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余震が続いています

  • 2011年3月16日(水) 15:36 JST
  • 投稿者:
    turbo
 大きな余震が関東、静岡、長野、福島と広範囲にわたって続いています。

 原発の停止を聞いた途端に電力不足は頭をよぎりましたが、真夏でなくこの時期からの計画停電とは予想もしませんでした。おそらく火力をフル稼働すれば多少はいけるのでしょうけど、燃料を入手するにはすぐにとは行きません。ただですら中東情勢の問題もあります。

 精製された油の方は備蓄があるとはいえ、心ない人たちの影響からか流通不能による品不足に陥っています。我が家の車もガソリンは限りなくゼロですし、風呂・給湯の灯油も節約してあと2週間程度でしょうか。たまたま満タンにしたばかりの軽油は在庫がありますが、これではトラクタで配達行けってか?という状況です。


 原発の事故の問題もいろいろと報道されていますが、覚悟を決めてしまうのが楽です。こんな時期に何ですが、小松左京氏の日本沈没の中に、社会学の教授が日本脱出のシナリオを考える部分があり、最後の案は「何もせん方がええ」というヤツでした。これを全面的に支持する必要もありませんが、冷静に考えてみて、起こった場所があなたのすぐそばだった場合、すでに我々は生きていませんよね。慌ててみても仕方ないのだと気づくことも必要です。


 幸い、私は今こうして生きているのですが、昨日からお米の注文が一気に増えてきています。丸っきり飛び込みの方がやけに多い。おそらくこの人たちは2つの人に分かれると思うんです。今後もうちの長くお付き合いする方とそのまま去っていく方と。後者の方もお客さまではあるので、在庫がある限りは販売はしますが、こういう状況下で平気で時間指定をしてきたり、コンビニ決済を選びながらもなかなか入金されなかったり、相手方をおもんぱかることのできない方はメール等の文面などでもわかるものです。


 うちの常連の方々にはご心配をおかけしましたが、今のところ離れの瓦が壊れたことと、直接は関係ないのですが洗濯機が壊れたぐらいの被害で済んでおります。昨日今日の大風も野良仕事をやりにくくしていて、されど、ここでちゃんとやっておかないと、いつまた余震が来て、撒き物が遅れて後々に影響してしまうと大変だなぁと思いながら、日々の作業をしております。


 一応、頼まれていた冬場のお仕事はもともと今週一杯(例年は2月まで。3月は50%の勤務)の予定でしたし、ある程度収束するまでは出かけようがありませんので、これからは春の準備に忙しくなります。

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