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えらいこっちゃ

  • 2010年10月 1日(金) 23:23 JST
  • 投稿者:
    turbo
3日間の加工講座から帰ってきました。

例年、長野の栂池で開催される農産加工のカリスマとも呼ばれる小池芳子さんの講座ですが、今年は肝心の小池さんが過労のためか前日にダウン。普通ならば、開催は見送りで中止です。しかし、そこは教え子の多い講座ならではのこと。無事に終わってしまいました。

加工講座は今年で丸9年になります。2002年からスタートし、私は2003年から連続参加。その年に加工講座で年に1回しか会えないというのはもったいないので、1人1000円出してもう一回何かしたいということで、小池さんの子分を40年やっている池田玲子さんが言い出しっぺとなり、加工ねっとという組織を作り、この加工講座のOBOGたちが、さらに濃い研修会を春に全国で開催、教え子たちは150名に達したのが今年の春のこと。

2004年から毎年栂池の加工講座に参加している2名とともに、今回の講座そのものについて、主催者である農文協の担当者とともに急遽組み直し、何とか終えることができました。

当初の予定は、1日目が小池さんの講義。2つのテーマで1300~1730の予定。その夜は加工ねっととしての活動報告の時間が2000~2200ぐらいまで。さらにその後は小池さんを囲んでのお話。2日目は半日かけての加工品品評会。小池さんと参加者の数人で忌憚のない意見が飛び交う場。1500~1730はもう1人の講師(今回は産直新聞の毛賀澤さん)のお話。その夜は小池さんの個別相談会が夜遅くまでの予定。最終日は、加工ねっとのメンバーからの食品表示検定の参加報告と品評会の表彰式。こんな予定だったのですが…。

今回、同じテーマで話をしてもらうのは、教え子の4名。私もそのうちの1人ですが、みなさん多岐に亘り活躍されているので、体験は豊富。加工ねっとの運営委員のメンバー達です。時間的に保つだろうかと不安がよぎるので、私は講座の構成についてのスーパバイザとtimekeeperを勝手に引き受けて、主催者の担当の見事なまでの進行と相まって、初日は何とかなりました。もうこれで一安心ですが、夜の小池さんとのお話をしたい参加者の欲求に応えねばなりませんから、実演プログラムを急遽4つ用意。初日は生姜糖のつくりかたのコツを、2日目はドライタイプの落花生味噌とブルーベリージャムの製造工程を再現し対応することに。

2日目の品評会での愛のある辛口コメントについては、運営委員が中心になり、味・色・香り・パッケージ・ネーミング・表示などのさまざまな視点からコメントが飛び交う。もともとこちらについては、小池さん抜きでも再現できるとわかっていましたから、不安はなし。ただ、小池さんがいたら、こういうことも言ってくれたかなぁというのが、思い出すと結構残ります。

3日目の加工ねっとメンバーの活動報告と食品表示検定の試験参加報告については、予定どおりに進み、授賞式まで無事に終わりました。今回、講師である小池さんのスーパーマンぶりが改めてよくわかりました。体調を戻していただいて、また春の加工ねっと研修会(来年は岩手、再来年は沖縄で開催予定)でお会いできることを楽しみにしてます。

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