにすると簡単にとれる。 4.半身を秤で量って、その60%相当の砂糖を用意する。 5.ステンレスかホウロウの鍋に、半身の杏を入れ、上から用意した砂糖の半分(杏の30%相当)を加える。水などは一切入れない。 6.砂糖を混ぜておいて鍋を火にかける。少しおいてから火にかけると水分が出るので楽です。鍋底がジュクジュク言ってくるので、木のへらで鍋底をすくうように混ぜていく。 7.火は強火のままで、焦げないように混ぜていくと段々と水分が出てくる。 8.かき混ぜる手はやめずに15分~20分程度でアクが出てくるので、丁寧にすくう。 9.残りの砂糖を一気に加え、更に混ぜていく。アクがまた出てくるので、さらに丁寧にすくう。 10.ほどよく粘りけが出てきたら、火から下ろす。 11.よく洗浄したビンにジャムを熱いうちに入れ、ゆるまない程度に瓶のふたをする。 12.別の鍋を用意し、ビンを鍋に入れ、蓋より上になるまで水(用意できれば60度程度の湯)を入れる。 13.鍋を火にかけ、10分程度沸騰させる。 14.ジャム瓶を鍋から取り出し、瓶の蓋を一瞬開けて再びすぐ閉める。中の膨張した空気を抜いて減圧する。締めが緩くならないように注意。 15.ジャム瓶を元の鍋に戻して、再度5分程度煮沸する。蓋より上になるまでお湯があるようにする。足りない場合には水を差してもいいが、ビンは取ってから水を差すこと。でないと最悪ビンが割れます。 とまあ、こんな感じでしょうか。火から下ろすタイミングと抜気滅菌のしかたがポイントかな。すぐ食べるなら、瓶詰めはいらないけどね。 

561. クロガネモチの大木
■■■■■2003.04.13(日)  晴れのちくもり クロガネモチの大木

562. 蕎麦の人
■■■■■2003.10.18(土)  晴れのち雨 蕎麦の人  昨日から電気屋さんが来ている。8月の末に生コンの圧送屋さんが切ってくれた電線を張り直すのと、乾燥機小屋にちゃんと動力分電盤を移設するために呼んだ。近所のいわゆる町の電気工事屋さんである。親子2代で関わってもらっているし、現在は消防団でも一緒なので、「そばにいる」人なわけで、気兼ねなく「仕様変更」が出来るというか、現物あわせで仕事をしてもらえるのが心強い。  午後から雨になり、予定していた蕎麦の収穫を見送ることになって、中仕事を余儀なくされた私と、屋根が滑るのでどうしようかと考えていた電気屋さんとで利害関係が一致したので、自分でやろうとしていた別件の工事をすかさず(^^;;お願いした。  夜になって、約束のあった古川さん(銚子で蕎麦の製粉所をしている方)が訪ねてきた。昨年サイクリングがてら訪ねていったのだが、今回はうちまでわざわざ遊びに来てくれた。いつお会いしてもニコニコしていて気持ちのいい方である。蕎麦の話とか最近のインターネットショッピング事情とか、いろいろな裏話をお聞きしつつ、あっという間にカレンダーが変わってしまった。最近は蕎麦の人だけではなくて、クワガタの人にもなってしまったようで、なかなか守備範囲が広い方のようです。

563. トラブル
■■■■■2003.07.04(金)  明け方大雨 トラブル  うちのサーバーがダウンした。いまのところは仕事で使うつもりではないので、自宅で遊んでいたんだけど、UPSがあるにも関わらず不自然に電源が切れて、その後の私の対応がまずかったらしい。もともと出ていたエラーに惑わされ、復旧しようとしてかえってまずくなったらしい。現在は、日記ページ等含めて、静的なページは復活したが、動的なページは6月5日時点までしか復旧出来ない様子(BBS/カウンタなど)。とりあえず、wwwとftpとmailだけ急いで復旧中(7/5 17:00現在)。  というわけで、最悪の誕生日であった。  【7/10追記】諸々の復旧と、事故対策を施した状態にするのには7/8一杯かかった。次なる目標としては、今度のようなことがあってもいいように、もう1台用意しておいて時々同期を取るようにしようっと。

564. 釜炒り茶体験【2日目】
■■■■■2003.08.31(日)  くもり時々晴れ@金谷 釜炒り茶体験【2日目】  翌日になって…。とその前に、昨日の成果(写真左下)。40度のお湯で90秒ほど抽出し飲んでみましたが、ものすごいショックを受けました。天と地ぐらい違う感じです。天然のアミノ酸を飲んでいるという感じです。渋みと苦みが全くない。  今日は釜炒り茶ということで、さやまみどりという品種を摘む。「扱き摘み」といわれる摘み方(うちに来たことある人はご存じのハズですが)で摘んでいく。摘んだ後、30分程度陽に当てて萎調(いちょう)させる。通常生葉は摘んだままで広げないと中が蒸れて火照ってしまうし、広げたままで風にあてると萎調してしまう。釜炒りの場合には、萎調させることで茎の水分を取っておく意味合いがあるそうだ。  釜炒りの場合には、単純に100~130度ぐらいの温度に熱した釜(フライパン程度に浅く、餅の臼のように返しがついた鉄釜が理想ということです)で、ひたすらかき回していくだけです。とはいっても高温なので「ころがし」に相当する茎の水分を出していく作業は釜上ではやけどする恐れがあるので、晒し袋にとってゴザの上で揉んで茎を切っていきます。  入れては戻してという工程を何度か繰り返していくうちに段々と緑黒くなり、撚れていくという具合です。前日に手揉みを体験しているので、この段階ではどうすべきかという点は多少は見えてくるものの、加減は微妙です。まるで紅茶のような色合いですが、出来上がりを熱めのお湯で短時間淹れて飲んだところでは、苦みがないすっきりした煎茶(とはいえ、後味にはアミノ酸の余韻が残る)という感じでした。冷め切ってから飲んだところでは、渋みが出てきましたが、嫌味はなかったです。  2日間に渡って、誠心誠意ご教授いただいた、仲田ゆう子&はじめさんご夫妻に感謝!!  P.S.私の写真は出さない方針だったんだけど、無理だわね、今回ばかりは。

565. 国際バラとガーデニングショウ
■■■■■2003.05.17(土)  くもり時々霧雨 国際バラとガーデニングショウ  毎年行っている催しの1つです。いつも天気は今ひとつなんですが、今回も変な天気でした。ま、ドームなので関係ないと言えば関係ないんですが…。今年は珍しく土曜日に行ったので混んでいました。今年は、展示社も少なく感じられ、かつ、マンネリ化した点をブツブツ言っているお客さんがあちこちで見られました。でも、ここではうちとは違って、ちゃんとしたバラが見られます(^^;;  ちなみに写真は我が家の方のグラハムトーマスです。光線具合が気に入らなかったので、玄関マットの上で撮ってしまいました。このバラのいいところは、散り際が美しい点で、秋田の石田バラ園に行った際に気に入って、その後に京成で買ったものです。

566. ようやく春らしく
■■■■■2003.04.07(月)  晴れ ようやく春らしく  昨日までの雨と風と低温、どうなっちゃったのかなという感じでしたが、今日はほんとうに春らしい一日でした。気温がやっと20度になったという状態です。ようやく種籾も発芽を始めたようですし、茄子の種もやっと発芽してきました。何日かかったんだろう。植え付け途中のブルーベリーもだいぶ中断していたんですが、天気がいいので今日はピートモス投入を再開。明日には少し植え付けが出来るかな。  サーバー移行に向けて準備をしていたんですが、準備のもれが出てきて、一時的にみなさんが使えなくなりそうな状況です。だんどりの悪さが露見してしまったようでいけません...。すべて別の事業者を使ってホスティングサービスを契約したのがまずかったみたいで、解約の順序を間違えちゃいました。メール戻ってしまった方、ごめんなさい。

567. 5周年
■■■■■2003.10.10(金)  晴れ時々くもり@京都 5周年  早いもので、10.10.10に結婚してから5年が経ちました。その記念と農作業のお疲れさまを兼ねての京都旅行。珍しく予定はあまり立てずに出かけました。  堀川通りの東側、油小路中立売にある楽美術館、北に上がって宗家の宅を廻り、北山に抜けて植物園によりました。途中、恐ろしく安いチャーハン屋さんとか、和菓子を展示していた博物館とかを抜けて、まずは1日目を終了。帰りがけにワインとチーズを調達してホテルにて乾杯。久々の京都に満悦しました。

568. 失せもの発見
■■■■■2003.04.19(土)  晴れ 失せもの発見  携帯が見つかった。やはり田圃だった。しかも、悲しいことに水の中に浸かっていた。昨日水を止めた際に落としたものだと思う。 操作自体とパソコンへのアドレス帳の取り込みは出来た(携帯ショップの機械ではできなかったが、家のでは出来た。相性だろうか)。でも、いくつかのキーがいうことを効かない。あきらめて新機種に買い換えた。使いやすかったのでいままでと同機種で良かったんだけど、1年も経つとその後に同メーカが出した機種すら品切れであった。時代はカメラつき携帯らしい。カメラなんて要らないんだけど。おまけに操作も違うし、なんとかしてよ。

569. レインコート
■■■■■2003.06.04(水)  くもりのち雨 レインコート  うちのアンジェラは、さすがに目立つらしくて、よく写真を撮りに来ている人がいたりする...らしい。いつも私が不在の時に来て撮っていったり、撮らせて貰ったお礼にと何か置いていったりする。今日も月末に撮らせて貰ったからと大伸ばしの写真を3枚も置いていってくれた人がいた。とてもうれしいものであります。でも世間は狭いもので、いつもうちが出している直売所のお客さんの一人だったようである。うちのアンジェラの巨大な生け花(というか1mぐらいの切り花?剪定枝?)がそこに置いてあったのを見て、あああのうちねぇとなって、わざわざカメラを取りに行ったものらしい。  話は変わって…。雨の中、車を運転していると目の前を青いレインコートを来て散歩している(させられている?)犬とその飼い主を見た。以下、となりに乗っていたいたうちの奥さんとの会話。   「ありゃなんだい。犬がレインコート着ている」   「ほんとだぁ。でも蒸れちゃわないかなぁ」   「意外とゴアテックスだったりしないか(^_^;; ブランドものだったりしてな」   「だいたいこんな雨で犬は散歩したいんだろうか」   「まったく」  犬は濡れたらブルブルするものなのにぃ、あれじゃあ出来ないわなぁ。飼い主の見栄なんだろうか...

570. 大多喜
■■■■■2003.05.30(金)  晴れ 大多喜  7年ぶりに大多喜にあるハーブアイランドへ行った。当時はハーブアイランドを含め、毎年のようにあちこちの園に出かけていたように思う。7年経っても全体印象がいい意味で変わっていないし、レストランでは料理のメニューなども増えている。更に地植えのハーブはますます大きくなっているし、ハーブ温室は手狭になったためか、更に広げたようである。私は知らなかったが、隣接するホテルが出来てもう12年になるとか。一口に12年というけれど、そのうちにハーブのブームが2度来て去り、潰れずに残っているのだからすごい。水海道のハーブハーモニーガーデンは2度目のブーム後になくなってしまったし、日野春のように細々と農園として続いているところもある。大多喜の場合、起伏に富んだ地形といい、建物の建て方のバランスといい、ある意味でちょうどいい感じであることが、来る人を退屈させないようで、ファンも多いのであろうと思う。私の行きつけのお店のマネージャさんなどは、すっかり虜になってしまったようで、しょっちゅう行っているらしい。しまいには、ハーブの取り寄せをして、自分のお店でハーブ料理フェアまでやってしまった。フレッシュなハーブはどこで手に入るかと聞かれたので、しばらく行っていないけどと断りを入れた上でここを紹介したら、スタッフみんなしてはまったらしい。  今回はセージが一斉に花を咲かせていて、その他の花も多くて良い感じでした。ラベンダーにはまだ早く、来月が見頃らしいとのこと。小高い山の上から見下ろすと、ハーブの畑、木々、そして田圃が見えるあたりは、ロケーション的にもちょうどいい。

571. お休み
■■■■■2003.10.09(木)  晴れ お休み  久々に用事があって東京に出かけた。農作業はお休みである。それにしても人が多い。人口密度も多いからストレスは溜まるだろうな。  出かけついでに前の会社に寄った。社長の交代で若い衆がようやく張りつめるようになってきたように思う。同じ誕生日だった後輩が亡くなったのはショックだった。  木曜日は「ある理由」でコンピュータ用の中古のパーツがいいものが出る。入荷直後の筈なのは、前の会社のそばにある資源回収業者が火曜日定休なので、たぶん、業界的にも同じ休みであるだろうから、結果的に木曜日にパーツ屋には入庫するようだ。確認したわけではないが、会社を休職してからは、平日の朝早く何度か出かけたことがあるので、当たらずといえども遠からずであろう。1GBのMOが30000円近いものが9800円だったので買ってきた。無事動いたので、一安心。  明日からは、京都に行って来ます。セキュリティの関係から、外部からは修正出来ないんですわ、この日記。ですので13日までお休みです。 (携帯からメールを送ったら、自動的に編集する仕掛けでも作ろうか(^_^)//)

572. 手刈り
■■■■■2003.09.15(月)  晴れ 手刈り  普段は「足がしびれる」だのと言っている父親であるが、秋になるとシャンとして来るというのが不思議です。今日も1畝ばかりある田んぼの手刈りをしてくれました。この田んぼは手植えであるため、植栽密度が少し粗くて育ちもいいある意味優秀田ですが、如何せん小さすぎるので、手植え手刈りになることが多いです。機械で刈ったのは数えるほどしかなくて、稲自体を別の田んぼに運んで乾かしています。大束(小束16束で大束1束、小束1束はここでは8株ぐらい)で13束ぐらいあるのですが、大束1束は24kg弱あって、足元がおぼつかないといいつつ、長年の慣れというものは凄いことだと思います。  来年はこの田んぼに黒米とか変わったものを植えようかと企んでいます。1畝とはいえ、この田んぼは確実に1俵の米が取れます。うちの他の田んぼは例年だと8.5俵/1反前後ですが、今年は若干少ないかなぁという感じです。  参考までに、単位のおさらい。1町(約1ha)=10反、1反(約10a)=10畝、1畝(約1a)=30坪、1坪=3.3m2(1間四方)です。1畝の田んぼは5間×6間程度ですから、大きな機械が入るのは難しいんですわ。ちなみに、1間=6尺というのは、家の柱を建てる間隔で、畳の長辺の長さを指し、これは人間の背の高さをもとに出来ています。大工のせがれで百姓をしている人間にとっては、メートル法だとやはりピンと来ません。

573. 黄モッコウバラ開花
■■■■■2003.04.27(日)  晴れ 黄モッコウバラ開花  黄モッコウバラが咲き始めた。他のバラが咲き始める前に咲くのがいい。それにモッコウバラはトゲがない。門の左右に白モッコウと黄モッコウを植えてあるが、白モッコウの方がやや遅い。どっちも24時間太陽が当たるところに植えてあって、剪定もせずにきたので、かなり大きくなった。今年あたり花後に整枝しておかないとすごいことになりそうである。  このバラが咲いて2週間もすると茶摘みになる。今年の茶摘みは5月10日ぐらいであろうか。

574. 疲れた~その2
■■■■■2003.10.05(日)  晴れ 疲れた~その2  疲れが出たので籾摺りはお休み。というより、穀入れパート2の扉を修理するのが先決であるし、そのためには扉を大工道具で修理する必要があるし、直さないとリタイアしたはずの親父が頑固なやり方で直す(^^;;ので、それに専念した。とはいえ、ノミとカンナを研ぐことから始まり、帯鋸は使うわ、古材は探し回すわで、仕事が捗らない! 疲れているんだなぁと思いつつ、午前中に終える。さすがにノミもカンナも真剣に研いでいないから使うのに時間がかかり疲れます。研いでいない刃物ほど危ないものはないです。あとで、道具類をみっちり研ぎ直さないとなるまいて。  午後からは、川口安行まで出かけての秋の球根買いだしツアー。といっても、単なる気晴らしのツアーでもって、園芸フォーラムのメンバーが3名だけなので行くところは決まっている。疲れているというのに、ボウリングをした。他の2名は上手なので、スコアとしては今ひとつだけど、我々夫婦揃って9フレームスペア、10フレーム ストライク ダブル。とここまで一緒(^^;; 私だけ最後7ピンだったけど、うちの奥さんはまたまたストライクだった。やったね!高得点だぁ。  この最終ゲームには、我々の性格が出ているなぁ...と思った。ともかくも最後にだけ(^^;;いい結果が出るというのは、気分がいいです。疲れないためにはということで、教えてもらったアドバイス。 「ストライクを投げれば、回数少なくて済むよ」 でも、寄りによって10フレームで投げることないのにね。  さて、明日は何をしようか。ゆっくり眠るのも1つの選択肢だよね。

575. 疲れた~
■■■■■2003.10.03(金)  晴れ 疲れた~  今日は農作業は一切お休み。籾摺りと藁まてが大部残っています。  ブルーベリー協会の総会とシンポジウムが秋葉原であったので出かけたのですが、内容があまりにも濃くて聞いていて疲れました(^^;;農作業疲れの体は平気でも頭が回らない...というか回りすぎてしまって疲れたらしい。テーマは病害虫防除。食の安心安全がテーマであり関心事であり、マイナー作物としても問題とか品種・地域・栽培者の立場等々多岐に渡って話が出ました。残念ながら懇親会は欠席したのですが、きっと濃い内容だったのでは?  その後、大船まで行き、東儀秀樹さんのコンサートを聴いてきました。雅楽との融合の世界、collaborationという言葉が大部定着していますが、農の世界も重要なキーワードだなと今日のシンポジウムでは感じた次第です。圃場規模の拡大は経営上どこまでなのか、単一作物単一品種の持つ弊害とメリットの損益分岐点、こんなことを思いながら音楽を聴いていますから、ストレスが溜まるのなんの...。  頭が疲れたと思ったら、その疲れが体中を巡ったり、右の掌からホールの壁に向けて何かが出たり、頭と体がとてもアンバランスな一日でした。これが続くとストレスになるんですよね、きっと。帰りの電車で100%のオレンジジュースを飲んだので、だいぶ疲れが足元まで降りたようです。明日は農作業に戻って籾摺りですわ。

576. いよいよ田植えの準備
■■■■■2003.05.02(金)  晴れ いよいよ田植えの準備  今日は八十八夜。お茶摘みの季節となる頃なのですが、我が家では田植えとお茶摘みが一度にやってきて、一年中で一番忙しい時期です。という理由からかどうかは知りませんが(サボっているだけともいいます)、日記も飛び飛びになってしまいました。苗を田圃に持っていったりしているうちに暗くなってしまって、満開に近く咲いていた黄モッコウバラと咲き始めていた白モッコウバラ、ダブルディライト、カクテル、そして、ツツジの花の写真が撮れなかったです。明日こそ、撮るぞ~!

577. 雨の中のジャズコン@檜原
■■■■■2003.08.10(日)  晴れ 雨の中のジャズコン@檜原  昨日は台風で大荒れでしたねぇ。実際には森の中のTVも無いところでジャズコンサートの準備をしていたので、どういう状況だったのかわかっていないんですが、近くを流れる矢沢の水量はとても多かったです。雨も風も強かったです。  そんな中、毎年の恒例となっている檜原村フジの森でのジャズコンサートが決行され、現在家に戻ってきて疲れを感じているところです。室内楽団八向山という名前だけに、野外音楽堂を会場にしても室内というのがあり...という半ば冗談ともつかないことが起きてしまいました。10年にして初めてのこと。少なからずスタッフ全員が集中力のかたまりでした。  写真は片づけを終えて、帰る直前のスタッフの様子です。お疲れさま~

578. 花開く
■■■■■2003.04.09(水)  晴れ 風強し 花開く  晩から今朝にかけては、暖かかったせいかだろうかハウスの中の最低気温も5度以下というようなことはなくなった。イネの種籾もだいぶ発芽してきている様子である。寒くて結構発芽は遅れたようで、毎年のことながら難しい。  昨年はあんなに早く咲いたモモであるが、今年は遅くて、桜と一緒ぐらい。都内よりは3日ぐらい遅れて、今日咲きそろいました(右下)。一方スモモはたわわに花をつけていて、今年こそたくさん成って欲しいと思うのだが、風が強くて昆虫はやってこない。うまく行かないものである(左下)。  今年始めて咲いたのが、アーモンドで、これはサクラより早かった(左上)。今年は無理でも来年こそは実を付けたいと思うのであるが、花見でも充分に楽しめそうな花である。奥にV字に見えるのは洋ナシであるが、さすがに梨は遅い。いろいろな花が咲き揃って、とても春らしくなってきた。

579. 11周年
■■■■■2003.09.17(水)  晴れ 11周年  私のコンピュータ歴は何年になるのか? 現在40歳になるけど、高校2年の時にシャープのポケットコンピュータPC-1211に出会ったのが最初であった。だから24年になるわけですわ。その後、富士通のFM-8を買って、専門学校(日本工学院ですが)を出てから、2つの会社でSEをしつつ、Macintoshを使用するまでは、仕事ではパソコンには触っていません(NEC製の汎用機、オフコン、ビジネス端末など)。いわゆるPCに仕事で触れるのは94年のことですから、まだ9年しか経っていないわけで、最初からPCを触っていた人からすれば、10年の開きがあると言えます。  で、通信歴となると今日9/17でちょうど11年になります。通信の当初は、NIFTY-Serve(現@Nifty)のTCフォーラム/料理フォーラム/旧園芸フォーラムあたりをうろついておりました。現在では園芸フォーラムのスタッフをしています。  この間に、パソコン通信時代からインターネット時代と変遷し、誰もが(その気さえあれば)恩恵にあずかれるようになってきました。過去のNIFTY時代のメンバーは「濃い」人たちが多くて、現在でも多方面で活躍していますし、もともと旅行好きだった私は「全国行脚」と称して各地のオフ(通信の世界で実際に人と会い懇談すること)にも出席したおかげで、多くの友人を持っていますし、うちの奥さんとも知り合いになったりしています。  11年って長いですね。園芸フォーラム(FGARDEN)の定期的に開催されるオフは、今年で満10年になります。当時おなかの中にいた子が小学校の4年生です。当然亡くなられる方も出てきました。旧来のメンバーには今後のNIFTYの方向性がよくわからないと聞かれます。実際に私もよくわかりません。農民的考えの持ち主としては、「流れるに任せよ」です。ただ、時々少しだけ川の石を動かす程度のことは必要なようです。フォーラム内に10年間に蓄積されたデータ(発言など)はとても価値のあるものです。本来ならすべての人に公開すべきなのですが、もともとのNIFTYの方針にあった「著作権のあり方」が複雑に絡んで来ているみたいで難しいものがあります。旧来からのメンバーにとっては「無くさないでね」とだけ言われています。今後どうなっていくのか、見守りたいです。 (9/18追記:どうも見守るだけじゃダメな雰囲気が出てきたみたい...)。

580. 満開その2
■■■■■2003.05.24(土)  晴れ 満開その2  最近、夜は8時となると眠くなってくる。良い傾向なのかどうなのか…。そんなわけで、中2日空いてしまった。ほうれん草と小松菜、蕎麦とトウモロコシ、それに黒大豆を蒔いてみた。既に蒔いておいたポップコーンも植えた。合間をみてお茶を刈ったり…。やっぱり眠くなる訳かも…。  満開のバラのうち、園芸は迫力だ!的なものがアンジェラの垣根で、幅は25メートルほどある。道路の反対側から撮った写真では、花が点になってしまうため、脇から狙ってみた。花が重なって、得も言われぬ感じである。これで香りがあれば100点なんだが。もし仮にダブルディライトのつるバラが出たら、即買うだろうなぁ。ただ、花後が美しくないから、管理は大変だろうけど。  先日雨の中、京成バラ園を覗いてきた。入場料がまたまた高くなったので、脇から眺めただけであるが、だいぶ咲いてきた模様である。この土日はきっと混んでいるだろうなぁ。

581. 秋雨と台風
■■■■■2003.09.20(土)  一日中雨 秋雨と台風  一番大きな田んぼの稲を刈り終え、さぁて稲こぎだなぁと思ったら、雨に入ってしまった。ものは考えようで、10日も連続で稲刈りしてるから、休めと言うことなんだろう。ちなみに9月に入ってからは雨らしい雨は降っていない。畑もカラカラに乾いているから、ちょうどいいお湿りではある。今年の田んぼの収量は反あたり8俵ほどなのでそんなに悪くはない。取れる年は9俵とれるから、まずまずというところだろうか。  長雨よりも台風が心配である。畑に植え付けたブルーベリーは株を縛ってあるから心配はないと思うが、老木の栗は怪しい。また、コンテナ植えのブルーベリーも今年は雨が多かったせいかだいぶ伸びていて、一部は固定したが大半はそのままにした。株の持つ強さにかけてみようと思う。田んぼもやりかけを入れるとあと4枚。月末までに終わるだろうか。ともかくは雨の間はゆっくり休むこととした。

582. 追肥
■■■■■2003.07.22(火)  くもり 追肥  田圃の追肥のうち、残っていた1か所をやっつけた。大きい農家は機械で散布するのだろうけど、手撒きなので結構疲れます。厚すぎず薄すぎず、しかも均一に撒かないといけない。均一にとは言っても、伸び具合が均一でない場合には、撒く量は不均一にしないといけないので、難しい。  それにしても涼しい夏で、明日は大暑というのに今夜は17度しかない。熱帯夜よりはいいかもしれないが、せめて25度ぐらいで推移してほしいものだ。

583. カッパ橋道具街
■■■■■2003.10.13(日)  くもり時々雨強し カッパ橋道具街  朝のうち風が強いと思えば、昼過ぎは土砂降りの雨。所用があってカッパ橋の道具街まで行ってみるとお祭りということで、湯島の白梅太鼓の女性たち、カッパを着ることになった中学生たち、カッパを着ぐるんでいた商店街の方、などなど、なかなかすごいイベントになったみたいです。いやあ、スタッフは大変だったろうねぇ。

584. 野良仕事
■■■■■2003.04.17(木)  晴れ 野良仕事  田圃の用水が出始めた。小さい頃の発動機で水を汲み上げていた時代からすると、便利になったもんである。今年から借り始めた田圃のうちの1つでは、水の量が多すぎてか、U字溝を溢れてしまうことが判明。大急ぎで土嚢を積んだりしたが、すでに水は入ってしまった。こういう時、便利すぎるのも困ったものだと感じる。飛行機のオートパイロットの過信が引き起こす事故の話をTVでやっていたが、便利すぎると怠けるのが人間な訳で、水も電気も何もせずに使えるという時代、食べ物に至っても無駄に消費する時代、いいことなのか悪いことなのか、考えさせられてしまう。

585. ようやく消毒
■■■■■2003.03.10(月)  ようやく消毒   一日中、北風が吹く寒い日でしたが、本来は12月と1月に行う石灰硫黄合剤の散布が今日になってしまいました。バラに対しては、最高に遅い散布です。もっとも、モモには例年この時期に散布するので、1回だけで済ませてしまおうという算段でもあります。  つるバラに至っては、誘引が完了しておらず、芽が伸びすぎてからの誘引はあまりいいものではないのですが、まあ、致し方ありません。  植え付けたブルーベリーにも、かけておきました。強アルカリの薬剤を酸性が好きなブルーベリーにかけるのでないとお仕置きを受けそうですが、実際のところは、表面にしかかかっていないので、あまり影響は出ないはずです。現在、地植えが26本、コンテナ植えが13本の状態です。なんとか今月中には150本植える意気込みでおります。

586. テレサ・テン
■■■■■2003.08.29(金)  晴れ テレサ・テン  今日は予定が一日ずれた関係から、何をしようかと考えつつ、ジャム瓶を調達したり、ぶらぶらしていました。夜は夜とて久々にTVを真面目に見ると、たまたまテレサテンの特集がやっていました。実は彼女の曲は結構私歌うんですが、今回の番組を見て、彼女の歌に対する取り組み方を知るにつけ、歌詞こそは重た~いけれども軽々と声にしていた素晴らしさに、ますます好きになってしまいました。最近は機会がなくてほとんど歌っていませんけど…。ちなみに、「悲しい予感」「時の流れに身をまかせ」「つぐない」あたりが好きかなぁ。  で、一日ずれたお茶の手揉みですが、明日から静岡の金谷まで行って来ます。SLで有名な大井川鉄道の始発があるところですが、この前の集中豪雨で崖崩れがあって不通になっているとか。当初金土の予定だったので翌日の日曜日にSLの姿を見るぐらいはと思っていましたが、なかなかうまく行かないもんです。  本格的な手揉みをフルセットで2回ほど体験させていただくので、帰ってくるときっとげっそりしていることでしょう(^^;;  その後は稲刈りですなぁ。市内の早場米地帯では今日あたりから稲刈りが始まったようですが、私のところでは、10日頃と20日頃になりそうな雰囲気です。手伝い人歓迎!デザートに葡萄と梨がついてきますヽ(^.^)丿

587. キャベツを植えた
■■■■■2003.04.23(水)  くもり キャベツを植えた

588. チューリップ
■■■■■2003.04.18(金)  暑いほどの晴天 チューリップ

589. 巨大な…
■■■■■2003.06.01(日)  くもり時々雨 巨大な…  苺ももう終わりに近づいてきたようで、大粒のものはだいぶ減ってきた。そんな中での今年の山一番は6×4×3センチぐらいあった露地ものの女峰(先月27日に収穫したもの)。さすがに真ん中にスが入ってしまっていたのは大きくなりすぎなんでしょうね。例年と違って今年は結構40g級の苺がたくさん成ったので、まずまずといったところでしょうか。最近は取ってきても冷凍されることなく、生でおなか一杯食べてしまいます。ともすると、苺畑から戻ってくる前にだいぶ減ってしまったり。  6月に入ったので、桃の摘果第二弾をそろそろ開始しないといけない時期である。しばらく雨が降らないと思えば台風だし、今年の天気はなんか変である(と毎年思っていたりするんだが)。今日もすっきりしない天気で、ネギ植えは途中で中断したし。

590. 桜も満開
■■■■■2003.04.06(日)  晴れ 風強し 桜も満開  いつもは今週あたりに蒔く種籾ですが、今年は少し早めでした。そのせいなのか、はたまたハウス内でも2度ぐらいまでさがってしまうほど寒いせいなのか、3/31に蒔いたのにまだ芽が出てきません。今年はどうも天候不順になりそうですね。  写真は、新宿御苑のソメイヨシノです。

591. 満開
■■■■■2003.05.21(水)  晴れ 満開

592. 稲こぎの前に
■■■■■2003.09.16(火)  晴れ 稲こぎの前に  稲こぎ、すなわち、脱穀をする前に大きな仕事がある。バインダーが田んぼに倒していった稲は片側しか乾いていないので、これを人力でひっくり返す必要がある。1株1株を腰を屈んではやっていたんだけど、知り合いが秘密兵器を発明して以来、仕事は楽になった。納屋のシャッターなどを引っ張る棒のようなものを作って、これで株の結束部を引っかけて持ち上げ、反対の手でひっくり返すわけです。これでだいぶ腰痛がなくなりました。  とはいえ200株もやると、いい加減飽きてくるんで「休憩すんべえ」となります。乾燥機を使わない分、電気代も石油代もかからないけど、重労働であります。うちの奥さんもサマになってきたぞぅ!

593. 空豆と苺
■■■■■2003.05.20(火)  くもり&朝夕土砂降り 空豆と苺  ここのところ、ずっと不純な天気が続いている。おかげで、種を蒔いた瓜とまくわうりは、見事にナメクジのエサになってしまった。  空豆がボチボチ取れそうなので、少しもぎってみた。やはりちょっと若いけれど、うまいのはうまい。苺はちょうどいい時期に雨になってくれたため、大部分が灰色カビ病になってしまった。うーむ、露地栽培は難しい。薬を使うのは簡単だけどねぇ...。晴れ間というほどでもないけど、昼間は天気がまあまあだったので、ブルーベリー畑の草を取る。しかしまあ、こりゃすぐに降るだろうから、明日しだいだわなぁ。晴れるんだろうか...。明日こそ、ブルーベリーを植えるのだ!

594. そば
■■■■■2003.08.25(月)  暑い快晴 そば  送り盆やら施餓鬼やらでガタガタして気づいたら10日も過ぎてしまいました。ようやく晴れたらあまりに暑いので、昼過ぎはお昼寝時間となってしまう今日この頃です。  例年10日頃に蒔くそばも、今年はとうとう20日になってしまいました。昨年は9月になってしまったので、シモにやられて全滅でしたけど、今年はなんとかなるだろうと思う。近所の人がダッタンソバの種を持ってきてくれたので、今年は試しに蒔いてみました。夏そばを収穫したものもそんなには穫れなかったため、種を蒔いておしまいになってしまいました。去年の夏の種はあげてしまったし、残っているのは一昨年の種だけで、蒔いてみたもののあまり出ない様子。やれやれです。  一週間だけ暑かった夏も、明日26日あたりからまた涼しくなるらしく、その後の長期予報では10月までは猛暑の秋となるらしいです。

595. のぼっち
■■■■■2003.09.30(火)  晴れ のぼっち  「ワラぼっち」とも言いますが、この辺では「のぼっち」と言います。ワラをぬらさずに保存するために考え出した古人の知恵ですね。  のぼっちは、ワラの大束(16束)をほぐしつつ、円筒形に積んでいきます。4束ごとに下の束から結わえるワラを引っ張り、崩れないように積んでいきます。写真ではだいたい大束で15束を使ったかどうかぐらいです。1周で4×12束を使うとして、5周するとちょうど15束ぐらいになります。芯にするワラは16束程度を「ゆづら」という「束をまるいて(結わえて)いたワラ」で縛り直します。大束は4束ずつ互い違いに重ねて縛ってあるのですが、のぼっちにするには徐々にテーパーになっていかないと行けないので、元と先を揃えますから、縛り直すわけです。のぼっちを積むために最初から4束ずつ重ねてあるんですね。「ゆづら」については、9/11の項を参照されたし。  夕方近くて暗くなってきたから、続きは明日ということで…。

596. キャベツ収穫
■■■■■2003.06.08(日)  晴れ キャベツ収穫

597. 出穂
■■■■■2003.07.31(木)  晴れ 出穂  ようやく稲の穂が出て来た。まだ出そろったという感じではない。このあたりでは、8/8頃が標準なので、本当はもう少し遅くてもいいんだけど、天気のせいか早い田圃と遅い田圃が極端な気がする。  夜遅く(正確には8/1未明)に、車が道路向かいのブロック塀に突っ込んだ。運転手は無事であったようだが、おかげで若干眠い。

598. 冠水
■■■■■2003.09.22(月)  晴れ風強し 冠水  やっぱりというか、田んぼの中は低いところが冠水していて、稲穂が水の中に没していました。北風で気温が上がらないうちにひっくり返すとともに、水を抜くべく穴を掘り…。うぅむ、やっぱコンバインかぁなど思いながら、「こら、そこの白鷺、蛙なんか食っていないで手伝えやぁ」などと冗談を言う。雨にぬれた稲ワラは倍は重い。普通は1,400g位のものであるが、2kgは楽にあるのではないだろうか。風も強いから、乾いてしまうので、大したことではない。「昔はよく田んぼの中を浮いていたもんだ」などと母親。  「北風で寒く、明日は冷え込むなぁ」と父親。ちなみに翌朝の気温は10度でした。昨年は10/11に10度を記録していますから、思いっきり寒いわけで、年寄り部屋にはストーブが出ていた模様です。

599. 梅雨の晴れ間
■■■■■2003.06.19(木)  晴れ 梅雨の晴れ間  今年は梅雨といいながらも、思ったほどは雨の量が少ない。そのかわり、日差しは少ないのは梅雨だなぁと感じられる。5月もさほど晴れが少なかったと思う。貴重な晴れを利用して、集中的に病害虫防除をした。バラと果樹だけでざっと50リットル弱。今日ばかりは手動では堪えるので、充電モーター式の散布機を利用する。エンジン式ではないので、そんなには重くない。  アンジェラの花がらつみをようやく行うことが出来た。道路側しか出来なかったんだけど、それでも摘んだ量は半端ではない。夕方から風が出てきたので燃やすことはままならなかったが、ゴミとして出していたのでは間に合わない。以前は積んでおいて腐植にしていたが、時間がかかると場所がなくなってきたので、最近は素直に燃やすことにしている。  消防団の繰法大会まで、あとちょっと。昼間晴れて夜だけ雨が降って欲しい~と思ってしまう今日この頃。さすがに毎日だと疲れてしまって、日記の更新が滞ってしまいがちです。

600. 稲刈り再開
■■■■■2003.09.26(金)  くもり 稲刈り再開  長雨で中断していた稲刈りを再開した。残りは3反ほどあるが、うまく行けば今月中に終わる見込み。本当は10/1に京都に行く予定だったんだけど、この分では無理かなぁ。22日にひっくり返した分の稲こぎと乾燥、籾すりは無事終了。この田んぼは反あたり10俵の収量がありました。うれしい誤算です。



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