刈り取り後に稲の穂

 田んぼの稲刈りが終わって約1月、田んぼにそのままビニールシートをかぶせたままで放置していた脱穀用の機械ですが、今日ようやく雨でなかったので取りにいきました。軽トラックで行って主人は脱穀用の機械に乗り、わたしは軽トラックで帰ってきました。田んぼに行ってみると、刈ったあとから伸びたお米の稲(40センチぐらい)になんと穂がついているではありませんか。もちろんお米としてたべられる代物にはならないのでしょうが。なんともけなげというか力強いなあとおもいました。 今年、すこしだけつくった赤米、緑米をずっと刈った稲のまま干していたのですが、今日、脱穀しました。機械で脱穀してもよいのですが、あとで機械の掃除も面倒なので。昔つかっていた足踏み脱穀機(と言っても主人が子供のときには既に過去の遺物だったとか)で脱穀しました。幅80センチぐらいでしょうか木できていて脱穀する部分がドラム缶を縦に半分にしたような円柱になっていてお米の穂を脱穀できるような刃がついています。足で踏むとその円柱が勢いよく回ります。刃の部分に穂を置いてやると脱穀ができて下に籾が落ちる仕掛けになってます。きっと、戦争前はこうやって脱穀していたのでしょう。これでは、毎日夜なべなのかなと想像してしまうくらいに時間がかかったでしょうね。今の機械も原理的には同じなのではないでしょうか。


きまぐれつれづれ
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