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カラッとしない

  • 2009年9月10日(木) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2009.09.10(水)  晴れのちくもり カラッとしない

 昨日はやはり夕方にパラッと降った。おまけに朝にスッキリと晴れ上がったものだから、朝露がすごく雨が降ったかのようだ。今日は朝のうちから晴れてきて、風も強くなり、刈った稲のためにはいい感じ。月曜日に干したこがねもちの乾燥が少し足りなかったもので、庭で干しつつ、10時過ぎには昨日刈った稲束をひっくり返し始めた。午後遅くには脱穀が出来るかなと睨んでいたものの、午後からは曇りがちになる。丸1日はカラッとしないらしい。やはり昨日の曇り空が良くなかったようで、脱穀は明日に延期。なかなかうまく行かないものだ。庭干しのこがねもちは、乾燥が足りないと「はぜ」ない。はぜるとは、籾内の米が白く変化する現象で、概ね14.5%程度の水分量で起きる糯米特有の現象。13.0%ぐらいになると籾が割れ始めるので、乾燥をやめるタイミングが難しい。10時前に干し始めて11時半には片付けるぐらい。

 結局脱穀は出来なかったので、合間に昨日刈り始めた別の田んぼをコンバインで刈り続ける。天気が良く田も乾いているので、感覚的にも水分量が全然違う。昨日は23.5%程度あったものが、今日は20%ぐらいだろう。乾燥機はあいかわらず風乾のみで動いている。明日の朝まで風を通しておいて、時間乾燥率0.8%/時あればおいしいこめになるところを、倍ぐらい時間をかけて乾燥にかける予定。これで味が全然違ってくる。忙しい農家の中には、時間乾燥率を標準よりあげて、水分量25%以上のものを急速に乾燥したりなど、乾燥を適当にやってしまう人もいる。しかし、相手はやはりプロ、米の肌が光らなくなるので見ただけでもわかるものだ。我が家の調製のやり方を知っているので、うちに来ている米屋もやって来るのであろう。取りあえず自分の家で食べる分はなんとかなりそうだ。

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