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背負い縄

  • 2003年8月15日(金) 00:00 JST
  • 投稿者:
    turbo
■■■■■2003.08.15(金)  一日中雨 背負い縄

盆飾り

 朝から続く雨で、田んぼは15cmぐらいの冠水状態。夜になって小降りになったから翌朝までには少し引いたけど、また雨は同じぐらい降る見込みとか。

 本来は14日の朝に作る背負い縄を忘れたと今日になって母親がうどんを6本茹でた。背負い縄とは14日の早朝に先祖が野廻りをする際に持っていくものらしい。よって14日の午前中は鎌や鍬は御法度である。ケガをするからだという。盆の暑い時期ぐらい休むようにとの先人の知恵が伺われる。

 盆の棚飾りには、真竹を4本立てて、周囲を左綯いの真菰縄で物干しのロープのように縛って、その縄の間に稲穂、ホオズキ、赤マメの莢などを飾る。本来は外に立てたものらしいが、今では室内であるし、棚を作った前側の2本にしか竹は立てない。この真菰縄の上に背負い縄(茹でたうどん)をかける。稲穂、ホオズキ、赤マメの莢などは12日までに準備するが、新盆の年は7/31までに準備しておかないと隣近所は8/1と聞けばやってくるから大変である。ちなみに稲穂は五穀豊穣を願ってものでしょうし(このあたりの出穂は8/5ぐらいなので穂は見える)、ホオズキは「酸漿」の字以外にも「鬼灯」と書くことから提灯の代わりではないかと思う。赤マメは?である。うちでは作っていないのでインゲンが代わりを勤めた。

 16日は送り盆。これもまたお約束で、朝から団子づくりをすることになる。

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