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ふすま張り

  • 2003年11月 7日(金) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.11.07(金)  くもり ふすま張り

襖貼り
 父親が大工、弟が水道屋、義弟がクロス屋という建築業一家なんですが、祖母の義弟(もう90歳になる)が家具屋をしていたので、その子供達がやはり大工、経師屋などをしていました。他の親戚に瓦屋さんもいました。

 百姓の家なんて大体こんなもので、縁故で家が建ってしまう...。そんなわけで、今の家もほとんどが親戚の手によるものなんですが、ここ数日襖の貼り直しをお願いしています。当の本人は「しばらくやっていないから」ということでしたが、やはり仕事はとても丁寧です。写真は襖の下貼りをしているところですが、6枚に別れているとは知りませんでした。というか、3尺×6尺の襖を骨がそれぞれ6分割(縦方向)・3分割(横方向)に入っていて、ちょうど6枚で貼るように出来ているんですね。やはりプロの仕事ですよね。糊の付け方1つとっても「こうやるんだぁ」って勉強になります。

近所の町内会のまつり

  • 2003年11月 3日(月) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.11.03(月)  くもり時々雨 近所の町内会のまつり

米売り
 近くにできた新興住宅街...といっても、25年の前の話。タヌキがよく出た山(ここらでは林を山と呼ぶ)や、20メートルぐらい低いところにあった田んぼなどが小学校の時代に平らになって、いつの間にか建物が出来て、いつの間にか公園まで出来た。その住宅街に小学校も出来てしまったけど最近では学童不足らしいです。ちなみに公園のあったところは山を削ったところにあります。

 そんな平和台という地区の町内会の祭りがあり、近所のやきとり屋さんと食べ物屋さんと一緒に直売をさせて戴きました。米売り姿のうちの奥さんと母親が奮闘していました。あいにく雨がちらっと降るものだから、お客さんの足は今ひとつでしたが、それなりの数は売れました。もちろん他の品物の方が軽くて安いのでよく売れましたけど、米だけはちゃんと「表示」をしておいたので、まあ宣伝になればいいかな、と。

 私は後ろで客の動線などを見ていましたけど、視線の動きは面白いですね。両わきに食べ物があって、そこでうちの天日干し新米を試食させるのだから、双方にとって効果的であったようです。今回は真面目に原価計算していまいましたから若干高めでしたけど、まあいいっか。

田うない

  • 2003年11月 2日(日) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.11.02(日)  暖かい晴れ 田うない

秋起こし
 秋の田起こしのシーズンがやってきました。本来は刈り取り後すぐに耕すように言われています。うちでは藁はすべて畑に行くために田んぼに藁は残らないので慌てなくても済みます。田起こしは土を砕いて乾燥させ、悪い菌や草の種を繁殖させないという意味があります。加えてうちでは田んぼの中で籾殻や藁を燃やさないようにしています。みみずたちや有用菌たちを活かしつつ、彼らに田を耕してもらうためです。

 去年からトラクタで耕(うな)っています。それまでは、耕耘機+リー(鋤のことです)で耕っていましたから、時間と労力が半端でなかったと思います。もっぱら父親の仕事でしたから。今日はあまりのいい天気だったので、最後の頃ウトウトしてしまい、曲がってしまいました。いやあ真ん中で良かった(^^;;

 まだ一部の籾摺りは残っていますけど、ようやく新米を販売し始めることとなりました。昨日やっと明日分の精米を始めたところです。欲しい方は連絡ください。不特定多数には販売していません(というより量的に足りなくなってしまいます)が、日記見たよーと言って戴けた方には、特別にお譲りします。

Halloween

  • 2003年10月31日(金) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.31(金)  晴れ Halloween

 カボチャを採ろうかと思っていたんだけど、蕎麦を掃除するのが先だったようで収穫出来ませんでした。今年はそんなに成っていないしね。

 野菜のソムリエという資格があるようで、NHKでやっていた。面白い資格だと思う。農家は産地の野菜については詳しいが外は見ない。消費者は農家の実体は知らない。そういう意味では面白い資格かな。

 お化けカボチャのコンクール、きっと今年もやったんだろうなぁ。

文華秀麗

  • 2003年10月30日(木) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.30(木)  晴れ 文華秀麗

 googleという検索エンジンで、「文化秀麗 FM-8」と打ってみた。1件引っかかった。そのHPはセキュリティがかかっていて見られなかったが、googleのキャッシュを通じて見てみたら、HPを作った彼は、私が高校時代に作ったワープロ(というよりは、エディタ+FEPに近い)を漢字変換に初めて使ったらしい。

 この文華秀麗というワープロは、実は今でも我が家のFM-8で動く。20年も前の作品である。掲載記事は、今でもある工学社の雑誌「I/O」に載った。当時はプログラムは雑誌から直接ユーザが打ち込むものであったが、オーディオテープでも売られていた。ビジネス用途と称して、当時としては破格の9800円で販売したのを思い出す。この名前、確か漢和辞典を隅から隅まで見ていて決めた記憶がある。当時からちゃんと商品の名前を決めていたあたりが何とも私らしい(^^;;当然ながらすべての設計書は残っていますから、これも凄いなぁと思います。

 で、気になって、いろいろと検索していて、不思議な巡り合わせに気づきました。

以下、完全に引用ですけど(出典:http://www.ne.jp/asahi/kiwameru/kyo/jiten2.htm)。
  ●河陽離宮
   現在の乙訓郡大山崎町離宮八幡宮付近にあった。嵯峨天皇の離宮。
  摂津水無瀬・河内交野への遊猟が多かった嵯峨天皇が、便利のためか、
  弘仁五年(814)それまでの宿舎としていた山崎駅を離宮としたもの。
   景勝地としても有名で、「文華秀麗集」「凌雲集」には当地の景勝を
  賞でた詩を多数収載。河陽とは川の北岸を意味し、当地が淀川の北岸に
  あたるための呼称か。
   嵯峨・淳和天皇期にはしばしば行幸もあり、離宮の任を充分果たした
  が、貞観三年(861)には相当荒廃、山崎国司が離宮名をのこしたままで
  国府とすることを奏上して許可され、長岡の地より山城国府が移転。

 これを読むと、私がなぜ京都の山崎蒸留所に行ったのかが見えてくる気もします。単なる偶然かも知れないけど、ここにある離宮八幡宮には行っているんです。それにうちの奥さんと知り合うきっかけの1つが山崎の地でしたし、現在行っている唯一のバーが「湯島」と「銀座」にある山崎。そして、編纂に関わった人の中に「野口」なにがしという人が検索すると何人か出てきたりします。京都、特に山崎の地に妙に親近感を覚えているのには理由があったんですねぇ。うーむ、考え過ぎかなぁ...。

そば仕事

  • 2003年10月29日(水) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.29(水)  晴れ そば仕事

 収穫した蕎麦を脚立にかけて干していたのだが、雨に何度かあたられてしまった。雨の後で今日のような暖かい天気だと、蕎麦が萌えてしまうので、蕎麦を脱穀した。といっても、足踏み脱穀機を出すのがおっくうだったので、手仕事になってしまった。

 まだ少し残っているので、明日にでも残りをしないとそれこそ芽が出てしまうヽ(^。^)丿

ようやく帰ってきました

  • 2003年10月27日(月) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.27(月)  晴れ ようやく帰ってきました

 片づけばかりしているので、なかなか進まないのが籾摺り。今日は結局段取りだけで終わってしまった。さっそく作った籾摺り機台の試運転が明日始まります。電気屋さんも出かけている間に工事を終わらせてくれていました。

きのこ

  • 2003年10月26日(日) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.26(日)  晴れ@檜原 きのこ

カンカラ三
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18年ぶりに新アルバム

  • 2003年10月25日(土) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.25(土)  晴れ 18年ぶりに新アルバム

3人で花束を
 朝は栂池にいたと思えば、夕方は渋谷、夜は檜原と分刻みのスケジュール。それってアイドルみたい(^^;;

 今日渋谷のHMVで開かれた石野真子さんのミニライブ、本当に久しぶりに直接に歌を聴くことができました。アイドル時代と比べるとすごくイキイキとしていて、何かが吹っ切れたのか、そうせずにはいられないのか、本当のところは不明だけど、「ものすごく良かったね」って握手の時に口から出ました。歌声も乱れることなくて、かなりの特訓の後が伺えました。でもそういったことを一切見せないあたりが彼女らしいというかなんというか。

 実はこれを書いている27日の朝のTVに私も映っていたらしいんですが、さすがにダウンして朝が遅かったので、見れなくてちょっと残念。

加工場を作るには

  • 2003年10月24日(金) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.10.24(金)  晴れ@栂池 加工場を作るには

栂池の紅葉
 以下はやや専門的な話。

 初日23日のお話しは、長野で農産加工を長くされている方で、小池さんといいます。この方は全国で最初に野菜の直売所を作るのに関わった人で、それが実は千葉だったりします。千葉は成田線沿線の行商があったので、売りに行くという農業の別の形に素直に入れたと言います。うちの祖母も三河島まで行商に歩いていました。重い時で80kgぐらいの行商籠を担いで、一番電車に乗って売りに出ていました。
 2日目のお話しは、町田で加工をされている西さん。実際の苦労話などいろいろとお聞き出来ました。

 直売所の話、加工の話、その他もろもろ…。話の中で出てきたキーワードだけ並べてみても、以下のような感じです(私の主観が大部入っていますのでご注意を)。
  • 安全を求める…2年前までは全体の1割程度しか裏面の表示を見なかった。今では9割の人が、つまり男性でも裏面(商品名・産地・消費期限・量目)を見る時代
  • 本物志向/健康ブーム…大手も参入してきている状況である。差別化=個性を持つことが必要。作り手の顔をどう見せるかが鍵
  • 食品のブティック化、つまりは高級志向。一方では中国産などの安い素材を商社が輸入。
  • 健康をキーワードにマスコミからの情報が氾濫…以前は爆発的な売れ方の後にブームが去るの繰り返し。今は「静かなブーム」
  • 直売所が生き残る道として、センス向上とニーズの把握、市場価格を形成する人からの視点。
  • 国産の素材を売る。流通のためのキーマンとなる人材をどう求めていくか。
  • ながめに来た客、買い物に来た客を見分けるセンス
  • 調理方法をつけた野菜。抱き合わせ販売。客層にあった商品。
  • デフレ…余分なものは買わない。でもいいものは欲しい。でもいいものが何か判らない。
  • 技はあるが作るのが面倒である:食べたいんだけど作り方を知らない。何れにしても主婦のニーズがキーになる。
  • 「食べる」とは何か?
  • ○○県フェアが廃れない理由は何であるか?
  • 子供の目は正直であるということ。価値あるものを価値ある形で提供するのが「正直」への道。「個」である必要性。
  • 縁…1:1ではなく、n:mの交流。全体の2割のお客さんをターゲットにしても、「正直」であれば残りの8割はだまっていてもやってくる。
  • 売るのは「真心」…ものをお金にしない。素材にも真心を。
  • 心のあるところに立ち止まる
  • 「和」を大切にする…共同作業であるということ。危険がつきまとう上に、食品をプロとして扱うことの自覚が必要。あとは和みの中で仕事をする。
  • 我が家の家風を出すということ…グリーンツーリズムの考え方の基本となっている。
  • ものを売るのに「無理」はしないということ
  • 共販体制から個々の販売へ。「個」から「個」への販売。
  • 責任の所在…食品加工の製造者、すなわちは加工所はすべての責任を負うことになる。PL保険は必須
  • 固有記号契約…これにより、「製造者:aaa」から「販売者:bbbxx」の表示が可能。委託加工のための手段。他の農業者への配慮。ラベル等を自由に使える


 加工所を立てるにあたっての具体的な注意点や、県によって人によって、また聞き方によって変わってくる認可の実体などそのほかにもいろいろな話が聞けたので、帰りの電車は消化不良気味。たまたま途中駅(無人駅だと思いますが)の真ん前に3反程度のブルーベリー畑を発見し、これからを思った栂池からの帰路でした。

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