果樹園らしく

 今年で3年目の夏を迎えるブルーベリーの果樹。昨年は木の成長のために試験的にしか実らせないようにしていたので、今年は実質的な初収穫となる。まだ、本格的な収穫の時期ではなくて、早生の品種のものの実が熟してきて毎日すこしずつではあるが、収穫しています。どうもこの実は鳥たちには手頃らしく、大切なブルーベリーを鳥に食べられないように、1月ほど前からブルーベリーの木を覆うようにネットを張りました。このネット貼り、まずは足場パイプなるものを地中に1本ずつ埋めていき、頑丈な金具で組んでいき最後にネットで覆うわけですが、このパイプの重いこと、まあ、これならちょっとそっとの台風でもびくともしないでしょう。人間が入る入り口にはネット付きの扉があり、扉をあけて入るともう1枚ネットがあって、つまり扉が一瞬開いている間に進入されないようにもう1枚のネットで防いでいるわけです。 ブルーベリーの木は同じ時期に苗を購入したもので植え始めのずれはありますが、成長の度合いが品種により違います。また、花の大きさや形葉っぱの色 や形もよく見ると差があります。品種により味にも差があるわけですが、その微妙な差を的確に表現するのはむずかしいようです。 もともと果樹が好きで昔から果樹の木をいろいろと育ててきた主人なのでブルーベリーの木だけではなくて同時期の収穫としてはラズベリー、ブラックベリー(別名木イチゴ)、房スグリ、杏(これはわたしがいたずらで種を蒔いた実生です)があり、もう少し先には桃、プルーン、スモモの木と続きます。気候的には素人のわたしが思うには難しいのではないかと思う紅玉リンゴの木もあり、今年ははじめて?花を咲かせました。果樹園と言ってもけっして広い土地があるわけではなくてなにも使わないでほったらかしていた畑の横の林の木を整理してできた空きスペースにブルーベリーを植えて果樹畑にしたいうわけです。 ブルーベリーの果実は最近ではけっこうお菓子やケーキ、ジュースなどにも使われているのでそれなりの知名度はあるのですが、実の大きさが小さいせいか、それでも品種によってけっこう大粒なのですが(直径1センチはあります、もっとも大きいものでは500円玉ぐらいのものもあります。)、やはりイチゴの大きさ香り色と比べるとまだまだまだだなあという思いですね。イチゴは離れていてもあの甘い香りにはそそられますね。高級果物の代表のメロンもやはり甘い香りがありますね。香りという意味ではラズベリーの方が勝ってますね。大きさの点からは小さいのでたくさん摘む楽しみがあるかなと思うのですが、大きなミカンやリンゴではたくさん摘んでもそんなには食べられないし、持ち帰るのも限度があるでしょうが、ブルーベリーは小さいがゆえにたくさん摘んで食べても飽きないのではとひそかに思っています、また、とても摘みやすいし、小さな子供からお年寄りでも簡単に摘むことができます。すこしずつですが、果樹園らしくなってきました。


きまぐれつれづれ
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