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農商工連携等人材育成セミナー

  • 2010年8月11日(水) 19:53 JST
  • 投稿者:
    turbo
 補助金は出ているであろうが、全国中小企業団体中央会というところがスポンサーとなり、食品産業センターを通じて募集した事業がある。この事業2年目ということで、我が家のように生産・加工・販売の1次2次3次産業を地でいく、いわゆる6次産業とは違って、これをさまざまな中小企業等で連携して地場産品を作ろうというのが趣旨らしい。

 もちろん、このセミナーの目的は人材育成、だから、全13回に亘る講義、実地研修ともかなりのハードスケジュールである。先週は品川の屠殺場(今は、言葉の関係で、と畜場というらしいが、漢字の意味合いは重要と思うので古い字のまま)と大田市場へ。直接は触れなかったものの、食肉市場を併設する屠殺施設は、もともと汚れるの意味から江戸の卑民にお役が回ったとか。現在もそうだが、こういう方達の仕事がないと肉は食べることができないわけで、どのような仕事も大変なことに変わりはない。感謝して戴かなければならない。

 さて、この実地研修、1泊2日で行われたが、ここだけでなく富里まで足を伸ばして梨園を見学。若い経営者の話を聞いたが、笑い顔がいい。決して楽ではないけど、笑う理由は何か。生き物相手の場合、こちらの感情が伝わるからだと言ったら、わかってもらえるだろうか。本人はさらっとかわしたが、本質をわかっているなと感じた次第。初日の最後に講演した宮崎地鶏の居酒屋の経営者も、さらっと本質を突いた発言をしていたし、講師陣の選定は、さすがだと感じた。ま、コーディネーターのK氏とは別のところでお会いしていたので、彼ならばさまざまな人材を集められるだけの徳があるようにも思う。

 12月までの長丁場、来月は青森まで出かけるが、稲刈りは大丈夫かとの声が聞こえてくる。さあて、セミナー時だけ雨が降ってもらえないものだろうか。

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