メニューをスキップして本文へ


ここから本文

チャンドラー

  • 2008年6月28日(土) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2008.06.28(土)  くもり時々晴れ チャンドラー

チャンドラー
 蒸し暑い1日であった。今日は摘み取り組が集中してしまい、当日に摘み取りをしたいと希望された6組ほどをお断りした。青い果実ならぬ赤い果実では酸っぱいだけであるし、そもそも摘み取りに来る人が必ず残す場所というものがあって、ここは常に取られないままになる。明日は天候も悪いようなのでお休みになる模様。パック詰めして保冷して置いてある冷蔵庫も今シーズン始まって以来初めて空になり、SOLD OUTのサインを掲げた。

 新しいブルーベリー園に、木更津のブルーベリーシンポジウムの時に購入したチャンドラーが植えてあり、試しに付けた果実を収穫した。ウワサどおり500円玉サイズである。しかし、この品種はスパータンやアーリーブルーと同様に実を付けやすい傾向にあるようで、木疲れせず大粒にさせるには摘果する手間が必要になりそうだ。樹勢はなかなか良いようだ。

 チャンドラーも捨てがたい品種だが、管理の手間、果実の風味、大きさ、粒ぞろい、収穫のしやすさ等を考慮すると、この時期は数ある品種の中でもリベールに軍配が上がるように思う。触れば落ちるように収穫でき、ダラダラとした収穫でなく2~3回で一気に収穫でき、(肥培と水やりは重要だが)剪定や摘果等の特別な管理なしに大きさが17~22mm程度に揃うので、重宝する品種である。ただ、いい気になって葉もないところにまで実を付けすぎたりすると、隔年結果したり樹勢が落ちたりするので、そういう意味での注意は必要だが、それでも木疲れさせても割合と丈夫な品種だと思う。次点はコリンズ、スパータン、アーリーブルーで並ぶといった感じだろうか。

表示形式
コメント投稿

コメントは投稿者の責任においてなされるものであり、サイト管理者は責任を負いません。


ここからフッタ