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代かき真っ最中

  • 2008年5月 2日(金) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2008.05.02(金)  晴れ時々くもり 代かき真っ最中

 例年であれば、この時期田植えになっていることも多いのであるが、今年はお茶もないからと焦らずに段取りよく代かきを続けています。田んぼにはそれぞれにクセがあって、土の質も水保ちも全然違います。加えて用水の水利の利便性も違うので、思った通りの水深を保つというのは、なかなか難しいものです。

 1番西にある圃場は1反9畝。水利はものすごく良いのですが、この水口は水圧がかなり変動します。他の水口を止めてもここだけは開けておかないとポンプが過負荷で壊れるので、常に開けてあるのですが、これが高圧になった際にはU字溝から水があふれて田んぼが海になる危険がある場所です。加えて水口から1/3程度までがかなりの砂質で、漏水掛け流しの田んぼです。当然ながら水管理も普通のようには行かず、深水の常時掛け流しという管理にならざるを得ません。

 その次の圃場は3反5畝。この田んぼは粘土質で水利もこのあたりには珍しくU字溝方式ではないので、一度水を張ってしまうと管理がとても楽な圃場です。隣接して5~6畝の田んぼが3枚ありますが、1枚を除いて水利はまあまあなものの、ポンプが止まるとU字溝に水が逆流する田んぼもあって、結構気を遣います。何れも細長い田んぼなので、最初の水入れも大変ですが、大きな機械では両端が深くなってしまうので大変です。道路から急に下がっていて危ないので、ここは一番最後に手植えの田植機で植えています。この一角は台風等で増水すると排水が抜けにくく難儀します。

 6枚目は2反歩の若干台形に変形した田んぼです。ほどほどの粘土質ですが、草(マツバイや匍匐性の畦草)が多くて大変です。

 7枚目は8畝。以前は排水路から逆流するほどでしたが、今は問題なく排水されます。ただ、用水から1番遠いので、水が欲しいときは他の田んぼの水口を止めて一度通水しないとU字溝が乾いているのでうまくありません。ほどほどに任せて管理をすることにしています。

 次は同じとおりの道の向かいに5畝と8畝。どちらも水の便はよいのですが、ちょろちょろと入水しているとすぐに誰かに止められてしまう(^^という圃場です。この5畝の方も草が多くて難儀な田んぼです。8畝の方はやや砂地ですが草1つない田んぼです。

 10枚目は2反5畝。この通りは田んぼ間の段差が80センチもあって、上の田から漏水することもしばしばでしたが、今年は補修をした関係でこれがなくなりそうです。うちの下の田んぼへも漏水が激しかったので、畦塗りをお願いしましたら、ぐんと効果があるようです。この田も草1つない田んぼです。

 11枚目は8畝。1番の砂地田で1日で水が抜けてしまいます。案の定昨日植え代をかこうと行ったら、水がないぞ状態でした。水口を絞っていた状態で、みんなで用水を目一杯に出すと圧に負けて水量が減ったようです。こういう田んぼですから元肥があまり効きません。量は少なくしておいて、田植え1か月半後ぐらいにドカッと追肥して秋までというやり方が良いようです。

 12枚目は1畝。この田は良く穫れます。水も便利がよいし、土質も非常に良いです。送電線の下なので電磁波が影響しているかもしれませんが。

 最後は2反歩。水利も良いのですが、一部だけ水が停滞する場所があり不思議な田んぼです。この田んぼも畦の匍匐性の草には悩まされます。

 というわけで、全部で13枚の大小の田んぼを3日間で代かきと相成りました。今年の田植えは5/5~6+αの予定です。細長い田は翌日以降に手押しの田植機で、1畝の田は例年どおりの手植えとなります。天気が良い(日照よりは風が強くないこと)と良いのですが。

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