
5月も終わりだというのに、ブルーベリーが一向に色づいてこない。実はゆっとりとだが着実に大きくなっているので、この分では一気に熟してくる可能性が高い。実ぶるいしている果実もあって、着実の時期と量が見えない状況である。関東ではなく、信州並みの感覚が正しいのかもしれない。
ハイブッシュの果実は未熟状態であっても、つい収穫しがちであるが、色づかないことには話は始まらない。日照がないのがやはりいちばんいけない。草だけは元気に伸びている。たくましい限りである。
田んぼの方も、いちばん草の多い田んぼ(5畝ほどの細長い田んぼで、ここには除草剤を使用しています)の水管理を最大深にまでしてみた。天気が悪いと畦がモグラ等の小動物により、穴でゆるめられ、水保ちが悪くなるため、減水が激しいためである。結局、浅水で有効な除草剤を使って、効果が出てきた頃を見計らって深水にしている。一度荒らした田んぼというのは始末に負えないものだ。草の種は多いですから、あと数年は同じようにしないと種の撲滅は難しいという。生物層を増やして撲滅させるという考え方もあるようだが、借りている田んぼに対して、手間暇をかけるだけの余力がないのが現状です。冬場に湛水ができるようだと、また違うんですけどね。最近の冬場は雨で田んぼが乾かないので、今年はギリギリまで不耕起で行くのも手かもしれないとは思っています。